七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

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「高円寺☆若手箱vol.5お祝い二人組」 天どん・小辰 二人会 於 高円寺HACO / 平成二四年一二月一八日

粗忽長屋 / 天どん
星野屋 / 小辰

(仲入り)

鈴ヶ森 / 小辰
二番煎じ / 天どん


二つ目の二人会である。
入れ込む必要もなかったのだが、会場に随分早く着いてしまった。
出る時刻を間違えた。 寒い中、店の前で独りポツネンと開場を待つ。
中央線のガード下の飲み屋街、吹き曝しではないが時折どこからか寒風が流れて来て寒い。
暫くすると席亭のお姉さんが現れるが、もう少し待っててと。 無言でうんうん頷く。
人気の真打興行でもないのに早々に来てしまったことが少し気恥ずかしい。

更に暫くすると小辰がやって来た。 目が合う。 ペコリと頭を下げて何やら言っている。
慌ててしていたヘッドフォンを外してこちらも会釈。
お運びありがとうございます、と。頑張って下さい、の遣り取り。
更にさらに暫くすると天どんもやって来た。
同じように挨拶をされて、何故か宜しくお願いします、などと訳の分からない返事をしてしまう。

漸く開場、ワンドリンク券を貰って会場に入るといつもより少ない席の並び。
椅子のサイズも大きい。 客入りによって設えが変わると云うことか。
ゆったり足を組める場所を選んで席を確保してから、道を挟んだスタンドバーへ。
こちらでドリンク券を行使出来る。 寒いのでビールはやめて赤ワインを貰う。

プラコップ片手に戻ってくると、下座から二人の声が聞こえる。
トリを小辰に演らせようとする天どんと、それを頑なに拒む小辰の会話。
ワインを舐めながらニヤニヤそれを聞いていると、暗幕から天どんが顔を出して、
二つ目昇進祝いだから小辰がトリですよねぇ、と自分に訊いて来る。
そうですねぇ・・・と半ば同意すると、そら見ろと云った顔つきの天どん。
(結局、トリは天どんだったが)

二人とも落ち着かない。下座で大人しくしていればいいのに客がまだ少ないので会場内をウロウロする。
小辰に話しかける。 内容は差し控えるが、この会話が後に嬉しい展開を生むことになった。
その嬉しい展開も、今はちょっと書けない。 そのうち思い出話で語る時も来るだろう。

真打昇進も決まっている天どんである。 持っている雰囲気も高座捌きも悪くないと思う。
抜擢組に先を越されてはいるが、長い目で見ればそれは一時のことであろう。
彼なりの独自な世界があるから、これからも楽しませてくれる筈だ。
ただ、今回の 「 二番煎じ 」 は ちょっと長すぎだな。 イレゴトが過ぎた感じだ。

小辰が二席演るのはこれが初めてとのこと。
昇進後40日通して定席の高座に上がったそうだが、残念ながらそちらには一回も行かれなかった。
辰じん 改メ 小辰になってから、今回が初めて聴く高座だった。
これからはこうした機会も増えるだろう。 この人のこの先を末永く見て行きたいものだ。
今日のこの日を、彼の真打披露の時に思い出すのが今から楽しみである。
 
 
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  1. 2012/12/20(木) 23:59:08|
  2. 演芸など
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