七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

白酒独演会 於 シアター711 / 平成ニ六年一二月三〇日

道灌 / はまぐり
壺算 / 白酒
今戸の狐 / 白酒

仲入り

芝浜 / 白酒

落語会の予約にも多少はリスクがある。
仕事でドタキャン。これは優先順位が明白。
それとは別に厄介なのがもうひとつ。
当日、予約の時には思いもよらない気分に陥ることがある。
聴く気分でない時の落語は相当に辛い。
今回はまさにそれだった。
当日払いの予約でなければ行きたくないほどであった。

それでも白酒が気分を晴らしてくれるかも知れない。
そんな期待をして高座に向かった。

しかしなかなかそう上手くは行かないものだ。
会場が沸くたびに皆の笑い声に身を切る思いだった。
早く終わって欲しい。
そんな事まで考えていた。

落語を聴かれるうちは大丈夫。
それが持論だが、今回は大丈夫ではなかったな。

こう云う事があると予約に対して臆病になってしまう。
まぁ山もあれば谷もある。
次の落語会は年明け七日。
心置きなく楽しめる事を願うばかりだ。

あっさりしていて押しつけがましくない白酒の「芝浜」。
これが今年最後だったのがせめてもの…かな。

さて大晦日。
皆さん良いお年を。
笑門来福。 (^_^)



  1. 2014/12/31(水) 14:38:39|
  2. 演芸など
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野外ふたたび

大晦日は30日の落語記事になってしまうだろう。
ここで一年を振り返っておこう。

今年はやはり何と言っても春先の怪我が大きかった。
すっかりアウトドア返上で一年を過ごした。
カテゴリ「旅や野遊び」の記事は僅か9編。
そのうち4編が別荘に関する事。
残りの5編のうち野遊びは件の釣行と山菜採り、ダイビングの3編。
幾つかあった野遊びの計画も諸々の都合で悉く企画倒れに。
春先の意気込みは例年以上だっただけに、残念ではある。

損傷がひどかっただけに手術担当の医師はここまで治れば御の字の体。
ご尽力には感謝も絶えないが、自分としてはもっと良くなりたい。

年明けに手首に入っているチタンプレートを抜く手術を受ける事にした。
抜くか抜かぬか、それぞれに長短はあるが、やはり異物は除去したい。
術後また最低三ヶ月はリスクを伴う行動は自粛しなければならない。
春先までは大人しくしている必要がある。
治療の手術後、怪我が治っても安定するまでは2~3年かかると言われた。
安定とは根治ではなく、それ以上、状態が変わらなくなると云う意味。
それに関しては時間をかけて納得して行き、良くなる方へ努力するのみだ。
逆立ちは無理でも腕立て位は普通に出来るようになっていたいものだ。
それからどうも字が不細工になった。もともと上手ではないが困ったものだ。
これから二年と少々、自分の努力に係る部分も少なくない。

今後の野遊びの展望。
再びの入渓は雪代が引いて季節が穏やかになった頃だろうか。
足下が不安定な川は復帰の時期を慎重に選ばないと。
とは云え、転ぶリスクが無い野遊びなど、なかなかないもので。
二足歩行をしていればリスクは日常からしてある訳で。
何かしら自然に触れながらのリハビリを考えたい。
一番手頃なのは別荘の敷地の手入れだろう。
林木を整えて薪を作る。石を動かして焚火サークルを作るのが来年の目標。

今年は遠出をしない分、もの凄く酒手に金をかけてしまった。
来年は自重してダイビングに行かれるくらいの資金は工面したいものだ。
この秋に近場だが行ってみて思ったのは、やはり海はいいなと云うこと。

一番肝心なのは無理や焦りは禁物だと云うこと。
頼れる仲間たちとまた、海島山河に出て行く日を夢見て今年は幕引きだ。
 
 
  1. 2014/12/29(月) 10:00:00|
  2. 徒然なるままに
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『 人形町噺し問屋 その54 』 兼好独演会 於 日本橋社会教育会館 / 平成二六年一二月二六日

