七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

小三治独演会  於 板橋区立文化会館 大ホール / 平成二五年六月三日

看板のピン / 〆治
小言念仏 / 小三治

(仲入り)

百川 / 小三治


調べると大山駅から少し歩くと“ごん平”と云う小さな蕎麦屋がある。
椅子はあるがカウンターのみ、所謂路面店と呼ばれる立喰い風情の店構え。
どうやらキス天があるようなのでそこを目当てに出かける。
ところが駅を下りて進んだ道が間違っていた。
行けども行けども思い描いた道に出ない。
iPhoneで確認すると西へ進むはずが南へ下ってしまったようだ。
もはや“ごん平”へ寄る時間は無くなってしまい来た道を戻って駅蕎麦へ。
ほうれん草そばを注文すると、そのほうれん草の量がすごい。
蕎麦を食っているのかほうれん草を食っているのか分からないほど。
もぐもぐ草を食むうちに開演時刻が迫っていた。 今回も滑り込み。

小三治の 「 小言念仏 」 には飽いている客も多いことだろう。
以前二席目がこの噺と分かると席を立って帰ってしまった客がいた。
一席目に演れば帰る訳には行かない。 二席目が人質みたいなものだ。

仲入りで珍しく隣席のお客と話した。
若い女性で可愛らしい手拭いを持っていたので思わず話しかけた。
手拭いの話やらどんな噺家を聴きに行くのかなどで暫し会話。

二席目はどちらかと云えば嫌いな 「 百川 」。
それでも小三治の百兵衛はなかなか可愛らしく、いつもよりは楽しめたか。

全般に言い淀み、間違いは多い。
色々と理由はあるようだが、キレがないのは残念。
その日の体調の良し悪しも含めて、この頃の小三治の落語は博打のようだ。

言葉も交わさず別々に会場を出たが駅への途中で再び隣席の女性と同道となる。
先ほどはどうもと声をかけたが、さてどのタイミングで離脱したものか。
女性だけに怪しげに思われるのも心外だ。
結局ホームで行き先が反対だったので束の間の取り越し苦労であった。

地元まで帰って一杯やろうと川沿いの私鉄を選んだが生憎店は休みだった。
(以前も書いたが地元には四路線三駅がある。)
定休は火曜と勘違いしていたが、先週飲み歩いたので自重せよと云うことか。
コンビニでビールと簡単な摘みを買って、家でお湿り程度に晩酌。
水曜には喜多八と三三を聴きに行くし、少し外飲みは減らさないといかん。
このところ一回の単価が上がっている。 サケノミクスも高値安定である。
 
 
  1. 2013/06/04(火) 23:59:32|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

profile

 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

category

旅や野遊び (64)
演芸など (318)
フォト・キネマ・アートとか (160)
道具のたぐい (40)
飲んだり食べたり (4)
徒然なるままに (12)
序 (4)
未分類 (1)

comment

calendar

05 | 2013/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

archive

counter

search form