七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 入船亭扇辰欧州公演壮行落語会 』 扇辰・小辰二人会 於 日本橋社会教育会館ホール / 平成二七年五月二六日

金明竹 / 小辰
麻のれん / 扇辰

仲入り

匙加減 / 扇辰


一之輔、兼好、白酒なども敢行した欧州公演。
今年は扇辰が弟子の小辰を連れて行くことになった。

小辰は初の海外とあって不安いっぱい期待少々と云った具合。
扇辰は先が思い遣られるといつもの小言口調。

久々に小辰の「金明竹」を聴いた。
やはり良い。 当代、「金明竹」に関しては小辰が一押しである。

扇辰は海外公演の気負いも感じられず、いつもの調子で二席。
師に関しては焦るとか怖れると云う言葉がおよそ似つかわしくない。
実際の現場ではどうなるや。

凱旋公演も予約済みなので、土産話が今から楽しみである。

この会での好奇の対象は仲入り後の質疑応答。
高座に小さな座布団をふたつ並べて師弟が揃ってお喋り。
珍しい事でなかなか新鮮であった。
小辰は師匠の前(横)でも物怖じせずに受け答え。
扇辰は可愛い弟子との掛け合いを楽しんでいる様子。
お互い別々の時に相手を語る時とは違うほのぼのとした雰囲気。
日常の舞台裏の一面を垣間見た様で面白かった。
高座以外の噺家の様子を知ろうとは思わぬ方だが今回は楽しかった。

お客から集めた質疑の中に、欧州公演とは無関係のものがあった。
小辰のプライベートに関する事であり、主旨から外れていた。
扇辰が敢えてそれを取り上げたのはどう云う意図だったのか。
小辰は渋々答えていたが、少々気の毒に思えた。
客の弁えとしてあまり関心しない一場面であった。

師弟の道中は気まぐれでTwitterにUpされる筈。
フォローして珍道中を傍観させて貰おう。
何にせよ、お気をつけて。
楽しい土産話を沢山持ち帰って欲しいものだ。


  1. 2015/05/27(水) 23:59:49|
  2. 演芸など
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下駄替わり -ARAYA Diagonale-

そこそこの都会に住んでいるので自転車があると便利だ。
電車でふた駅も行けば大都会だが、歩いても行ける距離だ。
とにかく鉄道の大きな駅が嫌いである。
中学からずっと利用している新宿駅でさえ、今では避けたい場所。
自転車があればかなり重宝する。
尤も、今どき自転車も路上駐車がし辛いご時世。
目的地で長時間過ごすならば駐輪場の有無の確認は必須だが。

アラヤ・ディアゴナール、新しい自転車を手に入れた。
先日五十路に踏み入れた。
体力と健康の維持なんて殊勝な考えはないけれど。
運動不足は自覚しているから遊び気分で乗り回してみるつもり。


270524


メジャーなメイカーではないが、自転車好きの向きには分かると思う。
リム製造では鼻祖的存在。
英国自転車 Raleigh の完成車をライセンス生産している。
ラレーの自転車も考えたが、高価だったのと気に入った色がなかった。
ディアゴナールは価格も手頃、何よりこのライトベージュに一目惚れ。
日常の下駄替わりに使いたいのでフェンダー付も加点要素。
ネットやカタログで見て決めてしまったが、実物を見て惚れ直した。

久々のドロップハンドル、ギアレバーがフレームマウント。
身体に合わせてセッティングして貰ったがまだぎこちない。
変速の際、片手を離すのが少々怖い。(苦笑)
乗って行くうちに馴染んでくるだろう。

今のところノーマル。スタンドも未装着。
少しずついじって行くつもり。
取り敢えずはサドルか。 アンコが入り過ぎていて却って尻が痛い。
ブルックスのクラシカルな革サドルに替えてみようと思っている。
サドルバッグも欲しいがなかなか良いのが無い。
フィッシングバッグを作って貰ったアキラクラフトにオーダーしてみようか。
うんと高くつきそうだが、秋良さんにも新展開の機会かも知れない。
夏までには会いに行こうと思っているので相談してみよう。

今月いっぱいで仮事務所へ引越さなければならない。
仮住まいも引き払って実家へ居候の身、暫く気忙しい日々が続く。
落ち着いたら早朝ポタリングでも始めようか。
我が家周辺は起伏に富んだ地形なのでいい運動になるだろう。
そうこうしているうちに入梅だな・・・やれんのか? やらねば!
 
