七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

『 J亭落語会 月替わり独演会 春シリーズ 』 白酒独演会 於 JTアートホールアフィニス / 平成二四年四月二七日

たらちね / きょう介
だくだく / 白酒
お茶汲み / 白酒

(仲入り)

悋気の独楽 / 遊一
火炎太鼓 / 白酒


少し間が空いてしまった。
実際に書いているのは5月4日だが聴いた翌日の日付でUPしよう。

連休前夜、仕事と遠出の準備を慌しく済ませて虎ノ門へ。
入場前にコンビニにて缶コーヒーを購入、
ホワイエのドリンクコーナーでまともなコーヒーが飲みたかったが時間がなかった。
座ると同時に開演と云うタイミングで入場。

きょう介は以前聴いた噺で与太郎がなかなか良い雰囲気であったが、
演目が変わるとちょっと様子が違うようで。 もうちょっと切れが欲しい。

変則で仲入り前に白酒が二席遣った。
「だくだく」 はなかなか師のコミカルさが効いていて相性の良い噺の印象。
「お茶汲み」 は花魁のスレた感じがまた師のシニカルな持ち味に合っていた。

日にちが経ってしまうと遊一の記憶が殆どない。

「火炎太鼓」 は相変わらずのスピード&グルーヴ。
くすぐりを若干変更して時事ネタを盛り込む。

今回はまくらも総じて時事ネタであった。
政治がらみの話も師がやると変に見識ぶった批評にならず、
一庶民の素直な感想でありながら視点にひとつ光るものがあってユニークだ。
全般に毒舌が常だが、この調子も歳相応なところが良いのだろう。
あと何年通用するか・・・この世間を揶揄したお喋りも歳を取って来るとただのぼやきになりかねない。

シリーズ開始の三人会の時と同じく、
会場の印象、ライブ過ぎる音と高過ぎる天井でどうもしっくり来ない。
既に取ってある三三の独演会以降は、チョイスを避ける会場になりそうだ。

最近になって選ぶ落語会を会場の小さなものへ より重きをおこうかと思いつつある。
小三治などのホール落語は致し方ないとして、今後は小作りな会を積極的にチョイスして行きたい。
噺を聴く上で、自分なりに限界と思える高座との距離感が出来てきた気がするのだ。


以前、この会場の中央の川が椅子が整列していると書いたが、今回改めて見ると千鳥配置であった。
ここに訂正して、該当記事にもその旨注釈を入れた。
 
 
スポンサーサイト
  1. 2012/04/28(土) 00:00:00|
  2. 演芸など
  3. | コメント:2

“ 一口 ” と書いて “ ひとふり ” と  - EUFLEX Infante 7'6" #4 -6pieces & ORACLE Classic BABY TROUT DP -

二月中旬に解禁となってふた月ちょっと経ったが、未だに入渓なし。

今季はなかなか川へ赴く機会が作れなかった。
春のことをすっかり忘れて落語を入れ過ぎたのも正直なところだ。
しかし ふらっと 夕方から出掛けられる落語と違って、残念ながら川は遠い。

まぁ どう書こうと言い訳でしかないのだが。

連休、漸く渓流へ入る。 何だかんだで道具はピカピカの新品が揃ってしまった。
貰い物、借り物で済ませた昨シーズンだったが、今季は自分のやりたい方向で一式揃えた。


240426


この一口 帯刀し、いざ行かん。

釣果は如何に。

相当に弱気であるが、今季はフライで何とか格好がつくようになりたいものだ。

まだ毛鉤を巻く手も心許無い新米だが、これは遊びなのだ。

真剣に楽しんでいれば、やがて素晴らしき郷へ辿り着けるだろう。

と、自らに言い聞かせつつ・・・。

兎にも角にも、連休は澗声に包まれて清冽なる雪代の匂いを肺いっぱいに吸い込んで来ようと思います。


などと云いつつ、連休前夜は相も変わらず落語なんだけどね。


  1. 2012/04/26(木) 13:36:50|
  2. 道具のたぐい
  3. | コメント:0

『 よってたかって春らくご '12 21世紀スペシャル寄席 ONEDAY 』 昼の部 於 よみうりホール / 平成二四年四月二一日

無筆手紙 / 市助
雛鍔 / 三三
長屋の花見 / 鯉昇

(仲入り)

権助魚 / 兼好
竹の水仙 / 喬太郎


先日、訛りの強い登場人物は苦手だと書いたが、権助は何故か憎めない男だと思った。
兼好が遣ったからだろうか。

喬太郎に対する物足りなさは何なのか・・・会場は受けていたのに。
 
 

