七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

『 第29回 白酒ひとり 』 白酒独演会 於 国立演芸場 / 平成二四年九月一八日

つる / さん坊
安兵衛狐 / 白酒
とうげつアンサー
佐々木政談 / 白酒

(仲入り)

五人廻し / 白酒


久しぶりに半蔵門駅上の小諸そばへ。
駅は半蔵門だがここは半蔵門店ではなく麹町店である。 麹町の猿の旦那はどの辺に住んでいたのだろう。
それはともかく、いくらも離れていない場所に二軒もある。 一軒うちの近所に越して来て欲しいくらいだ。
それもともかく、ごまだれせいろがあったので頼む。 季節ものだが、揚げ茄子おろしと共にまだ出している。
いつまでたっても暑くてメニューも夏気分のままなのだろうか。 秋のメニューは何があったっけ。

店を出て国立演芸場へ。 正面へ回る外回廊まで来ると人気がない。
おやと思って見ると、灰皿がなくなっている。 これは良い、改善である。
以前は半蔵門方向から来ると必ず通らねばならないこの回廊に喫煙コーナーがあり、
とぼとぼ歩いて漸く辿り着いた会場に入る直前に煙を浴びせられると云う、真に不愉快な場所であったのだ。
おそらく自分以上に嫌煙な方が意見したのだろう。 これなら気持ちよく通ることが出来る。

さて、席に着くと隣の男性が扇子をパタパタ・・・上手側の席で左隣の人が扇子を使うと高座を見る時に視界に入る。
顔の横でパタパタとやるものだから目障りだし風が来てかなり気になる。 この御仁、扇子の扇ぎ方が巧くない。
鳩尾から臍の辺りに構えて喉から顎に向けて胸元に当てる様に扇げば視界より下で気にならないし、
風は下から上へ抜けるので隣の客に当たることもなければ、風に乗った汗のニオイも嗅がずにすむ。
扇子を使うのは構わないが そのくらいの気遣いを持ち合わせて欲しい。

随分と愚痴っぽく行を費やしてしまった。 それも内容に関してあまり書くこともないからで。
色々と通ってみた結論として、白酒はこの 『 白酒ひとり 』 の時が一番面白く聴かれると云うこと。
対抗馬の 『 むふふふ・・・ 』 よりもこちらの会の方が番組構成と云い会場の雰囲気と云い好みなのだ。
時として 「 とうげつアンサー 」 でノッてしまい時間を割き過ぎることもあるが、それを除けば文句もない。
白酒にどっぷり浸かって堪能するには自分にとってはここが一番なのである。

今回も初聴きだった 「 安兵衛狐 」 をはじめ三席とも楽しめた。
このところ白酒にちょっと粗さを感じていたのだが、それもなく。

さん坊とのコンビも結構面白い。
以前お気に入りで呼んでいた扇ちゃんよりさん坊の方が好みだし。 (変な意味じゃないよ)
今暫くは彼の微妙で不安定な開口一番と、その後の白酒の寸評も楽しませて貰いたいものだ。

と云う訳で、次は 『 白酒むふふふふふふふふ 』 を取ってあるが、
これが足を運ぶ最後の 『 むふふふ・・・ 』 シリーズと相成る予定。

で、今月は落語を入れ過ぎたし、酒手も嵩んでいるので飲まずに直帰。 これにて御免。
 
 
  1. 2012/09/19(水) 18:27:04|
  2. 演芸など
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