 
  1. 2015/05/24(日) 23:59:48|
  2. 道具のたぐい
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ブラックハット -BLACKHAT- 於 TOHOシネマズ みゆき座

当日になって金曜の夜に穴が開いてしまった。
一人で観に行くつもりだった映画のどれかを片付けておこう。
リストアップした中から選んだのがこれ。

サイバーテロで台湾の原発が事故を起こす。
米国の金融市場も不当操作の大打撃を受け、不正な利益を得た者が現れる。
米中の共同捜査チームが結成され中軍情報局大尉ダーワイが加わる。
犯人探しには同じくハッキングの天才が必要と進言。
米国で服役中のハサウェイを招聘する。二人は学生時代からの友人。
テロに使われたプログラムは嘗て彼等が手掛けたものを応用していたのだった。

テロリストの目的が分からないまま事態は進んで行く。
政治思想なのか金目的なのか、それ以外の何かなのか。
先の読めない意外な展開がなかなか引きつける。予想を裏切り意表を突く。
監督はマイケル・マン。巧い。
予告編で観る気になったが、それ程の期待もせず観てみたら面白かった。
こうした最初のハードルが低い場合、当たるとなかなか気持ちが良い。


270523
(C)Universal Pictures


正直大詰めの部分は所謂“衝撃のラスト”ではなく無難に収束する。
まぁこれ位が良い塩梅なのだろう。 よくある終わり方だが嫌いではない。

だたどうしても原発事故と云うのはアレルギーがあって拒否反応が出る。
こればかりは身近で体験した者にしか分からない心情だろう。
それを除けば久々に高く評価出来る一本であった。
 
 
  1. 2015/05/23(土) 23:59:29|
  2. フォト・キネマ・アートとか
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『 通ごのみ 』 扇辰・白酒二人会 於 日本橋劇場 / 平成二七年五月二一日

初天神 / つる子
団子坂奇談 / 扇辰
付き馬 / 白酒


仲入り

喧嘩長屋 / 白酒
井戸の茶碗 / 扇辰


一昨日と同じく小諸そばでごまだれせいろ。
前回は麹町店、今回は茅場町店。

それ程体調に変化はなかったのだが。
この日は腹が膨れると睡魔に襲われた。
もう扇辰の一席目から時折意識がスゥと薄れる。
白酒の「付き馬」の浅草界隈を歩く言い立て部分が遠くに聞こえた。

仲入りに入ると眠気も去り峠は越したように思われたのだが。
後半、「喧嘩長屋」の賑やかな件は楽しめたものの「井戸の茶碗」は撃沈。
振り返れば殆ど記憶にない。扇辰の高座が子守唄がわりであった。
仲入りに身体を動かしたり顔を洗ったりしたら多少は違ったろうか。

久々に終始眠い芝居であった。番組を見ても良い内容だ。
高座が詰まらなかった訳ではない。こちらの体調の事だ。
火曜の白酒は夕刻に珈琲の飲んで行った。
カフェインが効く体質なのでこれは居眠り防止にはなる。
今回はそれをしなかったが、特段疲労や寝不足も感じていなかった。
それでも睡魔が忍び寄ることはあるのだな。

少々もったいない思いをして会場を出る。
一旦自宅に戻ってタープを担いで高円寺へ。
土曜、川原BBQに誘われたのだが都合で参加出来ず。
参加の折はタープをと請われていたが不参加でも貸し出すことに。
直接渡せないのでマスターの所を中継基地にさせて頂いた。
ファミリーサイズでポールはスチール、結構重い。
通常はオートキャンプ用で車で運ぶのが前提だろう。
今回はマスターの店の常連である女子二人が幹事らしい。
ちょっと道具の情報収集が足りていない気もする。
もう少し入れ知恵が必要かとも思ったが、マスター曰く何事も経験。
重たい思いをしてタープを運ぶのも遊びの内と云う訳で。

