七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 圓あって生で菊会 』 さん生・菊輔・圓太郎 三人会 於 お江戸日本橋亭 / 平成二四年八月二六日

 ※ 日付を操作して、まとめて3つ記事を up しました。 ご笑覧に供します。

平林 / いっぽん
締め込み / さん生
大工調べ -とおし- / 圓太郎


(仲入り)

七度狐 / 菊輔


前もって予定に入れていなかった会。 圓太郎師の落語会の案内葉書に記載があり、知るに至る。
根多出しで 「 大工調べ 」 を演ると書いてある。 一度は師で聴いてみたいと思っていた噺だ。

特に予定も急ぎの用もなかったので足を運んだ。
人気のない三越前を歩く。 お江戸日本橋亭も久々だ。
木戸銭は2千円。 今どき安い部類に入る。
これ位がこちらも助かるが、あまり中堅・ベテランが安くやると
若手が取り辛くなると白酒が話していたのを思い出す。

さん生・菊輔 両師は初めて聴くが、顔はどこかで拝見したことがある。
初めての噺家さんを聴くのも楽しみのひとつだが、今回はお目当ては圓太郎で聴く 「 大工調べ 」 だ。

とおしで演るか、お白州まで行かずにサゲるかが気になったが、とおしであった。
途中の棟梁・政五郎の言い立ても聴きどころであったが、とおしで演るかどうかがかなり気になっていたので、
大岡様が登場した時には内心快哉であった。
先の言い立てについては、もう少し歯切れが欲しかったか。
興奮して頭に血がのぼっている感じとも取れるが、やはり立て板に水でまくし立てなければ見せ場にならない。

それほど圓太郎を聴き込んでいる訳ではないが、なかなか師らしい 「 大工調べ 」 だったように思う。

個人的にはこの噺に出て来る因業大家をそれほど悪い人だとは思えないところがある。
彼なりの道理を分からんでもないからだ。 そしてそれがないとは言い切れない政五郎の思い上がった部分。
その辺の二人の人物像がなかなか良く出ていたように思う。 丁寧な運びだった。

根多出しに釣られて足を運んでどうなることかと思ったが、これはなかなか良い会に出会えたと喜んだものだ。

お初のお二人には申し訳ないことに途中、少々瞼が重くなってしまった。
特に菊輔のサゲの直前に一瞬落ちてしまった。
この三人会は回を重ねた長寿の会のようだから、また足を運んでじっくりと聴かせて頂こう。
 
 
  1. 2012/08/27(月) 17:45:37|
  2. 演芸など
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