七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

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『 人形町噺し問屋 その52 』 兼好独演会 於 日本橋社会教育会館 / 平成二六年一〇月二一日

弥次郎 / 緑太
幇間腹 / 兼好

仲入り

太神楽 / 味千代
派手彦 / 兼好

鈴本へ行く気満々になってから翌日に兼好が入っていることに気づく。
それでも強行した結果、20日~31日の間に六つ落語会へ行くことに。
鈴本が三週間ぶりの落語だったのに極端な話である。

幇間の噺はどれも多少なりとも悲哀を感じる。ペーソスが漂っている。
確かに面白いが心底笑えないのは自分だけではなかろう。
実際の幇間と云う仕事は差配気配りが必要な難しい仕事であろう。
本来そうした仕事を不器用にしか出来ないところが可笑しみとなる。
それが「幇間腹」や「鰻の幇間」の聴きどころなのだろう。
それにしてもだ。やはり聴いていてその駄目っぷりが切ないのである。

「派手彦」。こちらは初聴き。
四十二になる番頭が二十二の踊りのお師匠さんに惚れる噺。
いわゆる、歳の差婚の話だ。
お師匠さんは巷で評判の美人。
その立ち居振る舞いからついたあだ名が派手彦。
おかしなことに生来番頭は女嫌い、お師匠さんは大の男嫌い。
ところがそんな二人がどうしたものか相思相愛で結婚に至る。
二十も下なら可愛くてしようがないだろう。
自分で云えば相手が三十路前の見当だ・・・ちょっと無理だなと思ったり。
あまり若いと扱いが分からない。そのうち分かるようになるのか・・・?
まぁ三十路ともなれば女性も立派な大人で、いや男より余程大人で。
それに世間で云う歳の差婚を実践した男達は持っているものが諸々違う。
仲間由紀恵とか大江アナとかじゃなく、もっと現実に目を向けねば。
・・・俺はいったい何を書いているのだ?

番頭は派手彦に惚れぬいているから大事にする。
そして無理もないが心配事も絶えない。
それはそうだろう。輝き増す妻に老いていく自分。
他人も羨む自慢の妻も、持ってみれば己の自信の無さの裏返しとなる。
当人にしてみれば他人には分からぬ苦労が多々あろう。
その位は気の毒がらないとこっちもやってられないと云うものだ。

ふと、吾妻光良の歌を思い出したりして・・・





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  1. 2014/10/22(水) 12:13:57|
  2. 演芸など
  3. | コメント:2

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 良速

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