  1. 2012/04/23(月) 23:59:05|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

『 人形町 噺し問屋 その30 』  兼好独演会  於 日本橋社会教育会館8階ホール / 平成二四年四月一六日

牛褒め / 昇也
湯屋番 / 兼好
真田小僧 / 由瓶

(仲入り)

小間物屋政談 / 兼好


仕事で日曜からの徹夜明け、15時に店仕舞いして仮眠を取る。
18時前に目が覚めて探し物などグズグズしているうちに開演時刻が迫って来た。
茅場町の駅に下りた時点で8分程しかない。 早足、早足。 会場に入るとまだお囃子が聞こえる。
間に合ったと思ったが、受付で婆さんがひとり、お連れが木戸銭を払ったかどうか分からないと愚図愚図。
当日清算の会ならではの光景だが、もう始まるよ婆さん。
それでも取り敢えず払っとくからと受付の兄さんに二千円パッと渡したからまぁ由としよう。
こちらはエレベータの中から二千円握り締めている。
名を告げ券をサッと受け取りホール扉へ向かう途中で、ご挨拶で登場した兼好の声が聞こえて来た。
恒例のご挨拶の中、席へ滑り込む。 その前に勘違いで別の席の人に席番を確認する粗相をしてしまった。
ゲスト由瓶とのオープニングトークを聴いているうちに、こちらの気忙しさもやがて落ち着いて来た。

開口一番は前回の “ 噺し問屋 ” 同様、昇也。
この人は話し方がとても流暢だ。 だが過ぎるところがあるのか、噺の内容がスゥと身体に入って来ない。
喋るのは達者だが話しに生身の温もりが足りないとでも云おうか・・・まだ判断がつかないのだが。
総じた様子は好みの前座さんだ。 これからも気にかけて行こう。
ゲストの由瓶は上方の噺家。 上方はどうも苦手である。
そして師はどこか白鳥に似た雰囲気を醸し出しているし、色々な意味でシックリ来ないのであった。

兼好、一席目。まくらでは宮家を創設すれば年間維持費は3,050万円かかるそうで、人品を保つには金がかかると。
金持ちなら人品が伴うかと云えば鳩山みたいな人騒がせもいる。しかし憎めないのが若旦那と進めて 「湯屋番」。
噺の若旦那は妄想癖もここに極まれり、とにかく幸せな男。 これだけ妄想で恍惚となれれば人生楽しかろう。
しかし案外、世間はこうした妄想を日々繰り広げている暇人によって平和が保たれているのかもしれない。
いや、男をそう云う妄想に駆り立てる いい女の存在が世界平和を担っているのだなと、
もういい歳の四代目若旦那である自分はおめでたく結論づけるのであった。

二席目は袴を着けて登場。 侍噺か政談ものか講談か・・・で 「小間物屋政談」。
仲睦まじい夫婦、背負いの小間物屋 亭主小四郎と妻 お時。
小四郎が上方への出稼ぎの道中に小田原宿で客死したと勘違いされ縁が切れる。
実際は箱根へ向かう道中で追い剥ぎに遭った同じ小間物屋ながら大店の主人 若狭屋甚兵衛を助けて、
小四郎が自前の着物を与えた後に甚兵衛が件の宿で客死したのが間違いのはじまり。
人違いで後家になった格好のお時を、世話焼きでせっかちの大家が小四郎の親戚筋とくっ付けてしまう。
そこへ小四郎が戻って来たから女房と家を盗られたと騒ぎ出し いざこざの末、お白州でお裁きを受けることに。
大岡様に問われてお時は、毎日位牌に手を合わせて心の整理もつけてしまったし、今の亭主も優しいからと。
もはや よりを戻す気はないと小四郎を落胆させる。それを聞き入れ大岡裁きは小四郎へ実際に死んでしまえと。
ギョッとする言葉から続けて、助けた甲斐なく客死した甚兵衛の残された妻が店と使用人を持て余す故、
甚兵衛に成り代わり店と妻を引き受けないかと持ちかけ、後家も亡夫の大恩ある優しき人に異存はないと言う。
そこで小四郎、改めてふと見ればこの妻、歳は二十三にしてその美しいことと云ったらない。 どえらい別嬪。
女房・家のことなど吹っ飛び、お裁きに感謝々々。“ ご恩は背負い切れません ” で “ もう背負わんで良い ”。

悲劇のち喜劇のような噺だが、これを聴くと夫婦の絆なんてその程度のものかと思う節もある。
ここには江戸の頃の死生観も含まれていようし、男女の仲の割り切りのようなものも表れているのかも知れない。
女は夫の死を嘆きつつも、今優しくしてくれる生身の男がいればそちらに情が移るもので、
男の欲は保って来た体面体裁より、いい女と財産が目の前にぶら下がればそちらに靡くものだと云う、
人の業とでも云おうか、シニカルなエッセンスがこの噺には含まれている気がするのであった。


