七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

ラッシュ/プライドと友情 -  RUSH  - 於 TOHOシネマズ六本木 スクリーン4

自分の前後を含めてスーパーカー世代である。
兄はちょっと外れているが自分と弟は印象深い。
中学受験を控えて息抜きのひとつがスーパーカーだった。

その頃とF1の日本GPがリンクする。
しかしこの物語に描かれた76年のGPは記憶に無い。
翌77年の事は良く憶えている。
ピーターソンとビルヌーブが第一コーナーで接触しコースアウト。
ビルヌーブの車が大破して観客に死者が出る惨事となった。
その辺から自分のF1の記憶が始まっている。
前年のラウダの事故は過去の出来事としての知識だ。

何しろ子供だったからF1レーサーの実在がピンと来なかった。
マッハGoGoGoの三船剛とさして変わらない感覚で捉えていた。

大人になってこうして当時の出来事をほぼノンフィクションで振り返る。
なるほどと思う反面、そう云うものかと思うところも。
F1レーサーともなればスーパースターだが、その実は一己の人間なのだ。
そこの弱さも垣間見て、イメージから来るスケール感がぐっと縮まった。


rush
(C)2013RUSHFILMSLIMITED/EGOLITOSSELLFILMANDACTIONIMAGE.ALLRIGHTSRESERVED.

 

迫力のレースシーンは見応えがあった。
事故後、苦しみながら復帰を果たすラウダの件も凄まじい。
それとは別にハントが抱いていた心弱さみたいなものも引っかかる訳で。

内容は決してレーシングスポ根ものではなかった。
パンとサーカスとグラディエーターの日々。
さながらF1サーキットは現代のコロッセオのようだ。

久々に「栄光のル・マン」が観たくなった。
 
 
  1. 2014/02/25(火) 12:30:29|
  2. フォト・キネマ・アートとか
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『 冬のコタツ 』 小辰独演会 於 食堂ピッコロ / 平成二六年二月二二日

やかん / 小辰
締め込み / 小辰

仲入り

御神酒徳利 / 小辰


前日に少ない酒量で酔いが回り何となく身体がダルい土曜日。
日本橋で地下鉄を降りて小諸そばへ。
日本橋本店に着くもなんと立ち退きで店仕舞いしていた。
この界隈は小諸の店舗が点在している。
告知の貼り紙と共にその地図が貼ってあった。
ピッコロへの途中に江戸橋店がある。ものの三分でそちらへ。

もりとかけが同額なのを確認してからざるの食券を買う。
厨房のおじさんに、かけに海苔を載せて欲しいと頼む。
要は花巻なのだが品書きにはないからざるの代金で作って貰った。
本来の花巻はもみ海苔を散らしたものだが海苔は細切り。
ざる用なのでそのへんは致し方ない。
客足を見越した茹で置きが切れて茹で上がりを待つグッドタイミング。
だったのだが、茹で立ての割に腰がない・・・茹で過ぎだ。

ピッコロ前には行列。ちょうど開場時分に到着。
木戸銭を払いながらマスターに先日の長尻を詫びる。
中に入るといつもより席数が少ない。
告示が遅れて他の会を入れた常連さんが来られなかったと。
これは先日奥さんから聞いたとおりで、当日客も増えたかどうか。

あちこち掛け持ちで聴くと根多もダブろうが、最近はピッコロばかり。
今回の三席も小辰では初聴き。
ワンドリンクで白ワインを貰って、花巻そばがこなれてきて・・・
「御神酒徳利」では何度か意識が飛んだ。
体調がイマイチな時はドリンクをノンアルにしなくては駄目だな。

昨年五回で一巡、この日が今年初で今後はふた月に一度やるらしい。
リクエストを取らなければ同じ根多は演らないだろう。
どんどん小辰では初聴きの噺も増えてゆく筈だ。
根多おろしに立ち会うこともあるだろう。
暫くは挑戦の日々と云うことか。 なるべく多く目撃したいものだ。

とは云え、次回が4月29日の旗日、飛び石連休でGWの最中。
どこかで釣りをしているかも知れない。
取り敢えず、次回は保留ですと奥さんに告げて会場を後にした。
三月の道楽亭には行ってみようか。
先日兼好で聴いた「不動坊」が根多出しされている。
これで次回のピッコロの穴埋めとしようか。


  1. 2014/02/23(日) 23:59:00|
  2. 演芸など
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『 らくご街道 雲助五拾三次 -酒- 』 雲助独演会 於 日本橋劇場 / 平成二六年二月一九日