土曜の予報は曇りベースか。日除けならぬ雨避けにならねば良いが。
濡れたタープは更に重い。 引き取ってから干すのも厄介だ。
参加はしないがお日柄の好いBBQになることを切に願うものである。
 
 
  1. 2015/05/22(金) 12:30:07|
  2. 演芸など
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『 第44回 白酒ひとり 』 白酒独演会 於 国立演芸場 / 平成二七年五月一九日

饅頭こわい / さん坊
馬の田楽 / 白酒
臆病源兵衛 / 白酒

仲入り

寝床 / 白酒


今年も既に小諸そばのごまだれせいろが始まっている事を知った。
自分の前に四人待ち、昼時でもないのに珍しい。
五分少々待たされて漸く所望の蕎麦にありつく。
手繰るのには三分も要らない。ごまだれを蕎麦湯で割って飲み乾す。
小諸のごまだれは自分の中ですっかり夏の風物になっている。

演芸場に入って売店でポチ袋を見るが買わず。会場入り、着席。
iPhone をフライト&消音モードにして iPad mini の電源を切る。
程なく開演、案外ギリギリだった事にその時になって気づいた。

さん坊が開口一番。さがりも “ さん坊 ”。たしか二つ目昇進の筈。
後に白酒が言ったが中席からだそうで。 名は “ やなぎ ” になる。
残り二日の前座生活、最後のご奉公でこの会の露払いであった。

この日の白酒はいつもより饒舌だった。
まくらが長めでアンケート回答コーナー“とうげつアンサー”も長め。
何か思うところ、意識するところがあったのだろうか。

高座はどれも良かった。
「馬の田楽」の馬に味噌付けての台詞で無性に馬刺が食べたくなる。
「臆病源兵衛」の酒の飲み方が可笑しく何度も笑った。
「寝床」はサゲに向けての件が白酒オリジナル。初めて聴いたが面白い。
落語には何となく腑に落ちないサゲと云うのもある。
「寝床」もその中のひとつ。そこを変えてやった白酒も同感なのだろう。
少々創作落語風だが、思いも寄らぬ展開が痛快で楽しませてくれた。

なかなか満足の芝居であった。
遅くならなければ行くと言ってあった女将へメールしたが振られた。
最近は21時半がボーダーライン。混んでいるか料理が売り切れで断られる。
第二候補も羊を食わせる湯島の店で考えていたが、馬刺の事を思い出した。
馬刺と云えば食堂ピッコロの3点盛りがあるではないか。
羊から馬に乗り換えて行き先は日本橋へ。
地上へ出ると21時40分、ラストオーダーが何時だったか。歩度を速める。
果たして料理のLOは22時であった。滑り込んで馬刺とトマトオムレツ。
ハイネケンの生とデキャンタの赤を飲みながらママさんと落語談義。
客は自分一人、暫くしてマスターも厨房から現れた。
もう閉店間近なので一杯ずつ飲んで貰って雑談。気づけば閉店時刻過ぎ。
長尻を詫びてお会計。店のオリジナル手拭二種類も求めて帰路についた。
羊が馬に化けたが、なかなか楽しい酒であった。 ありがとうピッコロ。
 
 
  1. 2015/05/20(水) 17:30:17|
  2. 演芸など
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小三治独演会 於 シアター1010 / 平成二七年五月一三日

道灌 / 三之助
かぼちゃ屋 / 小三治

仲入り

野ざらし / 小三治


千駄木で途中下車、谷中銀座で買物をしてから北千住へ。
どうも駅の案内板の出口番号が間違っている気がする。
疑って自分の思う方へ行ったら自分の判断が正しかった。
危うく反対方向へ歩かされるところだった。

会場入り。通路際だが二階席の最後列、高座から一番遠い席。
はねてから飲みに行く積りで夕食はお預け。
つなぎにゼリードリンクを持ち込んでいた。
開演までに三分の一くらい飲む。あとは仲入りに取っておこう。