つる / けん玉
紋三郎稲荷 / 兼好

仲入り

発泡スチロール芸 / ハッポウくん
妾馬 / 兼好


茅場町の駅から会場までコンビニが二軒ある。
手前のファミマでカフェラテを買うと冷めてしまう。
その先にあるセブンで買おうと寄るとセブンにはラテがなかった。
そうか、気にしたことがなかったが、ラインナップが違うんだな。
仕方がないのでホットを買う。 ミルク入りが飲みたかったな。
今回は余裕を見て会場入り。

恒例の高座前あいさつから。
一年を振り返って世の中の出来事について語る。
オボちゃんからナッツ姫まで面白おかしく。
笑いを取っているが兼好の論評はなかなか的を射ている。
剽軽な立ち居振る舞いと落とし噺のような語りの内に核心がある。
これを聴く為にも遅刻が出来ない落語会である。

今回は二席目の「妾馬」が出色であった。
今までの兼好とはひと味違うしっとりした面を聴く事が出来た。
八五郎が殿様とお鶴に語る場面は人情もののようだった。
客席には鼻をすする人も。

個人的には人情ものより滑稽ものの方が好みではある。
しかしたまにはしっとりと聴かせる高座も良いものだ。
特に「妾馬」はそこを強調する事も珍しい運びだ。
意表を突かれた客は自分だけではなかろう。

来年もコンスタントに開催される予定の噺し問屋である。
五十回を超えて根多もひと回りしてしまったと兼好。
これからは一度演った噺が出て来ると思うがその辺はご寛大にと。
自分は約三年前の第28回からと後発組の客。
まだ聴いたことのない噺は多々ある筈。
来年以降も万障繰り合わせてなるべく通うようにしたいものだ。

さて、今年の落語会もあと一回。
もうひと笑して来年を迎えよう。
 
 
  1. 2014/12/27(土) 23:59:27|
  2. 演芸など
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『 らくご街道 雲助五拾三次 -大晦日- 芝浜 』 於 日本橋劇場 / 平成二六年一二月二四日

身投げ屋 / 雲助
掛け取り / 市馬

仲入り

芝浜 / 雲助


この時季に掛かる演目が幾つかある。
芝浜・文七・掛取・・・今年は既にひと通り聴いた。
しかしどれも若手中堅あたりまで。
ベテランの仕事で聴いて、暮れの風情を味わいたい。

直前まで保留にしていた五十三次。久々に行く。
前売りでかなり捌けていたようだ。
当日券を売る座席表はほぼ黒く塗られていた。
日本橋劇場は前のお客がハズtレでなければどこでも観易い。
後半ブロックの下手端の席にして木戸銭を払った。

「身投げ屋」 も暮れの噺だなと改めて思いながら聴く。
借金苦と云うのを幸い味わったことが無い。
身投げの心境など分かりたくもない、平穏を有難く思う。

市馬を聴くのは久し振りだ。
およそ 「掛け取り」 に関しては市馬が挙げられよう。
今回も噺家とお客のどちらが楽しんでいるのかと思うほど。
朗々と歌い上げてとても満足そうであった。
聴いている方も堪能させて貰った。

「芝浜」 に於ける雲助の女房は少し貫禄があり過ぎるか。
師の演る年増女はどうも恰好良過ぎる。
その点で 「鰍沢」 のお熊がニンにあっていると思う。
全般、とても良い高座であったが女房が若干浮いていたか。
それでも長さを感じさせない巧い運び、聴き応えがあった。


261224


クリスマス・イヴ、およそ落語に縁のないイベントである。
ではあるが、餅撒きの体で祝儀袋に入ったチロルチョコが配られた。
包みが雲助五拾三次オリジナルプリントの凝ったもの。
少しだけクリスマス気分のお裾分けだ。
この日楽屋前座の市助とさん坊が来春に二ツ目に昇進とのこと。
さん坊も会を開くようになったら足を運ぼう。
最後は市馬の音頭で三本締め。

はねて行く当てから事情で急遽断りの連絡が入りこの身が宙に浮く。
さて困った。 聖なる夜にピンで知らぬ店に入るのは気が引けた。
賑やかな店も気分ではない。 で、高円寺のマスターの所へ。
お土産に鰊のきりこみを頂く。クリスマスプレゼント・・・?
次の家飲みはこれで熱燗だな。 家で飲むのは日曜かな。
 
 
  1. 2014/12/25(木) 17:44:41|
  2. 演芸など
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『暮れのコタツ』 小辰独演会 於 食堂ピッコロ / 平成二六年一二月二三日