のめる / 雲助
幇間の炬燵 / 雲助

仲入り

らくだ / 雲助


三回に亘り「名人長二」をかけた五拾三次。
二回目に行かれなかったので三回目をパスした。
そんなこんなで昨年十一月以来のこの興行。
今回のテーマは酒。

「のめる」と云えば以前に聴いた文左衛門が印象深い。
誰が演っても“のめる”が口癖の男は文左衛門の顔が浮かぶ。

「幇間の炬燵」、初めて聴く噺。
落語に出てくる幇間には悲哀を感じる。
おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな 芭蕉 
てな感じである。

出囃子が“かんかんのう”で根多出しの「らくだ」。
この「らくだ」がなかなか良かった。
屑やの久六が本当に情けなくて気の毒で。
その分、酔っ払ってからの変貌振りが無類の可笑しさであった。
小三治の「らくだ」も好きだが、雲助も甲乙つけ難しだ。

はねてから今週土曜に小辰の会で行く日本橋の食堂ピッコロへ。
先の小辰の打ち上げに出て以来飲みに行こうと思っていた。
店に入ると客がいない。 想定外のことで一瞬怯む。
小さく流れているジャズが却って静けさを強調する。
やぁどうもと挨拶をして目が泳ぐ・・・どこに座ろう。

結局勧められた席に落ち着いてデキャンタで赤を頼む。
摘みはグリルしたチーズと馬刺し四種のプレート。
他に客が居ないのでのっけから奥さんと落語の話。
やがてマスターも厨房から半分顔を出して来て話しに加わる。
色々話しているうちにワインが空いてしまった。
ちょっと迷ってもう一度デキャンタを頼んでしまった。
これがいけなかった。都合1リットル飲み干して長っ尻。
遅くまで居座ってしまい悪いことをした。

罰が当たって地下鉄で爆睡。 久々にやってしまった。
行って来いをやって慌てて下りたがどの駅だったか憶えていない。
引き返すも最終で東陽町止まり。
TAXIを拾って首都高まで使う破目に。足代は木戸銭の倍以上・・・。
ピッコロの酒手はお手頃だったのに、イタイ出費。
酒がテーマの落語会に行って、酒に呑まれてしまったとさ。
 
 
  1. 2014/02/20(木) 12:59:00|
  2. 演芸など
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『 人形町噺し問屋 その45 』 兼好独演会 於 日本橋社会教育会館 / 平成二六年二月一八日

芋俵 / 音助
普段の袴 / 兼好

仲入り

漫才 / 宮田陽・昇
不動坊 / 兼好


ほぼ月イチの兼好。若干のイレギュラーを含む定例行事。
今回はかかった噺に違和感も無く。
ゲストもお笑いだったので芝居全体にまとまりを感じた。

食いつきのゲストが寄席芸でない時もある。
古典芸能の演奏などの時は普段触れない貴重な体験が出来る。
ただそれがテンポの良い兼好の高座と馴染まないと思う時もある。
仲入りでひと息ついた後、前半のテンポを維持したい。
そこでしっとりと和楽器の演奏などが入ると正直テンポが狂う。
温まった体がクールダウンする感じが勿体ないと思ってしまう。

色々と芸能に明るい師ならではのチョイスだとは思うのだが。
兼好の場合は笑いで終始身体が揺れている芝居の方が嬉しい。
次回のゲストはどうであろう。

はねてから久々に新橋。
ご無沙汰の美人マスターが二店舗目をオープンさせたので顔を出す。
もともと人形町で支店をやっていたのだが新橋に移転して来た。
人形町にある頃は会館も公会堂も近かったのだが殆ど行かなかった。
餃子がメインの店で落語後に一杯やる雰囲気でもなかったのだ。

もともとマスターの店でも裏メニューで餃子は出していた。
それで店を一軒出せる程だからマスターの餃子は美味い。。
韮と大蒜の入ったオーソドックスな餃子に辛口の坦々と水餃子を頼む。
ビールと紹興酒でそれを摘む。
レモンサワーに変えてからパクチー入りを追加。
焼き餃子は三個で頼める。水餃子は五個なので都合十四個。
ひとつは大きくないが結構腹にたまる量であった。

写真付きのメニューにあった締めのラーメンが気になった。
透き通った醤油ベースのスープと思われ、なかなか美味そうである。
しかしもう満腹、それは次回のお楽しみにしてお勘定を頼んだ。
熱々のうちに餃子を頬張ってさっさと食べてしまうので回転が良い。
メニューの単価も安いので本店の半額ほどのお勘定だった。

