七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

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『 特撰花形落語会 』 喬太郎・三三 二人会 於 かめありリリオホール / 平成二四年二月一〇日

子ほめ / 市也
初天神 / 喬太郎
鹿政談 / 三三

仲入り

締め込み / 三三
寝床 / 喬太郎


外出から戻って報告のメールを書いて送信、バタバタと後片付けをして地下鉄の駅へ。
目の前で行ってしまったのが多少時間は多くかかるが乗り換えが一回で運賃も安上がりなルートの最終便。
次の地下鉄に乗っても間に合うが、乗り換えが二回になり運賃も割高なルート・・・だがまだ間に合う。
乗り換え乗り換え、漸く千代田線。後ろの電車が遅れているとかで途中駅で時間調整、なかなか動かない。
遥々やって来て見れば千代田線の外はJR亀有駅・・・亀有は何度来ても一眼国くらいナゾの町である。
なんとか間に合って開演2分前に着席、通路際の席だったので人に迷惑をかけることもなく開演。

市也が悩ましい。 贔屓の辰じんと共に二ツ目昇進が決まっている。
辰じんよりは二ヶ月ほど先輩にあたるが、彼はどうにも今ひとつだ。
滑舌が悪いと云うか、“さしすせそ”が言えていない。
引き合いに出すと、最近TVやラジオに出ている流通ジャーナリストの某氏と同じタイプ。
所謂、舌が長いと云おうか舌のしまい方が不器用と云おうか・・・
これは身体的な特徴かも知れないので言及しづらいのだが。
気をつけて直るものなのかどうか・・・手立があるなら何とかなると良いのだが。

喬太郎一席目は「初天神」。 師で聴くのは初めて。
金坊も親父も叫びまくる。ここまで来ると雄叫び合戦である。師はこれからもずっと雄叫ぶのだろう。 
噺は団子屋の件でサゲて凧揚げのところはやらず。 本日はトリなので一席目は程々と云う塩梅か。
最近では雲助の 「初天神」 が印象深い。 正月初席での小三治は云うに及ばず。
前座噺の範疇に入るだろうが、この噺の難易度は高いと思う。
かなり賑々しい遣り方ではあったが、それを掛けた喬太郎の取り組みにかなり満足度は高かった。
何と云っても師の古典はこれが今年初であった訳で、ちょっと人心地つけた感じである。

三三の 「鹿政談」 は先日の中野での独演会に続いて。
まくらも師匠小三治や歌丸と回った九州興行についてと同じ内容。
師匠と一緒の興行でトリを務めたことがよほど印象的だったのだろう。
話す師の様子が照れながらも嬉しそうである。 暫くはこのまくらをあちこちで話すのだろう。話して良いよ。
今回の 「鹿政談」 は、中野の時のように奇妙なタイミングでの笑いは少なかった。
堪能具合と云う言葉があるかは分からないが、今回は前回より堪能出来た。
会の全般で拍手の沸く場面が多かったが、噺家の流れを邪魔するかどうかギリギリの線だったように思う。

「寝床」 はどちらかと云えば好まない噺だ。 幾つかの件での遣り取りがくどくて性に合わない。
以前聴いた喬太郎の 「寝床」 は旦那の義太夫が始まってからの大騒ぎの件がかなり賑やかだった記憶がある。
座布団の上で跳ね上がって大暴れ、それを見て会場が大喜びして沸いているのを見て逆に引いてしまった。
今回も全体の遣り方はほぼ同じであったが、
長屋の住人に三三の一席目 「鹿政談」 の豆腐屋与兵衛や、「芝浜」 の魚勝を出すなど、
客を悦ばせる入れごとが効いていて会場を存分に沸かせた。
そのまま弾け飛んでしまうかと思われたが義太夫の件での大暴れは気持ち抑え目、
個人的にはこれ位が良い加減と思われる感じで納まった。

喬太郎の古典を楽しみに足を運んだ会であったから、二席とも古典であった点は満足であった。
二席ともかなり元気な噺だったので、師の大声量に中てられた感は無きにしも非ずだが・・・

追い出しを聞きながらエレベータに乗り込み会場を後にする。
地上階はイトーヨーカドーの店舗内を抜ける。 なかなか白ける動線である。
JRだか地下鉄だか良く分からないと喬太郎も言っていたホームから亀有の町を見下ろして大手町経由で直帰。
この晩は酒をやらずに遠出の準備、夜中の二時過ぎには車を出して一路 中央道へと舵を切ったのであった。
 
 

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  1. 2012/02/13(月) 12:31:21|
  2. 演芸など
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