七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂 3D - BEYOND THE EDGE - 於 角川シネマ有楽町 シネマ1

今年は山岳映画が多い。
『K2 初登頂の真実』 から僅か二か月で再び山岳映画である。

エドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイのエベレスト初登頂を描く。
本作はドキュメンタリースタイルを取っていて芝居は再現ドラマ仕立て。
台詞は極端に少なくナレーションで進行する。

そのドライな感じが過酷な挑戦にリアリティを付けていて良かった。
『K2』で少々残念だったドラマ作りがあったのでそこが気になっていた。
今回は記録映画としての程良い緊張感が保たれていた。

マロリーが登頂に成功したかどうかは前世紀山岳史最大の謎ではある。
そのミステリーは別として、やはりヒラリーの偉業は素晴らしい。
行程を分かり易く映像化されると素人でも臨場感を持ってそれを体感出来る。
殊更にドラマティックに仕立てない方が良い場合もある好例だろう。


260720
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VFXは今ひとつ稚拙で見え見えなところもあるが、そこは愛嬌で。
それは良いとして、3Dにしたのが果たして良かったのかどうか。
少々不自然な遠近感を強いられるのであれば自分の想像力を発揮したい。
せっかく雄大な山岳風景を堪能出来るのに3Dが却って仇だったようで惜しい。
時間の都合で3D版を選択したが出来れば2D版の方で観たかった。
Real D形式の3Dなので画面が暗い。2Dの方が映像はキレイかと想像する。

何か強く印象に残るものがあった訳ではないが良作であった。
あまり堅苦しくないドキュメンタリーとして91分の上映時間も手頃であったし。

ひとつ自分の無知を白状。
ヒラリーはイギリス人でなくニュージーランド人である事を今回初めて知った。
イギリス隊だったのでてっきりイギリス人だとばかり思い込んでいた。

既に邦画の山岳ものがかかっているがこれはちょっと敬遠気味。多分、観ない。
八月末と九月末に洋画の山岳ものが控えている。
そちらは楽しみに待ちたい。
 
 
  1. 2014/07/20(日) 23:59:17|
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