七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

師匠と弟弟子 -新緑の釣行 2013年 5月19日 -

昨シーズンは一度もなかったマスターとの釣行。
日曜に今季渓流デビューした若者・ヒデを連れて三人で谿に入って来た。
自分はもとよりマスターも初めて入る水系。
未明に着いた車止めから白みはじめた管理道路を延々と歩いて入渓ポイントへ。

今回は全員で餌釣り。 渓相もそれ向きでチョイス。
やはりフライ・ルアー・餌釣りでは持っている世界が違うから、
自分には同行者と同じ釣法で釣りたいと云う考えがある。
そのことで作られる空気の一体感とでも云おうか、
要は皆と同じ釣り方をしないと詰まらないのだ。


250522-0
入渓した途端 注意書き


下調べから選択した最初の沢は思いの外反応が薄く、
見るからに良い渓相ながら渓魚の顔を見ることが出来なかった。
沢山の川虫が採れたのが先への収獲、早々に脱渓して移動。
幾つか沢を見て廻るがどこも水量が少ない。暫く雨が降っていないようだ。


250522-1
山はどこも藤が満開だった


漸く次の沢を決めたのは11時を回った頃、
どこも同じような水量のせいか本流に入っている釣り人が多く、
支流によってはまったく人影が無く、そんな沢を選んでの二本目。
沢が東西に分かれていたので自分とヒデは西、マスターは東に入った。
ここでも10cmヤマメが一尾かかったのみで、気分も釣果も上がらず。
そこへマスターが8尾の釣果を持って帰還したではないか。
水は少ないがこまめに当たって行けば居るよとのこと。
奥が深いから今一度三人で西へ入ろうとなり、再入渓。

以前にもこんな事があった。コツコツと地味に当てて行く釣り方。
暫く条件の良い場所で釣って来た為にそんなことも忘れていた。
それを思い出しただけでも今回の収獲はあったと云うものだ。
結局この西側の沢でイワナを2尾釣り上げた。
あと2尾チャンスがあったがバラしたり走らせたり、
今回の釣果は後日友人達に振舞う予定があったので残念なことをした。


250522-2
イワナ 七寸届かず


17時前まで釣り歩いて脱渓。
もっと早くからここで釣っていればと後ろ髪を引かれながらの後片づけ。
ここでうっかり、返しのついた鉤を指先に深く刺してしまった。
こうなると厄介で、ちょっとその場の状況と道具では処置出来ない状態に。
同行の二人に詫びつつ車で40分程の大きな町の病院まで付き合って頂くことに。
お医者は局部麻酔をかけて鉗子でブチッと造作も無く引っこ抜いてくれた。
傷は大したこともなく、その後に温泉にもきちんと入って帰投。

友人達に振舞う釣果はマスターからもお裾分けして頂き、格好がついた。
今回は振り返れば終盤ちょっとした珍道中になってしまったが、
最後に入った東西の沢にはまた改めてじっくりと向き合ってみたいと思う。
 
 

今回のツーリング <期間:1日>

  走行距離:336㎞      走行時間:7時間04分
  平均時速:47.55㎞/h  平均燃費:11.8㎞/L
 
 
  1. 2013/05/20(月) 23:59:07|
  2. 旅や野遊び
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『 第9回 ワザオギ落語会 』 於 国立演芸場 / 平成二五年五月一八日

ドライブスルー / 天どん
刑務所の中 / 白鳥
麻のれん / 扇辰

仲入り

初音の太鼓 / 喬太郎
かんしゃく / 圓太郎


ワザオギとは如何なる意味かと。
今時の変な略号かと思ったがさにあらず。
滑稽を演じ神や人を慰め楽しませることらしい。
“俳優”と書く。 ひとつ勉強になった。

なかなかユニークな顔付け。
最近、百栄の影響か新作への抵抗が薄れて来ている。
天どんの新作ならば許容範囲だ。白鳥はまだ自分には難解。
それを受けての扇辰だから尚の事古典が際立った。
喬太郎も食いつきで再び新作かと思ったら古典であった。
圓太郎がトリで良かった。

「 かんしゃく 」 は特に好き嫌いが分かれるのではなかろうか。
自分は嫌いではない。 特に喜多八のが好きである。
その 「 かんしゃく 」 以外は初聴きの噺ばかりであった。

