七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 圓太郎商店 独演その二十四 』 圓太郎独演会 於 池袋演芸場 / 平成二七年七月三〇日

牛褒め / 扇兵衛
小言念仏 / 圓太郎
夏泥 / 圓太郎

仲入り

鰻の幇間 / 圓太郎


演芸場の木戸口へ入ると目の前で鳩が飛び立った。
何が襲って来たのかと。 魂消るとはこのことだ。

いつもとそうかわらぬ時分に入ったが思いの外空いていた。
珍しく固定席の良い所が空いていたのでそこに落ち着く。

前回は昼の部が襲名披露だった。
その祝いの花から出て来た虫が飛んで笑いを誘った。
今回は花もないのに虫が飛んだ。
圓太郎がそれを気にして愚痴って再び笑いを取った。

久々に固定席に座ったが、隣の男性の足元が落ち着かない。
結構な頻度でタンッと靴を鳴らす。タップの要領。
恐らくご本人は気づいていない癖だろう。
安普請の池袋の床は薄い合板が下地のようでそれが響く。
音と振動が自分の足に伝わって煩わしい。
耐えかねてひと言声をかけて止めて貰う。
やれやれ、こんな事ならいつもの最後列の折畳に座れば良かった。

それはそれとして、三席とも楽しめた。
特に「鰻の幇間」は良かった。
喜多八の印象の強い噺だが、圓太郎もなかなかであった。

はなてから当てにしていた店から振られてしまった。
色々と考えて結局コンビニに寄ってから家に戻って飲んだ。
家と云っても居候先の弟宅だが。
もうすぐ間借り生活も終わる。
お互い、あと少しの辛抱である。
 
 
  1. 2015/07/31(金) 23:59:32|
  2. 演芸など
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン IMAX 3D -AVENGERS: AGE OF ULTRON- 於 TOHOシネマズ新宿 スクリーン10

もう何作目だろうと思ったらこれが二作目だった。
「アイアンマン」などを混同してしまったせいで随分やっている気がする。

今回はドンパチだけでなく各キャラクターの内面まで描いたものだった。
その必要性があるか否か、で意見は別れるかも知れない。
自分はなくても良かった気がする。
またドンパチを盛大にやってくれてあっけらかんをしていた方がスカッとするし。


270728
(C) Marvel 2015


しかしそれだけでは長時間もたないのだろう。
今後も登場するキャラクターを替えつつ作品は続いていくようだ。
そこを考慮すると、世界観の確立の為にも今回のような作り方もありなのかも知れない。
最後に次回作を匂わせる演出があって、それを観て腑に落ちた感じだ。

しかし次回作、観るかな。観るんだろうな、きっと。
 
 
  1. 2015/07/27(月) 23:59:00|
  2. フォト・キネマ・アートとか
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『 夏 』 三三独演会 於 なかのZERO 小ホール / 平成二七年七月二五日

道灌 / 小かじ
かぼちゃ屋 / 三三
化け物使い / 三三

仲入り

死神 / 三三


15時半に御徒町の家具工房へ。
先日来、食卓を作るために天板を選んでいる。
写真にてロシア産のタモ材三枚を選んであった。
その三枚を実際に拝見して二枚に絞り込んでこの日に至る。
その二枚を仮加工して貰い、いよいよ一方に決めた。
木目はもう一方の方が変わっていて珍しい表情であった。
しかし仮加工の段階で悪いヒビが見つかり希望の寸法に満たなかった。
選んだ方の木目は万人受けする分かり易い表情。

選んだ板で脚の高さを決める。
脚はウォルナット、卓上で高さ69㎝とした。
この脚はT字型をしており、向きを変えると高さ30㎝の座卓にもなる。
椅子は三脚、座面高さが41㎝。ほかに背もたれのない幅150㎝のベンチ。
全体にロースタイルの六人掛けテーブルセット一式のオーダーだ。
少々贅沢な買い物だが、ここが頑張りどころと奮発した。
出来上がりが楽しみである。

17時過ぎ、家具工房を出て御徒町から湯島へ。
落語までの時間つぶしに一時間半ほど飲んで中野へ。
酔う程飲まなかったので会場で睡魔に襲われる事はなかった。
そこが少々心配であったが杞憂であった。

仲入りまではそこそこの気分。
この日の気分か、三三らしさが却って面白くない。
しかし「死神」はなかなか良かった。
三三の痩躯が死神の雰囲気を醸し出していた。

後味良く会場を後にして地元まで戻る。
近所の冴えないラーメン屋で軽く飲む。
久し振りに来たが若い常連さんが付いたようで賑やかだ。
店のオヤジは客との話が面白いらしく今ひとつ集中していない。
店をはじめたオヤジはなかなか良い人だった。
何度か代替わりして今に至る。今のオヤジとは相性が悪いか。
勘定を頼むと金額を間違えた。
2杯飲んだ生ビールが1杯しか付いていない。
ちょろまかすのも大人気ないのできちんと払って店を出た。
 
