七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 人形町噺し問屋 その55 』 兼好独演会 於 日本橋社会教育会館 / 平成二七年一月二七日

たらちね / けん玉
町内の若い衆 / 兼好

仲入り

琵琶 / 坂田美子
陸奥間違い / 兼好


小腹が空いて駅からの道すがらファミマで小さなパウンドケーキを買う。
次にあるセブンでも良かったが、物がある所で買っておいて良かった。
件のセブンは改装中でやっていなかったのだ。
旅の鉄則、食べられる時に食べておけ。日常でもそれは当てはまるようだ。
今回も開演ギリギリの時分、会場でパクつく時間はなさそうだ。
行儀が悪いが表通りから一本折れたところで開封、口に入れた。
山歩きや渓流釣行の行動食ならいざ知らず、行儀の悪い事だ。
日本男児、歩きながら物を食うなど以ての外だが致し方ない。

開口一番はけん玉。 兼好の弟子だから貴重な高座経験だろう。
正直、まだまだで聴いていて辛い。 頑張っておくれ。

兼好はと云えばこの会も回を重ねて根多が尽きたと。
そろそろ二周目ですのでよろしくどうぞ。
自分はこの会の歴史の半分くらいしか知らない。
二周目でも暫くは聴いたことのない根多が楽しめそうだ。
今回は「町内の若い衆」に「陸奥間違い」。
特にトリの「陸奥間違い」が良かった。

この日の会はここ最近では久々に楽しく過ごせた。
少しずつ平常心に戻りつつある兆しかも知れない。
抜けないトンネルも、明けない夜もないのだ。
流れる時間に身を任せて、上り調子になるのを待つしかなかろう。

会津若松出身の兼好。落語会と絡めて田植え稲刈りや蕎麦打ち会を催す。
ロビーでは会津から人が来て収穫した米を手売りしてる。 師の人柄だな。
今回は餅と林檎が土産に配られた。  これも復興支援、地域振興。

この界隈での落語の後は四通り。
人形町で飲むか日本橋まで歩くか、地下鉄で新橋か上野方面へ出るか。
今回は上野方面で湯島へ出たが、だいたい着くのが21時40分前後。
今まで女将の店は22時半ラストで23時看板であった。
年明けからそれを30分早めたようで、22時にはもうおしまいな雰囲気。
着いて30分足らずでこの空気はちょっと気忙しいことだ。
前日までに連絡くれればその積りで待つが当日だと意向に沿えない事もと。
店にもその日の流れがあろう。 こちらもその日の気分で店を選んでいる。
客の我が儘も野暮だし、少し様子を見て選択肢から外さざるを得ないか。
今日のゲスト坂田さんの琵琶の一曲目は平家物語の祇園精舎だった。
まさに諸行無常、飲み屋事情も少しずつ変って行くのだなと、しみじみ。
 
 
  1. 2015/01/28(水) 12:39:29|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0

profile

 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

category

旅や野遊び (58)
演芸など (305)
フォト・キネマ・アートとか (149)
道具のたぐい (36)
飲んだり食べたり (4)
徒然なるままに (12)
序 (4)
未分類 (1)

comment

calendar

12 | 2015/01 | 02
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

archive

counter

search form