前夜の寝不足で午前中に観た映画は相当に記憶が曖昧だった。
落語会でも舟を漕ぎそうになりながらなんとか耐えた。

帰宅後に準備をして小一時間うつらうつらして釣りに出掛けた。
圧倒的に睡眠不足な週末であった。
 
 
  1. 2013/05/19(日) 23:59:36|
  2. 演芸など
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『 第33回 白酒ひとり 』 白酒独演会 於 国立演芸場 / 平成二五年五月一五日

転失気 / さん坊
牛褒め / 白酒

とうげつアンサー

首ったけ / 白酒

仲入り

不動坊 / 白酒


前日の雲助芝居の余韻にもう少し浸っていたかったが連荘である。
しかも白酒だから余韻は木っ端微塵にされるであろう。
師匠の芸を惣領弟子が吹き飛ばす、そんな日程。

相も変わらず小諸でごまだれせいろを手繰ってから国立演芸場へ。
少し早く着き過ぎた。iPhoneをいじって暇をつぶす。
ロビーでは軽食をとっている人が多いが、ざわついた感じがない。
演芸場のこの落ち着いた雰囲気が結構好きだ。

このところ開口一番はさん坊。
今宵もそうだといいなと思っていたらさん坊だった。
今回はまくらなしでいきなり噺に。まくらも楽しみだったので少々残念。
仲入りでまくらがなかったねとの会話が聞こえた。
結構楽しみにしている人も多いようだ。

「牛褒め」。真打の演る前座噺もいいものだ。
白酒のもの凄い与太郎。
「 首ったけ 」 を初めて生で聴いた。
馬生の音源を持っている。白酒は孫弟子。
「 不動坊 」 は久々、白酒で聴くのは初めて。
風呂屋の件が独特で面白い。全般サラリと演っていい感じだった。

白酒の侍が聴きたかったが今回は登場せず。
次の白酒まで少し間が空く、六月中席夜・主任雲助の鈴本に行こうか。

はねてから高円寺へ。 マスターと釣り談義。
別に寄り付かなかった訳でもないが春先まで暫くご無沙汰だった。
最近メニューが入れ替わり、鰻料理がたくさん並んだ。
自分好みで目尻が下がる。 鰻で冷酒、至福の時。
釣り情報を書き込んだ近場の地図を頂いた。 虎の巻だ、有り難い。
日曜には久々に一緒に谿に入る。昨年は一度もなかったので本当に久々だ。
渓流を始めて八年目だが、指南を受けた師匠との釣行は特別なものがある。
落語の親子会って、弟子の心境はこんな感じなのだろうか。


  1. 2013/05/16(木) 12:15:40|
  2. 演芸など
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『 らくご街道 雲助五拾三次之内 ~吉例~ 』 雲助独演会 於 日本橋劇場 / 平成二五年五月一四日

髪結新三 発端~葺屋町弥太郎源七内 / 雲助

仲入り

髪結新三 冨吉町新三内~深川閻魔堂 / 雲助

忘れ物をして事務所へ戻る。
もう一本早い地下鉄に乗りたかったなと思いつつ茅場町へ。
時間は微妙だったが空腹だったので小諸そばへ。
寄り道のタイムロスは3分くらいか。
日本橋公会堂に着いたのは丁度開演時刻、開口一番があるやなしや。
エレベータでホール階に上がると場内放送で雲助の声が流れていた。
あぁ。このシリーズは開口一番がないのだな。
着席したのは開演から2分くらい。
雲助はまだ本題に入らず、今宵の噺の前振りを語っていた。

『 らくご街道 雲助五拾三次 』 と題された長期企画の第二回目。
今回が通いはじめ。
第一回は他の落語会とバッティングしたため行かれなかったが、
その時の根多はあまり好きでない 「 百川 」 だったこともあり未練もなく。

いつも趣向を凝らした興行を打つ “ いたちや ” の芝居。
今回も根多の趣向もあって普段の落語会とは違った世界観を見せてくれた。
はめものでも登場する下座はもとより、
芝居仕立てで取り入れた歌舞伎のつけ打ちの名も栞に入れてある。
照明に刻々と変化をつけ場を盛り上げ、雲助も芝居っけたっぷり。
こうした演出には賛否も分かれようが、
経験の浅い自分はこうした芝居を いたちや 以外の興行では観た事がない。
ならばそれを承知で楽しむのも一興ではと思うのである。
事実、雲助も楽しそうに演っているのだから、いいんじゃないだろうか。

