七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

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『ヒマラヤ 運命の山』 -NANGA PARBAT-  於 ヒューマントラストシネマ有楽町 スクリーン1

1970年 ヒマラヤ山脈ナンガ・パルバット 前人未到の標高差4500メートルのルパール壁に挑んだメスナー兄弟の実話。
兄ラインホルトは生還し、弟ギュンターは帰らぬ人に。山で何が起こったのか、初登攀者は登山隊の誰だったのか・・・


np
(C) Nanga Parbat Filmproduktion GmbH & Co. KG 2009


原作・アドバイスでラインホルト本人が携わっている作品であり、ある意味ラインホルトの言い分とも云えようか。

生き証人とは云え、ひとりの話だけで全てが詳らかになるものではないだろうけれど、
それを踏まえても彼らが参加したヘルリヒコッファー隊のドキュメンタリーとして観ることが出来る。
ギュンターの悲劇へ行き着くまでにどこでどう拙い判断・行動があったのか、
それを検証するような観方をすれば面白いだろう。

しかし自分はそこにあるドラマに重きを置いて観てしまったので、今ひとつ物足りなさが残ってしまった。
端的に云えば 『アイガー北壁』 と見比べていたと云うのが正直なところ。
映画としてあの作品を超えるものがなかった。それがこの作品に対する最も簡潔な印象であり評価だ。

映像は文句なく素晴らしい。おそらく登山具をはじめ、1970年当時のディテールも精緻に描かれているのだろう。
これが既に自分が生まれていた時代のことであり、登場する人物の行く末も含めてリアルに感じられたのは良かった。
確かにラインホルトの凄まじい下山までの行程は見応えがあった。
それでも、 『アイガー北壁』 にあった、大自然に打ちのめされる疑似体験が少しだけ希薄に感じられたのは、
これはラインホルトの言い分なんだと云う思いが、どこか頭の隅に引っ掛かっていたからなのだろう。
 
 
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  1. 2011/08/22(月) 09:44:15|
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