七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 深川噺し問屋 』 兼好独演会 於 深川江戸資料館小劇場 / 平成二五年一一月一二日

雑俳 / 音助
鈴ヶ森 / 兼好

仲入り

太神楽 / 雪之介
禁酒番屋 / 兼好


わずか十二日振りだが随分と久し振りな気がする。
途中、七日(木)の三三独演を不意にしているせいもある。
仕事が忙しく、無理して行って楽しめる気分でもなかったし。

いつもは人形町の会が清澄白河で。
「鈴ヶ森」、あの筍の件が痛々しくてあまり好きではない。
「禁酒番屋」にしてもサゲが尾篭で酒の噺では苦手な方だ。
いずれの高座も兼好節で面白くは聴いたが、満足とは行かず。

暫く白酒を聴いていないのが物足りなさになっている。
適度にあの毒を浴びないとダメなカラダになってしまったのか・・・。
・・・などと書きつつ見れば池袋の中席の主任が白酒ではないか。
他の顔付けも悪くないし、どこかで行ってみるかな。

あぁ、今回は兼好の話だった。まぁいいか。

「禁酒番屋」を聴いて日本酒気分であった。
最初の当てが外れて店を探す。
高円寺の若亭主の所へ行こう。
このところ多忙で夕食が粗末だった。
気の利いた肴で飲みたかった。あの亭主なら間違いない。

先客と入れ替わりで貸切状態。
刺身盛りを頼む、鰤・鯛・蛸の三点。
聞く前に言い当てると、今日の鰤は最高ですと自慢げだ。
どこの水揚げか訊けばよかった。キャッチボール失敗。
刺身に合うぬる燗を頼むが口が苦い。
体調がイマイチなのか、最近燗酒が苦い。
生牡蠣を注文して冷酒に切り替える。
いつも燗酒を頼むので意外そうな顔をされた。
八海山 しぼりたて原酒生酒「越後で候」。うん、冷酒は美味い。

日曜は夜中の三時まで仕事だった。
漸く落ち着いた月曜、翌朝真冬並みの寒波が来るとの情報。
蓼科の別荘へ水抜きに夜の中央道を飛ばし、仮眠ほぼ日帰り的ドライブ。
そんな火曜の夜だけに、酒がすぐに回ってしまった。
魚好きの自分に、亭主が長崎で獲れた自慢の鯵を握って出してくれた。
これが美味かった。実は鯵がいちばん好きな魚なのである。
しかしそれをここで言うのは却って空々しい。
美味いとだけ褒めて、グラリと地球が傾いたところでお勘定と相成った。


  1. 2013/11/13(水) 18:24:47|
  2. 演芸など
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