今週いっぱい張り付いて、来週からは休んでいた本店に戻るらしい。
二つの店は程近い。これで目も行き届いてやり易くなった事だろう。
予算上、客筋は分かれそうだ。 わいわい皆で飲むには新店舗。
落ち着いて少し凝ったものを摘みたければ本店だろう。
もちろん、美人マスター目当てなら言わずもがな。である。


  1. 2014/02/19(水) 12:30:02|
  2. 演芸など
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定席寄席 二月中席 四日日 夜の部 於 鈴本演芸場 / 平成二六年二月一四日

強情灸 / 圓太郎
笊屋 / 我太楼
漫才 / にゃん子・金魚
花瓶(尿瓶) / 白酒
よもすがら検校 / 琴調(講談)

仲入り

奇術 / 伊藤夢葉
ぼやき居酒屋 / はん治
粋曲 / 小菊
天災 / 一朝


夜にかけて大雪の予報にも関わらず寄席へ。
権太楼主任の中席夜の部だがこの日は代バネで一朝。
この日限りと思うと雪も構わず上野広小路へ。
少し遅れてストレート松浦が終わるタイミングで入る。
もう見事にガラガラであった。
前寄りの下手通路際の良席に座って圓太郎から。
客が少ない故の変なテンションが高座を包んでいる。
こんな日に来るかと思っているか有り難いと思っているか。

ガラガラなので音がスカスカである。
楽屋裏の音が漏れ聞こえたり空調の音が聞こえたり。
客ひとりひとりの反応が薄いと空気も動かないものだ。
少々頑張ってリアクションしないといけない気分にもなる。
それでも圓太郎、白酒、一朝を目当てにのんびり聴く。

当日はバレンタインデー。
金魚が頭の飾りに小さなチョコを貼り付けて登場。
それを客席に向かって撒いた。
にゃん子と目が合い、自分に向けて放ってくれた。
今年のチョコ第一号は芸人のねえさんからと相成った。
明治ミルクチョコレートであった。 ありがとう。

代バネ一朝は「天災」。この人の江戸っ子はいい。
「天災」は填まる噺だ。「たがや」と並んで一朝が好きだ。
「大工調べ」は持ち根多だろうか。これも聴いてみたい。
この噺はこの噺家で、の組み合わせを聴く事が出来た。
大いに満足して緞帳が下がってから振り返る。
数えたら客は20人程だった。
こう云う日に行くと一端の落語聴きになった気分である。

はねてから湯島へ。 しっかりメールでご連絡あり。
それもあって荒天の中、出て来た節がナキニシモアラズ。
帰り際には女将からお菓子を持たされた。(お客全員ね)
大体、月曜と金曜に来る少し年上の常連さんがいる。
店が終わってから女将と三人でもう一軒。
この日は随分遅くまで飲んだ。
大雪で別世界だが、飲み屋街だけにTAXIはすぐに拾えた。
翌日TAXIのレシートを見たら帰ったのは3時前であった。
途中タイヤがズルズル滑っていたのを薄らと憶えている。
 
 
  1. 2014/02/15(土) 23:59:12|
  2. 演芸など
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定席寄席 二月上席 楽日 夜の部 於 鈴本演芸場 / 平成二六年二月一〇日

太神楽 / 仙三郎社中(途中から)
締め込み / 燕路
よかちょろ / 天どん
歌まね / 永峰ゆう子
森の石松三十石船道中 / 喜多八
時そば / 文左衛門

仲入り

三味線漫談 / あずみ
棒鱈 / 圓太郎
奇術 / アサダ二世
露出さん / 百栄


百栄の主任を今一度聴いておこうと飛び石連休の谷間に鈴本へ。
顔付けに随分と代演が並んでいた。
こちらとしては変化があった方が面白い。
喜多八と圓太郎が上がったのが嬉しいところ。

天どんは古典を演りますよと「よかちょろ」。
喜多八はたまには珍しいやつをと「森の石松」。
「棒鱈」は好きではないが圓太郎の演り方はなかなか面白かった。

天どん、喜多八、圓太郎と噺の中で歌った。
ゆう子とあずみはもともと歌が芸。
そんな流れで何故か百栄がホイットニー・ヒューストンを歌った。
何でもこの日が命日だったらしい。

百栄のまくらは落語のTV番組について。
昔は落語の分かる男性アナウンサーが進行を務めたが今は違う。
最近は落語を分からない女性アナウンサーが頓珍漢な事を言うと。
あれはあれでその的外れな感じに噺家がどう対応するかが面白い。

