七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

友よ、さらばと言おう -MEA CULPA- 於 新宿武蔵野館1

武蔵野館でやっている別の映画の事を調べようとHPを閲覧。
そこでこの作品を見つけて先にこちらを観ようと足を運んだ。

南仏、トゥーロンが舞台。
主人公シモンは元刑事、飲酒運転で致死事故を起こして懲戒、刑務所送りに。
出所後それが原因で離婚、警備会社に勤め子供とは週に一度会うだけの生活。

彼には刑事時代の相棒フランクが今でも友として寄り添っている。
彼が起こした事故の際、その車に同乗していた同僚だった。
フランクは今でも現役の刑事で、常日頃シモンの生活を気に掛けている。

ある日シモンの息子テオが殺人現場を目撃することで狙われる事になる。
家族を守ろうとするシモンは今では民間人、出来る事は限られている。
それに協力を惜しまないフランクが加わり、犯人への反撃が始まる。


260814
[c]Thomas Bremond [c]copyright Gaumont - LGM Cinema


やはり舞台が欧州だと背景が美しい。
南仏の街並みで繰り広げられるアクションは趣が違う。
またウェスタン臭くない点がハリウッドとの違いだろう。
見応えはあるがショウアップされていない身の丈の芝居が良い。
色々と細かな「?」はあるが、そこはフィクションを享受するとして。

そして終盤に明かされる意外な事実。この辺の作りはなかなか巧い。
何となく苦い後味が残るこの感じはフランス映画ならではだろう。
万事解決ハイタッチ!でエンディングばかりがアクションではない。
映画が終わっても登場人物たちにはその後の人生がある。
そう云うことを暗に匂わせながら暗転する銀幕の余韻が味わい深い。

原題をネットの翻訳サイトで訳すと「過失の自認」と出た。
なるほど、言い得て妙。「友よ、さらばと言おう」では何の事やら・・・。
しかしその位のはぐらかしは却って由かも知れない。

  1. 2014/08/14(木) 23:59:39|
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