  1. 2012/04/18(水) 15:00:13|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

『 春 』 三三独演会 於 なかのZERO 小ホール / 平成二四年四月一三日

粗忽長屋 / 歌太郎
大工調べ (通し) / 三三

(仲入り)

御神酒徳利 / 三三


先週月曜の朝、ズキッと来た頭痛が日増しにひどくなり お医者に行ったのが前日(十二日)のこと。
その際 血圧が少し高いようなので暫く測ってみるようにと言われた。
早速翌日(この日)から朝イチで実家に寄って測ることにした。 のだが、一度で面倒になってしまった。
血圧を測るのがではなく、いちいち血圧計のある実家へ寄るのが。である。
そこで早速、外出に寄り道してヨドバシで手首に巻く小さな血圧計を購入。 もう立派なオジサンである。

そんな頭痛持ちのまま中野へ。 前日の三三の 「口入屋(引越しの夢)」 は物足りなかったが今宵はどうか。

一席目、まくらは自身の名の由来から入り、江戸っ子三代の代表格と云えば大工と流れて 「大工調べ」 へ。
与太、棟梁 政五郎、長屋の大家の演じ分けがなかなか良い。 棟梁と大家の遣り取りで聴かせる。
その二人の遣り取りを聴きながら この因業大家と棟梁 政五郎の立場の違いを、ふと考え巡らせるに至った。

噺の筋から大家は たな賃の取立てに厳しい情の薄い人物として描かれ、
棟梁は配下を思い遣り情に篤い人物だと容易に想像することが出来る。

大家はその昔、浴衣一枚 寒風の中 舞台となる界隈に転がり込んで来た流れ者である。
しかし色々と苦労と倹約、時の運も引き入れて長屋持ちとなり やがて町役人にまで就くに至った人物でもある。

一方 棟梁・政五郎は親の代からの大工。 噺の筋から父親も腕の良い棟梁であったことが窺える。
恐らく幼少から棟梁大工の倅として大事に育てられ、職人に囲まれ跡継ぎとしての自覚があったことだろう。

社会的立場としては成り上がった大家と、大工の身分ながらひと角の職人の家で跡目を継いだ棟梁。
少々、世間での苦労の仕方に開きがあることは少し考えれば想像に難くない。

与太が滞らせた たな賃の端数、八百文を棟梁が 「たかが八百」 と口走って大家の気分を損ねるのには、
それなりに二人の氏素性の違いがあってのことなのが、その後の棟梁が啖呵を切る場面で詳らかになる訳である。

大家はかつて寒風に身を凍えさせながら金の大切さを身に沁みた時期があり、
金勘定に細かく因業と陰口を叩かれてもそれに執着するだけの背景と事情がある。
町役人となって社会的立場のある人物となるステータスにも拘りと矜持があったことだろう。

片や政五郎は腕の良い父親の跡目を継いで、先代にも勝ると言われるまでに修練してきた職人である。
誰の前に出ても後ろ暗いものはなく大工一筋、誠実に生きて来た男だ。
配下に大勢の若い大工を束ね、それぞれをひと角の職人として仕上げてやらねばとの思い遣りと責任感も強い。
正しく生き、正しく生かせる為に日々を努めていると云う自負がある。

そんな二人がふとした言葉の綾からそれぞれの立場の違いを譲らず、お白州まで喧嘩を持ち込むに至ってしまう。
これには滑稽でありながらも江戸庶民の実直さとか不器用さとか云ったものも一摘み振ってあるのではなかろうか。
この噺を聴きながら、今回初めてそんな風に思い至ったのだった。

そうやって双方の立場を贔屓目なしに見た時、御奉行のお裁きは少々大家には手厳し過ぎるのではないかと。
噺としては、たな子として弱い立場、老母養い難き与太が裁きで良き目にあうところがカタルシスなのだろう。
しかしそこで活躍した政五郎、「調べをごろうじろ」と御奉行を前に悦に入っているだけで本当に良いのかと。
その後の大家とのつき合いにも思い至らせての、“ 細工は流々 ” と行かなくてはだめなのでは、ござんせんかと・・・。
 
 

  1. 2012/04/17(火) 19:08:14|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

『 J亭落語会 白酒・三三・一之輔 月替わり独演会 』 スタート三人会 於 虎ノ門JTアートホールアフィニス / 平成二四年四月一二日

狸の札 / 辰じん
ふだんの袴 / 一之輔
お見立て / 白酒

(仲入り)