二番太鼓が鳴っている最中に電話が着信。席を立って廊下へ。
仕事の電話、少し長くかかり太鼓が鳴り止んだ頃に席へ戻った。
座面の脇に置いておいたゼリードリンクが無い。
落したかと自席や前席の下を見まわしていると、隣席のご婦人が、
「前の回の人のゴミかと思って係りの人に渡してしまったの。」と。
あぁ、貴重な栄養源が・・・。悪気は無いのだから責められない。
が、ニコニコしながら構いませんよとは言えなかった。
極めて笑いの要素の少ない苦笑いを返すのが精々であった。

開口一番の三之助の途中で斜め前方のご婦人が席を立った。
やがて小三治が高座へ。 まくらを始めた頃合いで戻って来た。
ご婦人の席は通路から三番目、ふたり邪魔しないと戻れない。
それを気にしてか、階段通路に座り込んだ。
通路際の自分から妙に近い位置におばさんの気配。
これがなかなか煩わしい。
隣席は気にならないが通路に人がいるとこうも居心地の悪いものか。
このまま仲入りまで居座られたら嫌だなと、新たなトラブルに閉口。
ところがそのご婦人、小三治が「かぼちゃ屋」を始めると立ち上がった。
なんと落語が始まってから席へ戻って行く。まくらと落語の逆転である。

仲入り後、二席目は「野ざらし」。
これが時間厳守なのか、20時半を目処に途中でサゲてしまった。
丁度、八っぁんが鉤を鼻に引っ掛けて短気をおこし仕掛けを切るあたり。
噺としては半分くらいのところか。「かぼちゃ屋」も長い噺ではない。
今回はどうも落語の “ 薄い ” 芝居であった。

小三治独演は他の落語会と少々客層が違う。
まくらで師の日常に起きたよしなしごとを聴くのが楽しい人々。
落語が物足りないと云う向きとどちらが多いか。
たまにしか行かずにたっぷり聴かせろと云うのは虫のいい話か・・・。
 
 
  1. 2015/05/14(木) 17:30:04|
  2. 演芸など
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 於 新宿ピカデリー シアター6

押井守監督のパトレイバーと云えば劇場版二作がすぐに思い浮かぶ。
特に the Movie 2 は印象的だった。

この実写版はその数年後を描いている続編的作品。
しかし内容は the Movie 2 の焼き直し感が否めなかった。
あの時やり残したことを実写でやりたかったのだろうか。
シーンや台詞も当時を思い出させるものが散りばめられていた。


0510
(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION PATLABOR」製作委員会


画作りとしてアニメーションの方が効果的で面白い場合は間々ある。
これは実写化した事でそれがスポイルされてしまったように思った。
人間の俳優がキャスティングされリアルなCGを駆使した労作。
しかし何故かアニメーションより リアリティが感じられないのだ。

辛口になってしまうが、やはり世界観に見合った表現方法と云うのがある。
特車二課は実写化するにはちょっと無理があったように思う。
 
 
  1. 2015/05/10(日) 23:59:40|
  2. フォト・キネマ・アートとか
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蓼科再び -2015.05.03~05-

世間的にGW後半と位置付けられたうち、5/3~5で再び蓼科を訪れた。
メンバーは自分と弟父子。
当初、兄父子も参加予定だったが4日が雨天の予報で不参加に。

今回はこれと云ってイベントはなく、4日の午前、半日入渓した位であった。
4日の朝は4時前に目覚めた。 予報通り外はシトシト降っている。釣り日和だ。
余り入れ込まず、のんびりと準備。別荘から徒歩で入渓出来るエリアへ下った。
水温は9℃と意外に高く、川虫も十分な量が採れた。
しかしこの時季はまだ釣れない。 例年の釣果でそれは覚悟の上。
復帰後二度目の入渓、まだリハビリの積りでのんびりと川歩きである。