百栄の新作落語は短いのが多い。「露出さん」も長くはない。
半分近くまくらになるが、クスリと笑わせる喋りは悪くない。
新作への抵抗も薄らいで来たのは百栄の影響が少なくない。
相変わらず苦手な噺家も居るが、好き嫌いは古典でもある。
なるべく食わず嫌いはしないように、一度は聴いてみなくては。

中席の夜の部は権太楼が主任。
何度か聴いているが積極的に聴きたい方では・・・。
但し十四日に代演で一朝が入っている。
これはちょっと行きたい気もするが、当日の仕事と気分次第かな。
  1. 2014/02/12(水) 23:59:46|
  2. 演芸など
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冬、中信へ -信州ツーリング 2014 2/8~2/9 その2-

(前回のつづき)

各車運転手は移動に専念していたが鉄道組と車両同乗者は別。
移動の状況を逐一メールで交換しスレッドが立っていた。
結局、遠方から車で辿り着いたのは我々だけ。
鉄道組も運休スレスレのタイミングで現地入りを果たしていた。

今回は元々参加者が少なかった上に雪の影響で更に人数減。
当初の参加人数のうち、初日に到着したのは半数以下の6名。
東京組2台の大人4人子供4人が来れば随分と賑やかだったのだが。
その2台は昼過ぎに早くも中央道閉鎖の憂き目に遭っていた。
そして大月付近で夜を向かえ、土曜はカラオケに一泊するはめに。
他にも来られず出発前に断念したメンバーも居たので残念でならない。
到着組はそれを気の毒がりながらも我が身の幸運に乾杯と相成った。

食事は自家製ベーコン・蕎麦のサラダ・丸鶏グリルのカレーソースほか。
酒も各種並んで豪華な晩餐。が、日本酒の酔いが早いのはいつものこと。
久々の雪上ドライブは楽しかったがあまりの荒れ模様に疲れも伴った。
酔い覚ましに小休止を入れようと部屋に戻ったのが何時頃だったか。
結局午前3時頃まで眠り込んでしまい、宴後半には参加出来ず。
一旦目が覚めて、暫く薪ストーブの前で読書を楽しんで再び就寝。


oyaji-2014-2


日曜、吹雪の一日が明けて空は快晴だが、交通機関は麻痺したまま。
大月泊となった2台は市内の混乱からなかなか脱出出来ずにいた。
幸い2台は二泊予定、来られれば二日目の宴会がせめてもの救い。
(結局彼らは東京を出て33時間後に原村へ到着したのだった。)

帰ろうにも道が無いので事態の展開を見守りつつ各自思い思いに過ごす。
二日酔いで昼寝をしたり、やがて来る子供達の為にかまくらを作ったり。
自分は前日断念した用を済ませに一人別荘へ向かった。
最悪、自分は月曜帰りも覚悟したが同道のH氏はそうも行かぬ事情が。
何とか特急の切符を確保したものの出発は夜に。
もうノンビリ過ごすしかない。皆で温泉へ行き飲み過ぎの身体を休めた。

その風呂上がりに状況が一転、上信越道と関越道の開通が確認出来た。
こうなれば臨機応変、H氏の切符を知合いに譲ってそのまま出発する事に。
行動の急変でペンションには戻らず、オーナーのIさんにご挨拶も出来ず。
しかしこの判断は結果的に正解で、帰りのルートは至って順調であった。
夢か現か東京雪景色。 都内に入ってH氏と分かれて夜9時前には帰投。 

終始雪に振り回され、メンバー全員との再会も叶わなかった。
そんな事もいずれは皆の逸話となるような印象深い一泊二日であった。


(おしまい)

今回のツーリング <期間:2日>

  走行距離:552㎞     走行時間:13時間40分
  平均時速:40.4㎞/h  平均燃費:11.8㎞/L


  1. 2014/02/11(火) 23:59:19|
  2. 旅や野遊び
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冬、中信へ -信州ツーリング 2014 2/8~2/9 その1-

週末はあの大雪の中、遠出の予定を敢行。
信州は原村一泊ツアー、潜水仲間が集まっての宴会であった。

土曜、首都圏は午前三時から雪の予報。
中央道で気掛かりなのは笹子トンネルを通過出来るかだ。
そこを越えてしまえば一般道でも目的地まで行く目処が立つ。
出発を30分早め7時半に。朝の時点では諏訪ICまで行かれる状態。
やがて封鎖範囲が広がり、最終的には甲府昭和ICで降ろされた。
途中事故も目撃、雪は強まるばかりで致し方ない処置と思われ。
しかし並行する国道20号には思いの外、渋滞や混乱は無かった。

