七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 雲助蔵出し ぞろぞろ 』 雲助独演会 於 浅草見番 / 平成二六年一二月六日

たらちね / つる子
短命 / 志ん吉
辰巳の辻占 / 雲助
禁酒番屋(馬生版) / 雲助

仲入り

掛取万歳 / 雲助


日本橋で銀座線に乗り換えるともう着いた気になってしまう。
実際は浅草まで20分近く、駅から歩いて見番まで約10分。
乗り換えてから30分、地元からだと都合約50分と、結構遠い。
浅草駅から見番までの行程は歩いても楽しいが週末は人出が凄い。
この日はすれ違いざまに自分の荷物が肩に引っ掛かって老紳士がよろけた。
周囲の歩度と合わずイライラしていて、そのまま通り過ぎてしまった。
こちらが一方的に悪い訳でもないが、ひと言謝れば良かったと後になって思う。

観音様を抜けて浅草寺病院の脇から言問通りに抜けると人影が疎らになる。
幅の広い通りを渡って雷5656会館の脇へ入ると見番は指呼の間である。
見番の斜向かいにある蕎麦屋弁天に寄るのが常だ。
見える店先に待ち客がない。 珍しくすんなり入店出来た。
空いているなら間もなく開場だから見番に席を確保してからでも良かったか。
いやいや、それをやると同様の先客が弁天に流れて来て待つはめになる。
案の定、開場時刻を過ぎて五分もすると弁天の暖簾は忙しなく捲られた。
冬の弁天と云えば牡蠣南蛮蕎麦である。
あんかけのつゆに大きな牡蠣がゴロゴロと載っている。四つか五つだ。
たっぷり汁も飲んでお勘定。1,350円は少々いい値だがここだけの贅沢である。

見番に入って下足棚に靴を入れる。
銭湯でもどこでも、空いていれば番号は三八と決めている。理由は内緒。
二階の会場へ上がってすぐ、次回の前売りを求める。次は3月7日。

この会は安心して楽しめ、盤石である。
雲助のリラックスした空気感が客にも伝搬して芝居の雰囲気がとても良い。

最近、睡眠のサイクルが悪く大抵夜中の三時位に目が覚める。
それが一日のどこかで悪さをする。まさに落語の時は要注意だ。
寝入る訳ではなくフッと意識が薄れる。今回はそれが「禁酒番屋」のサゲに来た。
直前にフッと目の前が暗くなり“この正直者め”が遠くに聞こえ気づくと拍手が。
これについては最近聞かれる睡眠障害ではなかろうかと少々心配になりつつある。

トリ根多は「掛取万歳」。師走に入っての落語会で早速歳暮の噺である。
暮れに掛かる噺が幾つかある訳だが、ここからいよいよそれが始まった。
二十日には天どんが「文七元結」を演る。これは行く予定。
二十五日には白酒が「芝浜」。鈴本で平日の昼の部、仕事をサボろうか悩む。

いずれにしろ、二十日以降に落語会が詰まっている。
特にお師匠さんでもないが、自分も都内をあちこち走り回ることになりそうだ。
 
 
  1. 2014/12/07(日) 23:59:51|
  2. 演芸など
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そんな感じでまいります。

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