七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

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アメリカン・スナイパー -AMERICAN SNIPER- 於 ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン8 IMAX

イラクに派兵される主人公。名狙撃手、もはや伝説の男。
彼を中心に戦場と帰国後の日常を交互に見せる。
長期出張と長期休暇の繰り返し、やっている仕事は戦争・・・。
世界の警察と云う言葉が頭に浮かぶ。 果たしてそうなのか。
人道と正義の上では多少は近い立場に居る気がする。
しかし相手は相手で思いや考えがある筈。
やり方は時として途轍もなく残虐であるのだが。
手段の違いだけでない根深いものがあり、それをひと言で表せない焦りと恐れ。
アメリカはいつの時代もそれに苦悩している。
そして今、そこに一生懸命首を突っ込もうとしている長閑な国もあるのだ。



270302.jpg
(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED,
WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC


かなり期待値は高かった本作だが、満足度は思った程ではなかった。
それがお国柄から来るものなのか自分のパーソナリティから来るものなのか。

軍人と云う仕事、職業がピンと来ないのだ。
彼等なりに尊ぶものがあり、矜持もあるのだろう。
国や愛する家族を守る為と云うが、わざわざ出張って行く動機付けになるのか。
観終わって遣る瀬無い気持ちになってしまった。
温度差、もうすっかり定着した新語だ。
正にこう云う時に使うのだろう。

実在の人物を描いて居るのでドラマ性は抑制が効いている。
ドキュメンタリーに見えなくもなく、そこに一人の人物の苦悩が垣間見える。
どことなく遠慮がちな演出。
とは云え、イーストウッド監督はいつも人物描写が丁寧だ。
そのクオリティと安定感はさすがだなと思った。

けれど“戦争は麻薬だ”と言い放った「ハート・ロッカー」の方が分かり易かった。
本作の記憶が薄れないうちに、今一度「ハート・ロッカー」を観てみようか。

「行くな、行ってはならぬ、地獄だぞ!」
どこかで読んだ、元予科練生の言葉が鮮明に思い出された。
 
 
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  1. 2015/03/02(月) 23:59:44|
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