口入屋 / 三三
粗忽の釘 / 一之輔



朝から外出の用事が幾つも重なり、そこそこ疲れてからの運びとなった。
虎ノ門駅を出てまずコンビニを探す。 すぐにローソンが見つかった。
無糖コーヒーと小さなチョコ菓子を買って会場へ。 疲れもあって今回は寝ないよう食事は控える。
JTアートホールアフィニス、名は聞く会場だが今回初めて。
“ アフィニス ” とは “ 花たばこ ” の名らしい。 それにしても立派な建物だ・・・煙草屋め。

2階ホールへ上がるとホワイエは案外さっぱりとした作り。ドリンクコーナーがあった・・・コーヒー飲めたね。
(JTの)缶コーヒーを飲んでからホール内へ。 典型的シューボックス、天井が高い。 音楽専用かな。
手を叩いて残響を確かめたいが怪しまれるので我慢したものの、これは相当ライブなのではなかろうか。
落語会に使える会場なのか懐疑的になる。 スピーカーが後席へ向けて2組4本立っている。
三三がまくらで説明していたがスピーカーにはディレイをかけていたらしい。それでもライブだった。

座席は三つの川に分かれていて今回は上手側の後方寄り右端、ホールの隅だ。
高座が結構遠く端っこだが、それほど悪いとは思わず。 椅子の座り心地も悪くない。
両側の川は椅子が斜め配置なので気持ち千鳥で前席が気にならないのも幸いしている。
実際、開演後に中央の川のお客を見ると整列配置のため前が見辛く体を傾げている人を何人も見かけた。
( ※ 中央の川が千鳥配置なのを後日確認。体を傾げていたのは別の原因と思われます。 2012/05/04 追記)

さて開口一番。 下座から辰じんが出て来てひとり快哉。 前座から楽しめ得をした気分になる。

それにしても予想通り音がライブだ。 やはり天井高過ぎだろう。 音響で何とか抑えている感じ。

一之輔登場。 去年は志らくだった空席にお呼びがかかったと。
白酒・三三と志らくの企画は面白いが、取り合わせとしてどうだろうと思う節もある。
志らくが辞退したのはその番組もあろうが、このホールと落語の相性もあってのことではないのか。
尤も、その後 志らくがここで会を開いているか否かも知らぬ上での邪推だが。

「ふだんの袴」 は初めて聴く噺。 先に書くと今回の一之輔は今まででいちばん笑った。
披露興行の合間に良い気晴らしをしているのではと勘繰ってしまった。
施設がJTだけに二席とも煙草を吸う場面でしみじみと煙管の眺めつつ、“JT・・・”と呟くくすぐりも師らしい。
個人的には世評に比べ一之輔の面白味を捉え切れていない。巧いと思うが諸手を上げて、ではないのだ。
しかし今回の二席は、これから徐々に印象が変化して行くかも知れないなと云う予感がした。
少し一之輔の魅力が増した。 そんな一夜であった。

白酒と三三については二席遣った一之輔に花を持たせた感じ。 高座については演目の好みも含めて割愛。
(※備忘録: 今回 「 口入屋 」 で演目書きに上がったが、以前は同じ噺が 「引越しの夢」 であった。)

お開き後は虎ノ門からも 1km 少々の新橋は美人マスターの店へ歩いて向かう。
店への階段を上がると丁度若いサラリーマン二人が入って行くところ。
タッチの差かなと思ったらやはり満席になってしまった。
二人連れと云うより どうやら先客の待ち人だったようで、いずれにしても門前払いだったようだ。
代替と云っては失礼だがダイバーの溜まり場へ。 丁度お賑わしい一行が居たが、巧くかわしてカウンターへ。
今夜はどうしても大蒜のパスタが食べたく我が儘を聞いて貰い、若干イメージと違ったが美味しく頂く。
長い一日で疲れもあったので、大瓶一本で切り上げ早々に帰宅。
なかなか良い夜であったが気分は美人マスターの味濃い目パスタだったので、それが心残りと云えば・・・であった。
 
 
 ※ 蛇足ですが、前回記事の末尾に言い訳を追記しました。 自己満足ですが衷心まで。
 
 
  1. 2012/04/13(金) 12:25:31|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

小三治独演会 於 アミューたちかわ / 平成二四年四月七日

鯛 / はん治
小言幸兵衛 / 小三治

(仲入り)

初天神 / 小三治

立川駅構内 “ 奥多摩そば ” の名物は おでんそば。 おでんタネが載っている温そばである。
さつまあげがもっともポピュラーだが、今回は がんもどきを選んだ。
通常 がんもどきは二つ載るが、今ひとつしかないので代わりにタマゴで良いかと店のおばちゃんに訊かれる。
ふと 生卵を思い浮かべて頷いたが、考えてみれば おでんなので ゆで卵なのであった。
これなら がんもをやめて さつまあげが良かったと思いつつ、粉っぽい黄身で汁を濁して そばを啜ったのであった。