それにしても降雪は激しくなるばかり。
現地集合の同じく東京組2台がまだ出発していない。
子供連れを含んでいるため、学校があって出るに出られない状況・・・。


oyaji-2014-1


高速封鎖を切り抜けた我が班は一路諏訪湖へ。
途中、別荘へ寄りたかったが行程遅延の為それは断念。
昼食に寄るつもりであった諏訪湖に程近い「うなぎ古畑」へ直行。
結局店まで四時間半、今回は運転を労って同道のH氏のご馳走に与る。
腹もくちくなって漸く人心地ついた。次は強張った体をほぐしたい。
「えびす屋」でワカサギの唐揚げを買ってから下諏訪まで足を伸ばす。
目指すは共同浴場「菅野湯」、お気に入りの鄙びた風呂へH氏を案内。
大雪の中、先客もひとり。深くてやや熱めの湯船が気持ち良い。
上がるまで他の出入り人数は三人と静かな午後のひと風呂であった。

食事と温泉で心身ともにリラックス、残る道草は酒の調達である。
岡谷の知人に教えて貰った酒屋「信濃屋」へ。
以前は蔵元巡りもしたが、目当てがあれば酒屋の方が便利である。
自分用、お遣い用、宴会用と二人で何本か調達して任務完了。
さて、いざ原村。諏訪から戻ると標高も上がり雪も激しくなるばかり。
除雪車とすれ違う中、あちこちで擱座する乗用車を横目に走る。
手助けをと都会者が粋がって木乃伊取りが木乃伊では洒落にならない。
気の毒ではあるが我が身可愛さもあって横目で通過する。

原村はペンション村の指呼の間まで来て除雪が間に合わない道に突入。
粉雪に四輪が微妙に空転し、船を操る時の浮遊感に近いハンドル捌き。
それでも車は雪上を駆け上がり、漸く目的地に着いたのだった。

さて、宿に落ち着き各地から参加の各班は如何にと様子を窺う。
するとその後、大雪は予想以上の猛威を振るうことになるのであった。


(つづく)
  1. 2014/02/10(月) 18:00:52|
  2. 旅や野遊び
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定席寄席 二月上席 三日目 夜の部 於 鈴本演芸場 / 平成二六年二月三日

辰巳の辻占 / 燕路
節分 / 天どん
動物ものまね / 小猫
厄払い / 市馬
時そば / 文左衛門

豆撒き
仲入り

奇術 / アサダ二世
三方一両損 / 扇辰
漫才 / ロケット団
船越くん / 百栄



節分興行では豆撒きがある。
豆の入った小さな袋や芸人の手ぬぐいなどが寄席を飛ぶ。
豆の袋の中には招待券が混じっているらしい。
百栄が主任と云うのも一興かと思い行くことにした。

木戸銭は百栄のHPから割引券が出ており600円引き。
少々出遅れて途中入場。 燕路のまくらが始まっていた。
後ろの席で燕路を聴いてから天どんが上がる前に前方へ移動。
思いの外、客は多い。
一昨年の節分興行も行ったがこれほどの入りではなかった。
最近は協会や鈴本もTwitterなどをやる。
そんな効果もあるのかも知れない。

顔付けはまぁまぁといったところ。
ニ楽に代演が出ているのが残念であった。

文左衛門が仲入り前を終えると豆撒きである。
下手の一番端に座っていたのであまり期待はせずに見守る。
舞台側だけでなく、後方の出入口からも撒いている。
かなりの数が宙を舞い、まんべんなくばら撒かれた。
文左衛門が最後の最後で放った手ぬぐいが自分の前に落ちた。
前方のオーラスでゲットである。
見ると菊丸の手ぬぐいであった。有り難く頂戴する。
一昨年は三三と誰か講談師の手ぬぐいの二本が飛んできた。
三三は頂戴してもう一本は前席の女性にあげた記憶がある。
中には一人で沢山確保して帰る人もいるらしい。
一人ひとつで周りの人と分け合って欲しいものだ。
誰かへのみやげと云うならそれもありだが。

はねてから湯島へ。
後から常連さんが二人来たのでTVを話の種に飲む。
翌日、仕事でちょっとした懸案事項あり。
寄席でもふとその事が頭を過ぎったりした。
心底リラックスとは行かず、閉店少し前にお先に失礼した。

懸案事項は大事には至らず、ホッとしながらこれを書いている。


  1. 2014/02/04(火) 23:59:33|
  2. 演芸など
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 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

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