まずは一度運んでみて、次からどうするか考えようと思っていた。
あまり演出過多なら見送ろうと思ったが、総じて雰囲気は悪くなかった。
仲入りで次回の券を購入。 その後は他の会との兼ね合いで通って行こうか。

はねて湯島へ移動。
女将がお手製の蛍烏賊沖漬けもそろそろ食べ納めの時季だ。
体調が良かったのか酒がすすみ、梯子酒で終電が行ってしまった。
湯島から初めて TAXI で帰ったが新橋より1000円ほど安かった。
落語を聴くようになるまでは上野界隈は先ず以って縁遠い地であったが、
鈴本にも通うようになってここ二年ほどで随分と近しいエリアになった。
落語を聴きはじめてそろそろ丸四年、
運ぶ会の規模や好みも変わりつつ、出没エリアにも多少変化が。
最近の反省会は専ら西の湯島に東の高円寺。
たまに新橋、時には中野。 ゴールデン街もあるでよ~。


  1. 2013/05/15(水) 12:15:08|
  2. 演芸など
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『 喜多八膝栗毛 春之噂 』 喜多八独演会 於 博品館劇場 / 平成二五年五月八日

わきまえる男 / 鯉八
唖の釣り / 喜多八
三人旅 / 喜多八

仲入り

寄席囃子 / 太田その・松本優子  
猫の災難 / 喜多八


久々の博品館劇場なので久々に小諸そばへ。
早くも季節ものの ごまだれせいろ が始まっている。
例年より早い気がする。ごまだれ を見ると気分は夏である。

この会の開演前のホワイエの雰囲気は一種独特で馴染めない。
いつものように開演間際に入る。席に着いて間もなく緞帳が上がるタイミング。

鯉八、初めて聴く鯉昇の弟子。 創作の人らしい。
面白いまくら、なかなか噺に入らないなと思っていたら終わってしまった。

喜多八が上がる。 少し痩せたか、不健康なやつれではなくシュッとした印象。
最近は演りづらい噺もあって、普段使えない表現が高座の上でも使い辛い。
そんな流れから 「 唖の釣り 」。(こうしてオシと入力しても出て来ないし)
そして唖の次はびっこ馬が出て来る 「 三人旅 」。
入門して初めて外稽古の許しが出て、今の馬好が二つ目の頃に教わったらしい。
唖もびっこも噺の中のこと、ひとつ大らかに構えたいものだ。

トリは根多出しの 「 猫の災難 」。一昨年の秋、師匠・小三治で聴いて以来だ。
この一席は良かった。 先日の三三 「 質屋庫 」 から良い高座が続いた。
喜多八に酔っ払いは填まり芸だが、この熊五郎がなかなか。
酒が好きで好きで堪らない。かと云って意地汚い感じがせずむしろ愛嬌がある。
小三治は畳に吸われた酒を両の拳でギュッと浮かせようとする仕草に笑った。
喜多八はパンパンと畳を叩いた手のひらを頬や首筋に擦りつけるような仕草。
喜多八の方が酔っ払いぽい慌てぶり、実際の酒飲みならではの芝居だなと。
堪能の一席、三三 「 質屋庫 」と甲乙つけ難い。

会場の空調が少し暑かったせいもあるが、隣席の男性の団扇が鬱陶しかった。
タワレコみたいな黄色地に赤文字のド派手なものをバタバタと扇ぐ。
拍手まで団扇と掌でバンバン叩く始末で頂けない。
そろそろ扇子や団扇の扱いが不細工なお客が隣だとガッカリする季節に入る。
これと小諸の ごまだれ は一緒にやって来る。 やれやれ。

久々の新橋、当初は美人マスターの店へ行こうと決めていた。
恐らく今年に入ってからまだ一度も行っていない筈だ。
しかし 「 猫の災難 」 の後ではやはり刺身を肴に日本酒だ。
行き先をダイバーの溜まり場へ変更して新橋駅方面へ。
本日の刺身はカツオとクロムツ、それと木耳・じゃこ・九条葱入りオムレツ。
これで日本酒をやってかなり満足。 
美味い肴にありついた分、熊五郎より幸せだった夜なのであった。