不動坊 / 小辰

仲入り

御神酒徳利 / 小辰


昼食を外食で済ませて尚、時間があった。
道中、銀座線の三越前駅が目に留まる。
途中下車して日本橋有便堂に立ち寄ることに。
お年玉袋とポチ袋を購入。
もうお年玉をあげるのも甥っ子一人。
干支の袋では使い切らないので宝船の絵柄にする。
ポチ袋は先日の正楽の紙切りで最後の一枚だった。
今回は手拭い柄で馴染みのある青海波を選んだ。

有便堂からピッコロまでは歩いても10分足らず。
開場より早く着いてしまい列に並んだ。少々寒い。
予定より5分程遅れて扉が開いた。
マスターに木戸銭を払う。今回も打ち上げは不参加。
またしても昼食でビールを飲んだ。
ワンドリンクはアイスコーヒーにしておく。

それでも一席目は睡魔が…。
今回は前回のお客による投票で演目を決めたらしい。
結果 「不動坊」 が最多得票とのこと。
さて自分が何に入れたかは忘れてしまった。
「不動坊」でなかったのは確かだ。
自分とは好みが合わなかったと云うことか。
それもあって集中力も高まらず重い瞼と格闘した。

仲入りで天どんの時と同様、外の自販機で珈琲を買う。
これで後半は気分も一新して「御神酒徳利」を楽しんだ。
特に神奈川の宿 以降の運びが面白くサゲまで気分が高まった。

小辰は安定株なので少々スリルに欠けると言ったら贅沢か。
来年は他の噺家との二人会、三人会にも出掛けようか。
独演会も良いが異なる場面での小辰もそろそろ見てみたい。
そんな感想を抱いて今年最後の小辰を聴き終えた。

今回は打ち上げがあるので店先が華やいでいた。
去り際にマスターとママさんに今年一年の世話役の礼を述べた。
小辰には一年の楽しい高座を労いピッコロを後にした。

さて今年の落語もあと僅かである。


  1. 2014/12/23(火) 20:17:33|
  2. 演芸など
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年末特別企画興行 ~年の瀬に芝浜を聴く会 特別編~ 『芝浜と芝浜に纏わる噺の会』 初日 昼の部 於 鈴本演芸場 / 平成二六年一二月二一日

後生鰻 / 歌武蔵(途中から)
出来心 / 馬石
漫才 / ロケット団
漫談 / 鬼丸

仲入り


ギター漫談 / ぺぺ桜井
幇間腹 / 菊之丞
紙切り / 正楽 
芝浜 / 歌奴



御徒町で酒付きの昼食と用事を済ませたのが十三時過ぎ。
さてどうしようかと思案して、寄席を思いつく。
21日だから下席の初日だ。
特別興行で「芝浜」にまつわる芝居が五日間入る。
鈴本のHPで調べると今日は歌奴が主任でまさに「芝浜」を演る。
歌奴は友人の知り合いの弟らしい。 要するに他人である。
友人から機会があったら聴いてみてと言われていたのを思い出す。
歌奴は一度だけ聴いたことがあるが、大根多は聴いたことがない。
それならばと既に始まっている鈴本へ急いだ。

開演後45分ほど、三番目の歌武蔵が「後生鰻」を演っていた。
終わるまで最後列で待ってから席を探す。
結構な客入りで、目に留まったのは最前列のほぼど真ん中。
普段なら座らない位置だがほろ酔いでいい加減に選んで腰を下ろした。
前日同様、酔いも手伝って舟を漕ぐ。もう芸人真正面で我ながら呆れる。

食いつきは大好きなぺぺ先生。仲入りの珈琲で目は覚めていた。
ほろ酔いで度胸もついており、遂に正楽に紙切りをリクエストした。
果たして頼んだお題に出来上がりはイメージどおりで見事な物。
用意してあったポチ袋を差し出し作品を頂戴した。

そして歌奴の 「芝浜」。 これが良かった。
少々堅いところもあったが高座が綺麗だ。
大きな声だが威圧感もないし耳にキンキン障ったりもしない。
滑舌がよく一度も噛まず、言い間違い、言いよどみもなかった。
芝居加減も程々で臭いところがなく、濃すぎず薄すぎず いい匙加減。
年相応とでも云おうか、当人の様子にしっくり来る 「芝浜」 だった。
芸歴十七年、真打六年目。また一人気になる若手が増えた。
思いつきで寄った鈴本で、なかなか良いものが聴けて大満足であった。