春の立川の小三治はこれで三年目。 この会は恒例としたい春の行事だ。
落語を聴き始めたのが平成二十一年六月なのでその年の立川は行っておらず、翌春からの三度目である。

駅を出ていつもと違う角を曲がったために、さして難しい順路でもないのに行き先を見失ってしまった。
携帯の地図で場所を確認しながら会場隣の立川合同庁舎裏にある、とても大きな駐車場に辿り着く。
見れば見事な桜である。 駐車場の四周を大きな桜の木がずらりと囲んでいて、今まさに盛りを迎えていた。
一瞬見惚れるが、開演時間が迫っていたので道を回り込んで会場に駆け込んだ。 開演まで5分なかったと思う。

緞帳が上がると拍手が沸く。 お目当て登場と勘違いする人が多いのか、小三治の会では暫し見られる光景だ。
小三治以外 普段は落語を聴かない人も多いのだろうか。十代目小三治・協会々長は落語界を超えて有名人なのだ。

開口一番は はん治、「鯛」。 三枝がつくった噺らしい。
登場するのは生簀の鯛。 人間が出てこない珍しい噺だった。

お目当て登場。
桜は咲いたがまだまだ寒いとぼやく。
昨晩、住まいのある高田馬場近くの神田川へ桜を見に行ったが、車の外気温計が8℃だったと。
昨晩(六日)と云えば自分も菊六を聴いてゴールデン街で飲んでから徒歩での帰途、神田川の桜を見ている。
十代目が車を止められる場所を選んで桜を愛でたとすると、
恐らく自分が見た場所と同じ辺りなのではと想像し親しみが湧く。
勿論、こちらは夜中の1時を回った頃の話なのでニアミスはなかった訳だが。

寒さのぼやきから政治のぼやきへ話題は移り、噺は 「小言幸兵衛」。
そしてまたしてもやってしまった。 おでんそばがこなれて来て睡魔が襲って来たのだ。
いい塩梅のテンポでぼやく幸兵衛の声に瞼が重くなる。 必死になって抵抗して噺にしがみついて聴いていた。
個々の可笑し味はコツコツと拾い上げて楽しんだものの、途中からそれは断片的な笑いでしかなくなっていた。
「小言幸兵衛」 と云う噺全体での小三治ワールドについては明らかに聞き逃していた。
これは先日の雲助の比ではない悔しさが残った。
断片的な記憶からもこの日の 「小言幸兵衛」 は、日の浅い落語聴きの印象でもかなり良かったと思えたからだ。
十代目小三治を半端聴きしてしまったと云う悔恨は、その時より後になってジワジワと自分を落として行った。

これではいかん。 せっかく聴きに行くのだ。
今後は落語前の食事や前日の睡眠などにもっと気を配らねばいかん。
大袈裟なようで当たり前でもあるのだが、これからはそこに気をつけねば行く意味がないとさえ思うのである。
今回の悔しさを忘れぬためにも、少し大仰に書き記した備忘録としてこの気持ちを残しておこう。

そしてまたどこかで小三治の 「小言幸兵衛」 が聴かれますように。  神様おねがい。 

 ※ 神様にお願いするのは筋違いですね。 小三治おねがい。 (4/13追記) 
 

  1. 2012/04/11(水) 12:39:18|
  2. 演芸など
  3. | コメント:2

『 新宿落語ナイト 』 菊六独演会 於 道楽亭 / 平成二四年四月六日

鮑のし / 菊六
長短 / 菊六

(仲入り)

崇徳院 / 菊六


仕事の切りが良かったので早めに事務所を出て原宿の Patagonia 渋谷店へ。
中間季用のジャケットを探していて Better Sweater Jacket が目に留まったので見に行く。
色は Stonewash、普段使いに良い色なので即決。 手持ちのHAGLOFS のフリースが着回ししにくかったのだ。
Amazon.com だと輸送料を含めて恐らく $170 前後、差額3,000円前後だろうから国内定価で買ってしまった。
Patagonia は日本で高い。 癪に障るがたまに欲しいモノの代えが他になくて選んでしまうのが悔しい。
明治神宮前から副都心線で新宿三丁目へ戻り、ハンズへ寄り道してから落語前に信州屋で鴨せいろを手繰った。
随分安いと思ったら鴨は挽肉だった。 まぁそんなものだろう。

三月中旬の前座の会以来の道楽亭、二度目。
今回改めて店のマスター(いや落語会の時は席亭か)を見て、
あちこちの落語会場でよくお見かけする人物であることに気づく。

客は25人位、ほぼ満席。 前回より早めに入ったので前から二列目の通路脇の良席を確保。
刻限となり菊六が暗幕で囲まれただけの楽屋スペースから登場。 狭い高座へ身を縮めて上がる。
間近で見てもこの人は清潔感がある。 そして老成すら感じる落ち着きを纏っている。
挨拶のあと、まだのお客様がいらっしゃるので少しお喋りをとまくらへ。 小さな所帯ならではの時間の流れだ。