  1. 2013/05/09(木) 12:06:14|
  2. 演芸など
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図書館戦争 於 ユナイテッド・シネマとしまえん 5スクリーン

iPadを買ってからあちこちで動画を見つけては観るようになった。
『 図書館戦争 』 のアニメもそんな中のひとつ。
先に劇場版を観てしまい舞台設定や人物相関図が頭に無く諸々と把握出来ず。
その後TV版を一気に見て漸く全容を把握したが、原作小説は読んでいない。
それでも映像化の内容はかなり忠実なものだと後になって教えて貰った。

連休前半楽日に当たる4/29に観賞。

これは御伽噺だ。 焚書、言葉狩りをめぐる戦いの物語。
少々無理矢理な設定だがそれはそれ、面白ければ良いのだ。
当然、原作小説の方が情報量も圧倒的で描写も細やかで尚面白いのだろう。
それでもアニメや実写による動画で見せられる楽しみは十分に味わえる。
心理描写や人間関係の機微は文章に分があるとしても、
銃撃戦や格闘シーンは映像が勝るところだ。

ここで図書隊と良化隊が繰り広げる戦いは様式化されているのが印象的。
まるで戦国時代の合戦のようだ。
かなり史実を忠実に再現していると評価の高かった、
『 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦 』 の合戦シーンを思い出す。
(実際、この作品を観てしんちゃんが観たくなりDVDを引っ張り出してきた)
その辺の類似性が妙に面白かったりもして、多角的に楽しめる作品であった。


toshokansenso
(C)“LibraryWars”MovieProject


有川浩作品はそもそも映像化をある程度想定して書かれていると聞く。
そのアプローチからして映画やドラマとの相性も良いのだろうし、
トータルバランスの良い作品になっているのだと思う。
マニアックな設定と甘いロマンスの両軸で飽きさせないし、
娯楽のツボを良く押さえているなと感心もする。

ドラマも放映中、映画の新作も公開間近。
有川旋風はまだ暫く吹き荒れそうだ。


  1. 2013/05/07(火) 23:59:07|
  2. フォト・キネマ・アートとか
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別荘開き -春- 2013

例年なら連休前に済ませておく点検作業だが今年はGWにずれ込んでしまった。
そんな時に限って、通水するとキッチンシンクの裏側から水漏れの音が。
こうした事態も想定し設備業者へ連絡出来る平日に行ったのは幸いであった。
視て貰うと水漏れは給湯栓の端部、水抜けが不十分で凍結破裂を起こしていた。
取り敢えず壁内の栓を閉めキッチン以外の給湯設備は使えるようにして貰った。
末端で処置出来ねばボイラーが使用出来ず暖房設備が使えないところであった。


250507-1
夕映えの八ヶ岳


そんな初日、年券だけは買いにいつもの店へ顔を出し、入渓は二日目とした。 
今回はフライリールの入ったチェストバッグを忘れて久々の餌釣り。
店のおばちゃんによれば流域中部の別荘地で昨夏崖崩れがあったとのこと。
復旧工事で下流の水が悪く渓魚の居つきが悪いらしい。
より上流へ入るべしとの情報に入渓エリアを決め前日の低温も鑑み入渓は7時。
先行者も無く、人影と云えばバードウォッチャーだけ。
しかしキジから始めるも全然反応がない。
途中漸く川虫を獲って餌を変更したところ忽ちオニチョロで岩魚がヒットした。
0950時キャッチ、19㎝、風貌からして越冬の居付きだ。
中位だが型はそれなりに良いのでキープ。
今回の釣果は東京の友人へ送る約束をしており使命感の強い釣りなのであった。
更に釣りあがって50分後に2尾目をキャッチ、同じく19㎝。
その2尾目をキャッチした後に立て続けに二度転び、全身ずぶ濡れに。
水温は6~7℃、吹く風の寒さに耐え難いものがあり、昼食がてら脱渓。
渓装もそのままに車に乗り込んで別荘まで逃げ帰ったのだった。