  1. 2014/12/22(月) 23:59:27|
  2. 演芸など
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『天どん、粋歌のクリスマスの贈り物』 天どん・粋歌 二人会 於 食堂ピッコロ / 平成二六年一二月二〇日

天どん告訴状 / 天どん
わんわーん / 粋歌

仲入り

おじいせん / 粋歌
文七元結 / 天どん


会場に着いてみると椅子の置き方に随分余裕がある。
木戸銭を払ってワンドリンクはビールに。
また眠くなるかも知れないと思いつつアルコール。
本当は珈琲が良かったが冷たいのしかなかった。
マスターに火曜の事を確認される。小辰の会の日だ。
火急の用件でも入らなければ来ると伝えた。
次回は満員御礼でキャンセル待ちが三人おられるとのこと。
う~む、天どんも面白いのに今日は客入りが緩いなと改めて思う。

案の定、ビールがいい感じで前半は睡魔との戦いになった。
小さな箱で人数も少ないから両師には悪い事をした。
仲入りに外の自販機で温かい珈琲を飲んだ。
それが効いて後半は意識もはっきりと楽しんだ。

「おじいせん」とは爺専のことであった。面白い新作だった。
粋歌を聴くのは初めてだ。丸っこくて可愛らしい。
そこそこお姉さんらしいが若く見える。
二席とも新作であったが、古典は演らないのだろうか。

さて、天どんの「文七元結」。
まぁまぁ、か。系譜としては圓生になる訳だが比べるのは気の毒だ。
それでも新作のイメージが強い天どんの古典が結構好きである。

これを書きながら、どこがクリスマスだったのかと思う。
確か打ち上げもなかった筈。(いつも参加しないので未確認)
数えなかったがお客は結局15人位だったろうか。
終始緩い感じで、会の雰囲気は悪くなかった。
またピッコロで天どんが演るなら来てもいいなと思いつつ後にした。

前日に女将から営業メールもあったので湯島へ顔を出す。
補助椅子が出ていた。 予約で満員になったようだ。
で、自分が端っこの補助椅子。隣りは馴染みの常連さんで色々話した。
四人連れのご新規さんが店を気に入って大いに盛り上がっていた。
また来るまた来るを連発して終始ご機嫌であった。
終わってから女将と寿司屋で飲む。
前回飲んだ時にちょっと言い合ってしまったので仲直り。
店では女将と客だが、暖簾の外ではダイバー仲間であり飲み友達だ。
こじらすことなく以前どおりで何よりであった。


  1. 2014/12/21(日) 23:59:21|
  2. 演芸など
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『 殿下のお成り~ぃ!! 』第20回 DOURAKUTEI出張寄席 喜多八独演会 於 日本橋社会教育会館ホール / 平成二六年一二月一六日

新聞記事 / 鯉毛
代書屋 / 喜多八
持参金 / 鯉昇

仲入り

文七元結 / 喜多八


空腹のせいだろう、茅場町駅から地上に出た時に随分と寒かった。
途中のファミマでカフェ・オレを買って温まろうと目指す。
ところがタイミング悪くレジに列をなしている。
開演時刻が迫っていたので諦めて会場へ向かう。
開演間際に着席、ダウンを脱ぎiPhoneを切ると緞帳が上がった。

疲れと寝不足と空腹、体が冷えて強張っていた。
途中スゥと意識が遠のきそうになる。
久々の鯉昇だったので楽しみにしていたが、今ひとつ身が入らない。
それに今回の鯉昇はゲスト出演だったのを忘れていた。
あくまで喜多八独演会である。
仲入りの後に喜多八が出て来て、あぁ鯉昇は一席だよなと初めて気づく。
それだけに「持参金」をもっと楽しみたかったなと悔やまれた。

仲入りに甘くて熱い缶コーヒーを飲んで仕切り直し。
喜多八が二席目を“どうやっても長くなる”と言って始めた。
あまり長講を好まないところが師にはあるような気がする。
そこで「文七元結」を始めたものだからちょっと驚いた。
師で聴くのは初めてだし、こんな噺も演るのかと。