やがて頃合、「鮑のし」。 よくある熨斗の由来でやり返して途中でサゲる遣り方。
菊六曰く、師匠・圓菊がこの先は詰まらないからオレは遣らないと言って教えてくれなかったそうだ。
なので自分もここまでしか出来ないのですと飄々と解説、もっと長いお噺ですがとお断り。

そんな訳で長講二席と行かないので短いところで 「長短」 を遣りますと続けて二席目。
個人的に 「長短」 は長さんの遣り方で好き嫌いが分かれるのだが、
菊六のそれは匙加減が程よく、長さんが愚鈍ではなく良い感じののんびり屋であった。
この長さんの気長なところを大げさに誇張して語尾を伸ばして喋ったり、
饅頭の食べ方などを奇妙なスローモーション風に演じて単に汚らしく見えてしまった噺家も記憶にある。
逆に過去聴いた中では小三治の長さんがとても好印象であったことを思い出す。

仲入り後 「崇徳院」。 先日扇遊で聴いたのが初の生高座だったが続く時は続くものだ。
菊六らしくシンプルで妙なくすぐりもなし、崇徳院の歌に纏わる若い男女の出逢いの顛末から、
三軒長屋の熊さんが江戸中をドタバタとお嬢さんを探し回るところまで、
口舌巧妙にこちらのイメージを十分に引き出してくれる。
身振り手振りをガサガサやらないところがこの人の良いところ。
特に道楽亭のような小さな函ではその特長が冴えるような気がした。

なかなか満足度の高い会であった。 お開き後の打ち上げは今回も不参加。
以前は高座でもニコニコしていた菊六が最近はあまり表情を崩さなくなったあたり、
酒を飲みながら探求してみたい気もしたが、それはまたの機会に。
今回は桜の候だったので一杯やる前に花園神社の夜桜を撮りたかったのだ。
暫し夜桜を見上げてからゴールデン街のポニーで一杯。
ここで飲んだら歩いて帰るのが最近の通例、途中柏木界隈にて神田川沿いの夜桜を再びカメラに収めて帰宅。
まだ寒さが身に沁みつつも、春爛漫の夜であった。
 
 
  1. 2012/04/09(月) 14:17:28|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

ある日、森の中・・・ -大信溶接工業所製作 熊除け鐘-

昨年六月に信州新町のイソGハウスへ遊びに言った際に、それは他の魅力的なガラクタと共に机上に転がっていた。
手に取ってみると予想外に良く通る大きくて高い音が出た。 なかなか良く出来ている・・・欲しい。
イソGに訊くと以前買ったものだが記憶が曖昧だとのこと。 いろいろ調べたがついに見つけることは叶わなかった。

それが先日のこと、イソGから製造元の連絡先が出て来たとのメールが。
それを元に漸く見つけたネット情報は5年前と古く、現状が分からないので過度な期待はせず直接電話をしてみた。
技術職人を想起させる男性が出て、現在も作っておりコレクト便(代引き通販)で対応しているとの回答。
ダメ元だっただけに嬉しい誤算、予備も含めて二つ送って欲しいと頼むと翌朝には荷物が届いた。
初めて見た時から約十ヶ月。 随分と探し回って諦めかけていたが、突然に呆気なく手に入れることが出来たのだった。


bell
ホイッスルは大きさの比較のため撮影、付属品ではありません。


熊鈴、熊除け鈴などと呼ばれる。
これは鐘が衣服等に触れて鳴りが鈍くならぬように同材の円筒外殻がついている。
使わない時には中にぶら下がって鐘を鳴らす舌(ぜつ)にビニル製のカバーをして消音出来る。
真鍮と何かの合金らしい。 明言はされていない、企業秘密と云ったところか。
音は高く音量もそこそこある。 唯一のネット記事によれば熊が嫌がる音の波形とあるが、如何なものか。
これとカウベルタイプを併用すれはチリンとガランで按配が良いかなと思っている。

熊鈴は他人様に忌避される代物でもある。
確かに熊など出そうもない場所で絶え間なく音を出されると興醒めであることには自分も意見を異にしない。
静寂や自然音に身を置くことを楽しむ人々にとって、チリンガランと騒がしいのは確かに頂けない話だ。

