七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 壽 朝太 改め 志ん陽 ・ 菊六 改め 文菊 真打昇進披露興行 』 九月下席 楽日 夜の部 於 鈴本演芸場 / 平成二四年九月三〇日

飛行機こわい / 駒次
子褒め / 菊丸
マジック / ダーク広和 
まぬけ泥 / 志ん橋
現代江戸落語事情 / 伯楽
漫談・小噺 / 馬風
漫才 / ゆめじ・うたじ 
幇間腹 / 菊之丞
漫談 / 正蔵

仲入り

真打昇進披露口上 / (下手から) 伯楽・菊丸・文菊・志ん陽・志ん橋・馬風 

粋曲 / 小菊  
饅頭こわい / 志ん陽
太神楽曲芸 / 和楽社中 
火焔太鼓 / 文菊


TVでは朝から台風の進路について喧しい。 東京は午後六時頃から荒れ模様になると言っている。
ひょっとしたら休場になるかも知れないと思い、鈴本と落協のHPを時折チェックしながら昼間を過ごす。
嵐が来る前に地所の枝打ちを済ませて、午後一時過ぎに予約してあったiPhone5を引き取りに行った。
ふとしたきっかけからスマホへ機種変することに相成ったのだ。
手続きを済ませ帰宅、手順どおり操作するも au のサービスにアップロードしてあったアドレス帳が取込めない。
色々試したが上手く行かず店へ逆戻り。 店のお姉さんがしきりにどこかへ電話しながら対応してくれたがダメ。
結局セッティングが中途半端なままタイムリミット。 もう上野へ行かないと間に合わないので諦める。

開演10分ほど前に到着。 予定より随分遅れて到着したがどのくらい混んでいるかと気にしながら中へ。
さすがに台風直撃、客入りは三~四割ほどで拍子抜けするほど良い席がたくさん空いていた。
会長・小三治も出ないし嵐だし、恐らく自分同様 前売りを買っていて無駄にしたくないから来た人が多かろう。
それにしても少々寂しい客入りだった。
それでも仲入りが近づく頃には、ばらけていたが半分くらいは埋まっていただろうか。

仲入り後に口上、伯楽の仕切りで志ん陽には志ん橋、文菊には菊丸が付く。
両師とも本当の師匠が連座しないのは寂しいことだろう。
文菊は病床ながら師匠・圓菊に報告が(多分)出来るが、
志ん陽は師匠・志ん朝、次の師匠・志ん五と報告出来ない恩師が二人もいる。
高座の連座も鈴本千秋楽にしては少々寂しい面子なのが否めない。 その上の台風である。
およそ小ぢんまりとした昇進披露興行であったが、それ故の場内の一体感みたいなものはあったように思う。
台風の件も含めて、当夜あの場に居合わせた人々には、とても印象的な時間だったと思うのである。

お目当て文菊の大トリは「火焔太鼓」。 云わずと知れた古今亭十八番。 ちょっと可愛らしかったけど。
何しろ大抜擢のスピード昇進、早さで云えば先だって単独昇進だった一之輔を勝る。
早ければ良いものでもないが、文菊は確かに実力派だろう。 そして若さ故の魅力もある。
これからどう歳を取って老けていくか、(既に老成の感はあるが)先々が楽しみでもある。

追い出し太鼓に押されて外へ出ると風は強いが雨はパラパラ。 用意した合羽は着ることなく家まで帰った。
そしてセッティングが不完全なiPhone のことを思い出すのであった。 チクショー。(未だ解決せず)
 
 
  1. 2012/10/03(水) 12:07:26|
  2. 演芸など
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