いつもの癖と云うか演り方と云うか。
喜多八は慌てたり怯えたりしている人物を演じる際に誇張してどもる。
これが聴きづらい。 個人的にはこの多様を好ましく思っていない。
今回も長兵衛や文七の台詞にかなりどもる場面が目立ち煩わしい。
この辺はもう少し整理して演ってくれた方が聴いていて噺に身も入るのだが。
そんなこんなで、些末な事が気になって暮れならではの長講もそれなりであった。
次の落語会で天どんがやはり「文七」を根多出ししている。
新作や変化球な古典の多い天どんがどんな「文七」や演るか今から楽しみである。

はねてから新橋へ。もとの予定が日延べになったので久々に繰り出した。
ダイバー馴染みの店は珍しく顔見知りがたくさん居た。
取り敢えず各々に軽く黙礼をしてカウンターの一番端の席を確保して一人飲み。
大瓶でかけつけセットの摘みを貰う。その後はカキフライと厚焼玉子。
途中で熱燗一合を追加。
静かに飲んでいると大酒飲みのコ(と云っても立派なオバサン)がド突きに来た。
会うのは久々の友人である。 珍しく差しで飲む。
徐々に調子を上げて来た彼女がコップ酒を持ち出してしきりに勧めて来た。
この流れでこのコと飲んでいたら確実に終電を逃す。
日延べの飲みも翌日に控えていたので、光るコップをかわして早々に撤収。
帰り際に挨拶をしたかった幾人かは、いつの間にか帰った後だった。
 
 
  1. 2014/12/17(水) 23:59:05|
  2. 演芸など
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日々ロック 於 ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン1

まぁ・・・この手はオジサンが真面目にレビューするものでもないだろう。

二階堂ふみを観に行ったけれど彼女でなくてはって配役ではなかったかな。
でも面白いキャラクターで可愛かった。
劇中「雨上がりの夜空に」を歌うのだが、あまり上手じゃない。
その残念な感じも、オジサンは可愛いと思う。

主人公はかなり熱くて、熱い。

竹中直人と蛭子能収がいい。 駄目な大人が見ていてホッとする。

別にサクセスストーリーではない。
胸に小さな穴が開いて観終わる。


261213
(C)榎屋克優/集英社 (C)2014「日々ロック」製作委員会


画像はふみちゃんを貼っておこう。
ハダカのお兄ちゃんは暑苦しいから。
 
 
  1. 2014/12/13(土) 23:59:57|
  2. フォト・キネマ・アートとか
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受け継ぐ -International Watch Company-

携帯・スマホで時刻が確認出来るので腕時計をしない人も増えているらしい。
自分などはし忘れて出掛けてしまうと落ち着かないタイプなのだが。

父から譲り受けたのがいつだったかも忘れてしまった。
International Watch Company のラウンドモデル。
'60s のものだが詳しいことは分からない。
母の記憶では結婚したての頃、初めて買った時計。
宝石商だった母方の伯父(父の義兄)に頼んで欧州で買って来て貰ったらしい。
長年使って少し上等な時計に買い替えて仕舞い込まれていたのを譲り受けた。
貰ったものの当時はデザインが渋過ぎて、自分も抽斗の奥に眠らせていた。

ふと思い出し、引っ張り出して来たのが去年の夏。
見れば自分で付けた安物の革バンドがボロボロに。
使えるようにと奮発して Camille Fournet のバンドを奢った。
ミシシッピ・アリゲータ、竹符柄のダークブラウンマット。
ゴールドケースのシンプルダイヤルに抑えた色のベルトが映えます。(店員談)
今見ても彼のアドバイスは的確であった。マッチングは素晴らしい。


261210-1


記憶が曖昧だが恐らく譲り受けてからでも二十年位経っている。
そのまま使うと傷めそうなのでオーバーホールへ出した。
依頼先は町の時計修理工房。
アンティークのインターの取り扱い数も多いので信頼出来ると思い選んだ。
夏に依頼、三か月程して十月中旬に戻って来た。