270506


最初でこの日唯一の釣果があったのは開始後三時間程経ってからだった。
小さな落ち込みの下、脇にお手本のような岩がありその下から岩魚が出た。
体長七寸、腹の朱い天然。顔つきからして雌、腹が丸く抱卵しているようだ。
大きさもまずまずなので釣果とした。 ボウズで帰る訳にはいかない。
その後も二度ほど当たりがあったがかからず。
引き具合からして岩魚と分かったが、恐らくまだ小さな個体であったと思われ。
餌は咥えるが合わせるとバレるの連続・・・入渓六時間後の正午に脱渓。

今回は弟が居るので屋根と雨樋の掃除をする予定だった。
一人の時はもしもの時を考えて屋根には上らないと決めている。
しかしタイミング悪く雨降り。 この場合も屋根仕事は自重している。
釣りから帰り、昼は弟の作ったたこ焼きでビールやワインを飲みながら過ごす。
午後もそのままうだうだのごろごろで夜を迎え、夕食も飲み続けて床に就いた。

3日目、6時起床。東京で昼食の約束があったので早々に帰り支度。
弟父子も巻き添えで付き合わせて7時半には別荘を閉めた。
甥っ子が助手席でよく寝ていた事もあり、ほぼ休憩なしで帰京。

今年のGWは大きなイベントは無かったが、細々と楽しんで過ごした。
ロングスパンの旅も楽しいが、こんな過ごし方も多面的で面白いものであった。
渓流にカムバック出来たし、良いお休みであったと締め括ろう。


今回のツーリング <期間:3日>

  走行距離:461㎞     走行時間:8時間11分
  平均時速:56.3㎞/h   平均燃費:13.3㎞/L
 
 
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  1. 2015/05/06(水) 23:59:16|
  2. 旅や野遊び
  3. | コメント:2

四月下席 千穐楽 夜の部 『 寄席紙切り百年 「正楽三代展」 記念公演 』 於 鈴本演芸場 / 平成二七年四月三〇日

壷算 / 朝也
紙切り / 楽一
妻の旅行 / はん治
太神楽曲芸 / 仙三郎社中
芝居の喧嘩 / 一朝
だくだく / 白酒
粋曲 / 小菊
抜け雀 / さん喬


仲入り


紙切り / 正楽・二楽
ハワイの雪 / 喬太郎


題名のとおり紙切りが寄席の色物になって百年らしい。
高座で紙切り芸人が共演することはまずない。
珍しい機会なので楽日に時間を作った。
開演時刻に間に合うように鈴本へ。
中から開口一番が聞こえる扉を開くともうあらたか席が埋まっていた。
前座の高座が終わるのを後ろで待っているお客も十人ほど。
出足の良さにちょっと驚く。トリが喬太郎なのもあるかも知れない。

前座が下がって席を探す。最前から四列目、下手端の方に空席。
入れて貰ってみれば悪くない位置。

紙切りと云えば昨年末に正楽に “ 小料理屋の女将 ” を切って貰った。
ゴールデン街のママに進呈して、今でも店に飾って貰っている。
いずれは “ 渓流釣り ” を切って貰いたいものだ。

二楽は正楽の弟子だと勝手に思い込んでいた。
実際は兄弟弟子なのだと今回初めて知った。
二楽は二代目正楽の息子で、当代の正楽は兄弟子の関係にある。
正楽から見れば二楽は師匠の坊ちゃんであり弟弟子と云うことに。
歳が随分離れているので調べてみた。
二代目に正楽が入門した年に二楽が生まれている。
三代目の当初の名は一楽だった。

今回行かなければこの事実を知るのはもっと先になっていた。
もしかしたらこの先もずっと知らずにいたかも知れない。

色物が主役と云うのは極めて珍しい。
正楽と二楽が並んでいるのもそうそう見られるものではない。
合作も披露したりで、貴重なものを見せて貰った。
最後は予め切ってあったものを曲に合わせて影絵の如く映し出した。

満員御礼、立見も出た芝居は喬太郎の「ハワイの雪」がトリ。
紙切りに関するいれごともありで、粋な演出であった。
たまにはこう云う寄席も良いものだ。
 
 
  1. 2015/05/02(土) 23:59:05|
  2. 演芸など
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別荘開きと渓流復帰 -2015.04.28~30-