250507-2
岩魚 20㎝


温かい昼食を食べて、晴天に装備もすぐに乾いた。
いつもなら午前中の2尾で納竿だが、人に送るならせめて3尾は欲しい。
更なる釣果を求めて脱渓ポイントだった遊歩道の小さな木の橋まで再度赴く。
すると件のバードウォッチャー二人連れが、熱心にファインダーを覗いている。
近づくと夫婦連れらしき彼等が撮っていたのはカモシカだった。
この辺で入渓すれば珍しくも無いカモシカだが、お二人はかなり興奮気味。
カモシカの脇から構わず入渓したいところだがそうも行かなくなった。
橋の上で足止めを喰らいつつも、暫しお二人と鳥や獣について会話を楽しんだ。
そして午後の部は風との戦い、仕掛けは細くしたが結構流される。
それでも再開後一時間ほどで3尾目をキャッチ、20㎝だが型は午前よりも良い。
場所はエリア終点、大滝の下だったので脱渓、目標の3尾を得て納竿となった。


250507-3
滝 脱渓ポイント


釣りは二日目のみ、三日目は風呂焚き用の薪の残量を調べがてら薪小屋の掃除。
昨年程度の利用であれば今シーズンは事足りそうな量の薪を確認した。
今季中に来年以降の薪を作れば間に合う事が判明して作業の目処がついた。

最終日は午前中に片づけを済ませ、土産物を買いながら帰宅の途についた。
トピックは少なかったが釣果の面目は立ったし懸案だった薪のチェックも完了。
水漏れは玉に瑕だが、そちらの対処も含めて山暮らしを満喫した連休であった。

因みに釣果は夕方にクール宅急便で送り出し翌日の午前中には友人に届いた。
初の試みであったが、釣って24時間以内に首都圏へ届けられることが分かった。
今後は機会を見てお世話になっている方や友人へ送ってみようと思う。
 
 
今回のツーリング <期間:4日>

  走行距離:504㎞      走行時間:10時間37分
  平均時速:47.47㎞/h  平均燃費:12.1㎞/L
 
 
  1. 2013/05/06(月) 23:59:49|
  2. 旅や野遊び
  3. | コメント:2

定席寄席 四月下席 楽日 夜の部 於 上野鈴本演芸場 / 平成二五年四月三〇日

太神楽曲芸 / 和楽社中 (途中から)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
野晒し / 左龍
漫談 / 歌之介
漫才 / ホームラン
看板のピン / 一朝
甲府ぃ / 扇辰

仲入り

粋曲 / 小菊  
リアクションの家元 / 百栄
紙切り / 正楽
寝床 / 喬太郎


六日目に行った鈴本下席夜の部だが、代演が入って楽日の顔付けが少し変更に。
暫く聴いていない喬太郎と贔屓の扇辰がそれぞれ主任と仲入り前に入っている。
連休の谷間、少し遊んでも良かろうと自分を甘やかして再び上野へ向かった。

歌之介は漫談だったが、他の噺家はどれも良い落語であった。
落語会であまり聴かない人の高座をこうして楽しめるのが寄席の良いところ。
そして扇辰と喬太郎の同期入門コンビ、この顔付けはなかなかにくい代演だ。

中ダレすることもなく、良いテンポで番組は進行。
喬太郎のトリ根多では旦那の義太夫を聴きに来る人々の中に、
「野晒し」の尾形清十郎、「看板のピン」の親方、「甲府ぃ」の豆腐屋、
そして「リアクションの家元」の家元まで全ての噺の登場人物が再登場。
「芝浜」の魚勝の登場はいつものことだった筈だが、
最後には自らが代演した一之輔を結局現れない不義理者に仕立ててしまった。
それでなくても喬太郎の「寝床」は相当に弾けた運びのところに、
当夜の締め括りと全ての噺を総括するようなイレゴトに会場は湧きに湧いた。
まさに喬太郎の独壇場と云える一席であった。

気まぐれで足を運んだ寄席であったが、なかなか良い芝居を見せてもらった。
人気者の喬太郎の代演もあり、客入りも良く賑やかで楽しいひとときであった。

はねてからは最早お決まりコースで湯島へ。
先日頼みそびれた稚鮎の天ぷらを肴に飲んだ。 蛤は売り切れていて残念。
それにしても四月は随分と足繁く通ってしまった。 
余所での飲みも含めて、四月の酒手は結構嵩んだ。
五月は程ほどにしておこう。 
 
 

  1. 2013/05/01(水) 23:59:23|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

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 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

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