料金は32,400円(税込、以下同じ)。
内容はOH、天府調整、ヒゲゼンマイ調整、風防交換。
風防は細かいヒビが入っていて脱落や湿気の侵入の恐れがあり要交換。
風防が5,400円だったのでOHと調整だけなら27,000円の計算。
OHと調整は店の価格表からして基本料金で済んだようだ。

使いはじめて二ヶ月ほど。日差も僅かで正確に動いている。
落ち着いたデザインも今ならば年相応ではなかろうか。
とは云え、これを付けていた当時の父は三十代前半から十数年だったと思われ。
我々の世代と比べると、昭和一桁の男は貫禄があったか(老けていた?)。

もちろん自前でも幾つか時計を持っている。安物が殆どだが奮発したのもある。
機会に恵まれれば欲しい時計もまだ二つ、三つ。
それはそれとして、父から譲り受けると思いも特別である。
そして実は譲って欲しいのがもう一本、あったりするのだ。 ヘヘヘ・・・。
 
 
  1. 2014/12/10(水) 17:38:24|
  2. 道具のたぐい
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『 雲助蔵出し ぞろぞろ 』 雲助独演会 於 浅草見番 / 平成二六年一二月六日

たらちね / つる子
短命 / 志ん吉
辰巳の辻占 / 雲助
禁酒番屋(馬生版) / 雲助

仲入り

掛取万歳 / 雲助


日本橋で銀座線に乗り換えるともう着いた気になってしまう。
実際は浅草まで20分近く、駅から歩いて見番まで約10分。
乗り換えてから30分、地元からだと都合約50分と、結構遠い。
浅草駅から見番までの行程は歩いても楽しいが週末は人出が凄い。
この日はすれ違いざまに自分の荷物が肩に引っ掛かって老紳士がよろけた。
周囲の歩度と合わずイライラしていて、そのまま通り過ぎてしまった。
こちらが一方的に悪い訳でもないが、ひと言謝れば良かったと後になって思う。

観音様を抜けて浅草寺病院の脇から言問通りに抜けると人影が疎らになる。
幅の広い通りを渡って雷5656会館の脇へ入ると見番は指呼の間である。
見番の斜向かいにある蕎麦屋弁天に寄るのが常だ。
見える店先に待ち客がない。 珍しくすんなり入店出来た。
空いているなら間もなく開場だから見番に席を確保してからでも良かったか。
いやいや、それをやると同様の先客が弁天に流れて来て待つはめになる。
案の定、開場時刻を過ぎて五分もすると弁天の暖簾は忙しなく捲られた。
冬の弁天と云えば牡蠣南蛮蕎麦である。
あんかけのつゆに大きな牡蠣がゴロゴロと載っている。四つか五つだ。
たっぷり汁も飲んでお勘定。1,350円は少々いい値だがここだけの贅沢である。

見番に入って下足棚に靴を入れる。
銭湯でもどこでも、空いていれば番号は三八と決めている。理由は内緒。
二階の会場へ上がってすぐ、次回の前売りを求める。次は3月7日。

この会は安心して楽しめ、盤石である。
雲助のリラックスした空気感が客にも伝搬して芝居の雰囲気がとても良い。

最近、睡眠のサイクルが悪く大抵夜中の三時位に目が覚める。
それが一日のどこかで悪さをする。まさに落語の時は要注意だ。
寝入る訳ではなくフッと意識が薄れる。今回はそれが「禁酒番屋」のサゲに来た。
直前にフッと目の前が暗くなり“この正直者め”が遠くに聞こえ気づくと拍手が。
これについては最近聞かれる睡眠障害ではなかろうかと少々心配になりつつある。

トリ根多は「掛取万歳」。師走に入っての落語会で早速歳暮の噺である。
暮れに掛かる噺が幾つかある訳だが、ここからいよいよそれが始まった。
二十日には天どんが「文七元結」を演る。これは行く予定。
二十五日には白酒が「芝浜」。鈴本で平日の昼の部、仕事をサボろうか悩む。

いずれにしろ、二十日以降に落語会が詰まっている。
特にお師匠さんでもないが、自分も都内をあちこち走り回ることになりそうだ。
 
 
  1. 2014/12/07(日) 23:59:51|
  2. 演芸など
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 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

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旅や野遊び (62)
演芸など (313)
フォト・キネマ・アートとか (157)
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飲んだり食べたり (4)
徒然なるままに (12)
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