四月中旬が恒例の別荘開き。今年は遅れて下旬になってしまった。
越冬のトラブルはまず水回りだが、今回は何も支障なく春を迎えられた。
今までの蓄積から思いつくすべての事をやって臨んだ越冬であった。
結果については大いに満足である。

今回は東京の木造の現場で木っ端を風呂焚き用に取り分けて貰っておいた。
都合ガラ袋で12個。結構な量だったがワゴンの荷室に全部入ってしまった。
それを風呂焚き場脇の薪棚と薪小屋へ運ぶ。暫くは不自由しない量だ。
現場はまだ続くので追加が出る。焚火忘年会の分も確保せねば。


270501-1


ひと通りの用事を済ませてから顔見知りの蕎麦屋へ顔を出し昼食。
それから今季の諏訪東部漁協の鑑札を買いにいつもの食事処へ。
例年、鑑札を買って面通しをし、シーズン中は駐車場を使わせて貰っている。
そうこうしているうちに夕刻。 ひとりの時は風呂は沸かさず温泉へ行く。
蓼科温泉の共同浴場が一番近く、自分のお気に入りでもある。
夜は缶詰で済ませ、道中で手に入れたレバーペーストとワインで夜を更かした。

二日目は少し遅めにスタート。
昨シーズンの怪我以来、いよいよ渓流釣り再開の時である。
まずは足慣らし。 釣果より感覚を取り戻すのが目的。
エリアは鑑札を買った店脇の流域から始める事に。ここは歩行が容易だ。
新調したブーツの感触も確かめながら慎重に行動する。

もっと感慨深いかと思ったが、やるべき事に集中してそれどころではなかった。
この時季、食いが渋いのはいつもの事なので気にせず、取り敢えず身体を動かす。
仕掛けを壊したり、よろめいたりしながら徐々に身体が解れて行く。
ラバーソールの威力を試そうと濡れた大岩に載ったところで後ろ向きに転倒。
まず手は出なかった。保冷剤を背負った背中から岩へ倒れ込む。
怪我はしなかったがお気に入りのハットが脱げて消えてしまった。
まぁ無傷だったのでそこは気にせず。(因みに先日受けた御守は東京に忘れて来ていた)

帽子がないと逆光が眩しい。 少々釣り辛くなって休憩の為、車へ戻る。
そこへ漁協の人たちがトラックでやって来て養殖魚の放流を始めた。
「入れ食いだぜ」とオジサンがニヤリ。 いや、そういうんじゃないんだ俺は。
それでも渓魚が掛かった感触を思い出すには十分と思い再入渓。
結局、放流魚ではなく小さな居つきのアマゴがヒットして410日ぶりの釣果となった。


270501-2


採寸するまでもない程小さい。尾鰭が長く姿は良い。再開のご挨拶だけしてリリース。
その後も少し続けたが、初釣果で心は満たされていた。で、入渓から三時間程で納竿。
本格的な釣行は次回からとして脱渓。 ここに来て漸く復帰を実感したのだった。

もう一泊予定だったのでまだ半日ある。着替えて遠出を敢行。
原村のペンションオーナーお勧めの茅野の蕎麦屋(鰻も出す)で昼食。
そこから奈良井宿で器を見て、駒ヶ根のマルスウイスキーへ。
杖突街道をドライブして別荘へ帰投。 夕刻に別の温泉へ行って汗を流した。
夜になっても昼のおろし蕎麦と鰻丼とコシアブラの天ぷらで満腹であった。
ビールやワインを軽い摘みで楽しみながらいつの間にか寝入ってしまった。


270501-3


三日目は帰るだけ。連休に再訪するので釣り具などは置いたまま、東京へ戻って来た。
平日だがほぼ休みの体。 少し現場に顔を出して夕刻早々に寄席へ出かけた。



今回のツーリング <期間:3日>

  走行距離:613㎞     走行時間:10時間07分
  平均時速:60.6㎞/h   平均燃費:13.3㎞/L
 
 
  1. 2015/05/01(金) 23:59:33|
  2. 旅や野遊び
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 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

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