自分が主に使うのは道なき源流部へ入る時。 別荘付近では熊が出たためしがないので必要ない。
逆に目撃情報や警告看板があれば町外れのエリアでも携帯している。

ただ出没情報の有無に関わらず、知らない流域に入る時は鳴らしたくなるものである。
こと渓流に関しては登山道と違って他人の迷惑になるケースが少ないこともある。
何処から鈴の音がすれば先行者が居る証でもあり、釣り人同士のアピールになる一面もあろうかと思っている。

しかし川で実際どこまで鈴の音が届いているのか判然としないこともしばしば。
熊は聞き慣れぬ音を嫌がる説を信じれば、空のPETボトルをベコベコ鳴らす方が効果的とは我がマスターのご意見。
このベコベコ音、確かにインパクトがあるのだ。

結局何をやっても遭う時は遭うだろうし、熊鈴もホイッスルも爆竹もカウンターアソールトも渓流鉈も、
熊と対峙するための道具と云うより心用意とでも云おうか、リスクへの決意表明みたいなものだろう。

気づけば四月。
なかなか釣りに行く時間が取れないが、今季は春も遅いしスロースタートにあまり焦りは感じていない。

でも、そろそろ谿に立ちたいのも、本音。


  1. 2012/04/04(水) 11:08:38|
  2. 道具のたぐい
  3. | コメント:0

『 人形町らくだ亭 第四十一回 』 小満ん・雲助・左談次 三人会  於 日本橋公会堂(日本橋劇場) / 平成二四年四月二日

穴子でからぬけ / きょう介
町内の若い衆 / 左談次
お富与三郎より 玄冶店 / 雲助

(仲入り)

お富与三郎より 稲荷堀 / 小満ん


地下鉄で空腹を覚え何か腹に入れてから向おうと。
茅場町の小諸そば、入る際に目についた春盛り天そばを頼む。
人様の手繰るもりを見て、そちらにしておけば良かったか。 あまり入れると眠くなりそうな気がした。
春の天ぷらはキスとアスパラが一つずつ、桜海老とスライスした筍の掻揚げが載っていた。
やはり もり一枚で良かったかと思いつつ、季節の天ぷらは立喰いにしては美味かったのだった。

先の年越し頃から、行った落語会について御通家や諸先輩の落語好きがどんな感想をお持ちかと、
落語に関する記事が書かれている人様のブログを探して幾つか読むようになった。
そうした中でよく目にする落語会が “ らくだ亭 ” だった。

小満ん・さん喬・雲助・一朝・志ん輔の五人がレギュラーとなり、
うち誰かがゲストを交えて番組を構える体裁を取っている珍しい落語会が らくだ亭だった。
香盤順でいちばん上の小満んだけ聴いたことがないが、他の師はいずれも好きな噺家ばかり。
取り敢えず一度足を運んでみようと直近の会として券を手に入れたのが今回、
丁度未聴の小満んも出るので良いタイミングだった。

・・・良いタイミングだったのだが、やはり春盛り天そばでの満足がいけなかった。
左談次までは何ごともなく楽しく聴いていたのだが、
雲助が上がって 「玄冶店」 をはじめて暫くするとスゥと意識が目の奥に引っ込み始めた。
これは気を張らぬと堕ちるぞと身構えた。 身構えたのだが、そこからが睡魔との闘いである。
ふと気づけば目を瞑っている。 いかんと背筋を伸ばし、再び雲助を睨みつけるように目力。
それを繰り返すうち、やがて雲助の高座姿は記憶にあれど噺の中身が全然入って来なくなってしまった。
なにしろ師の美声でゆっくりとした語り口である。
噺が進んで凄みが増すごとにその声は低くなるばかり。 こちらを眠りの中へと引き擦り込んで行く。
結局、内容の三分の一位しか把握出来ずに “ お後は小満ん兄さんへ ” となってしまった。

仲入り後に初聴きの小満ん。
雲助の芝居がかった趣向は自分には到底出来ませんし、元々仕込みが違いますのでお後お気楽にと 「稲荷堀」。
さすがに仲入りでひと息入れ眠気は飛んだものの、噺の方も 「玄冶店」 その後と云った運び。
地噺のように淡々と続きを語る小満ん。 比して芝居っ気がないのは今回の趣向か、曰く仕込みの違いか。
雲助の芝居がかった 「玄冶店」 の件で山場は終わっていたか、いや 「稲荷堀」 もなかなか・・・
しかし先の肝心なところで舟を漕いでいたのだから、我が堪能度は言わずもがな。 であった。

どうにもしくじった感じいっぱいで会場を後に。
茅場町までの道すがら目に留まった明るく光る和食処の看板に吸い寄せられ、小さな階段で二階へ上がる。
飛び込みで入った店の料理はなかなか美味かったが、
椅子席と座卓ばかりでカウンターのない様子からも一人飲みにはちょっと不向きだったか。
どれも結構な量で全部平らげるのに難儀。 結局、たっぷりあった鶏皮のポン酢和えは残してしまった。
一見の店でもあまりハズすことはない、なかなか丁寧な仕事で美味かったが今回は量が合わなかった。

