七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 らくご街道 雲助五拾三次 -鰻- 』 雲助独演会 於 日本橋劇場 / 平成二六年七月一四日

後生鰻 / 雲助
鰻の幇間 / 雲助

仲入り

子別れ / 雲助


当日までどうしようかと思っていた五拾三次。
火曜の白酒の券が取ってあったので連荘になってしまう。
最近は避けていた連荘だが、鰻しばりが面白そうで決行。

「後生鰻」は初めて聴いた。
なかなかブラックなサゲだがそこは滑稽噺、軽妙である。
演り終えて、これを人情ものや圓朝もののように演ると・・・
そう言ってオドロオドロしく口調を変えてみせた。
その様相の変化は見事なもので会場が笑いと喝采に満ちた。
落語は遣り様だとつくづく思わせる余興であった。

「鰻の幇間」は幇間の愚痴の言い立ても鮮やかなもの。
旦那の前では不味い鰻も美味そうに食べていたのと落差が可笑しい。
今まで聴いて来たものでは幇間が間抜けな感じに思われた。
雲助の幇間には人の好さみたいなものが前面に出ていた。

仲入りに入ったのが早く、これでは八時半くらいには終わるのではと。
しかし三席目の「子別れ」は長講であった。
後半の「子は鎹」だけでもひとつの噺になる。
それを通しで前半の強飯の女郎買いから女房との離縁までが加わる。
普段馴染みのないところを今回初めてたっぷりと聴く事が出来た。
熊と亀の再会が番頭の計らいである事も分かり易く、噺の流れが良かった。
丁寧に作り上げられた通し演目、いつもながらなかなかの充実ぶりであった。
自分は計らぬが、幾つかの人様の情報によれば70~80分はあったようだ。




  1. 2014/07/15(火) 23:36:05|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

profile

 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

category

旅や野遊び (60)
演芸など (306)
フォト・キネマ・アートとか (152)
道具のたぐい (37)
飲んだり食べたり (4)
徒然なるままに (12)
序 (4)
未分類 (1)

comment

calendar

06 | 2014/07 | 08
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

archive

counter

search form