店を出て駅までの道すがら、再び気になる店を発見。 看板には地鶏と焼酎とある。
ちょっと洒落た店構えの大きな窓からはカウンター席も見受けられた。 次はここかな。
 
 


  1. 2012/04/03(火) 14:35:47|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

『 人形町 噺し問屋 その29 』  兼好独演会  於 日本橋社会教育会館8階ホール / 平成二四年三月三〇日

雑俳 / 昇也
花見酒 / 兼好

(仲入り)

アコーデオンライブ / 遠峰あこ
付き馬 / 兼好


兼好独演・噺し問屋、二度目。
前回と同じく(と云うか恒例なのだろう)開口一番の前に兼好自ら前説のようなスタンドアップトーク。
地方興行で見る面白い看板の話。 町村の掲げる看板でその規模やセンス、落語の受け具合も分かるとの説が面白い。
そしてタクシーの窓から見た看板が “お食事処古今亭” “ラーメン円楽” “日本料理正蔵” と来て、
最後が潰れた “ホテル白鳥” だったと出来過ぎたオチで掴みはOK。
前回このトークの後では開口一番が遣り辛かろうと思ったりしたが、
これで会場を温めて貰った方がいきなりより遣り易いと云う考え方も出来るかなと思った。

昇也は三年前の夏以来、当時の記憶はない。
なかなか落ち着いていていい前座さんだ。 少々早口だが声質のせいか聞き取り難さは感じなかった。
けれど早口な分、今回は何度か台詞が滑ってしまった。 もう少し速度を落とせばもっと良いと思う。
前座の持ち時間の宿命か・・・先日のフラワーのように、たっぷり遣っていいよ言われたらどう遣るか是非聴いてみたい。

兼好一席目、「花見酒」 は初めて聴く噺だったがなかなか面白かった。
兼好の酔っ払いを初めて見る。 今まで見て来たいろいろな噺家の酔っ払いより “ 酔い具合 ” は軽い感じ。
噺にもよるのだろうが、酔いが回ってしんどそうだなと思わせるほどの酩酊には見えなかった。
超ご機嫌だがヘベレケな感じがないとでも云おうか。
師が実際どのくらい飲まれるのか。他の噺ではどんな風に酔って見せるのか。 気になるところである。

仲入り後、遠峰あこなるアコーデオンのお姉さん登場。
年齢不詳、30過ぎ位かと想像するがまったく分からない。でもオジサンからすれば可愛い感じ、ちょっと色気もある。
芸はコテコテの昭和風味、何がきっかけでこの道に入ったのか・・・いろいろと本当にナゾである。
落語に纏わる歌シリーズに取り組んでいると 「らくだ」 に出てくる“ かんかんのう ”を聴かせてくれた。
一番は中国語で内容が分からないが結構卑猥な内容らしいとのこと。 意味が分からないから歌っちゃいますと高らかに。

兼好二席目 「付き馬」。
出て来て あこさんの “ かんかんのう ” を受けて 「らくだ」 を遣りましょうかと。
「花見酒」 に続いて二席とも酔っ払いの噺なのか? と訝しんだが会場は拍手喝采。
出来ればいいんですけどねぇ、間に合いませんで・・・と、いつもの笑顔で首をかしげる。
やはり冗談であった。 いずれ遣りますからとフォローしたが、場内、少しガッカリムード。
遣った 「付き馬」 は気持ち淡白な印象。 結局飲み逃げる客の個性がそれほど強くなかったか。
もっと図々しくて、なかの若い衆を苛めると云うか、からかう感じを出した方が面白いのではないか。
早桶屋の親方もあまり貫禄のある人物ではなく、若い衆との遣り取りを気持ち悪がって肝が据わった感じではなかった。
総じてライトテイスト、よく言えば軽妙、辛く言えば淡白な 「付き馬」 だった。

相変わらず笑いの絶えない師の高座だが、噺とがっぷり四つ組んだ印象ではなかった。
軽妙洒脱でグルーヴィな師のスタイルだけに、そのあたり重厚な後味を残すタイプではないとも云えるのだろうが。
兎も角も、師の落語は聴いていて心地好い。 今後も兼好通いはつづく。
 
 

  1. 2012/04/02(月) 12:08:39|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

profile

 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

category

旅や野遊び (64)
演芸など (318)
フォト・キネマ・アートとか (160)
道具のたぐい (40)
飲んだり食べたり (4)
徒然なるままに (12)
序 (4)
未分類 (1)

comment

calendar

03 | 2012/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

archive

counter

search form

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。