 
  1. 2015/07/26(日) 23:59:28|
  2. 演芸など
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『 人形町噺し問屋 その60 』 兼好独演会 於 日本橋社会教育会館 / 平成二七年七月二四日

【多忙にかまけて七敵をサボっていましたがボチボチと再開します。ご笑覧ください。】
【記事の日付が一か月を切るまで広告が表示されるようです。ご容赦ください。】


浮世床 / けん玉
藁人形 / 兼好

仲入り

紙切り / 花
船徳 / 兼好


木戸銭を払ってチケットを受け取るとメモが付いていた。
今後のスケジュールと会場案内だった。
もう来年の事が書いてある。
年明けから会場が人形町から深川(清澄白河)に変わるようだ。
人形町でいつも同じ席をお願いしてある。
会場が変わった際に同様の位置を用意してくれたようだ。
兼好ご自身主催の会だけあって面倒見が良い。有難いことだ。

「藁人形」、悪い女に騙されて恨みつらみ。
藁人形を煮て憂さを晴らす。
少々物騒な話だが、サゲが面白く後味は悪くない。
何にせよ、落語に出て来る男たちは女に振り回されてばかりだ。
実際の世の中も似たようなものだが。

今年初の「船徳」。これが最初で最後かも知れない。
七月はあとふたつ落語を入れているが来月は次回の兼好のみ。
予定外で寄席に行くかどうか。
九月に入ってしまえば「船徳」もないだろう。
まぁ、一回聴かれたのだから良かったと云うものだ。

はねてから少し迷って直帰。
途中コンビニで簡単な摘みと酒類を調達。
居候先の弟宅でチビチビやって寝床に就いた。
 
 
  1. 2015/07/25(土) 23:59:14|
  2. 演芸など
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『 第45回 白酒ひとり 』 白酒独演会 於 国立演芸場 / 平成二七年七月二二日

堀ノ内 / はまぐり
欠伸指南 / 白酒
お菊の皿 / 白酒

仲入り

酢豆腐 / 白酒


半蔵門駅から地上に出た時に20分を切っていた。
まだ間に合うのでまた小諸によってごまだれせいろを手繰った。
少し急ぎ足で演芸場へ。 開演ぎりぎりで着席。

「欠伸指南」と云えば小三治。
未だなまでは聴いたことが無い。
小三治はあと「欠伸指南」が聴かれれば良い。
それが叶えばもう落語会に行かなくても良いと思っている。
小三治小三治書いたが、今回の白酒もなかなか良かった。

「お菊の皿」。今季初。
お菊がなかなか歌舞いている。白酒らしい一席。

「酢豆腐」はまぁまぁだったか。

はねてからタクシーで新橋、ダイバーの巣窟へ。
座ると「瓶ビール、キリンね。」と。行動がばれている。
夏野菜の天ぷら、ししゃもなどを頂く。
この日、知った顔はなかった。
ママさんと少し、店の若いコと少し話す。

昼間送ったメールの返信が来た。
同じくダイバー仲間で映画仲間のH画伯。
週末の映画について遣り取り。
この日が彼の目出度い日だったことを思い出す。
店の女衆を集めてお祝いのポーズを取って貰いパチリ。
最後のメールに添付して祝辞を述べた。

最後は一番搾りのスタウトを飲んでお会計。
仕事を片付けた調理場の兄さんには奢らず。
毎回ではクセになる。笑
 
 
  1. 2015/07/23(木) 23:59:15|
  2. 演芸など
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HERO 於 TOHOシネマズ日本橋 スクリーン7

まったくノーマークの作品。
観たいと云う友人に付き合って足を運んだ。

TVドラマは観ていたし、設定や登場人物の基礎知識はあった。
その点では無理なく中身に入って行かれた。

まぁ、やがてTVで放送されるのを待っていても良かっただろう。
それは連れも同意見であった。
ただ旬なうちに観たかったとの事で、その目的は果たしたか。

270720
(C)2015フジテレビジョン ジェイ・ドリーム 東宝 FNS27社



外交の絡む問題、大使館相手に事が進むので無理がある。
かなり難しい設定だ。
その舞台づくりに時間をかけてしまってストーリーのテンポが今ひとつ。

真面目に作り過ぎたか。 そこまで考えて観る事もないのか。
「踊る大捜査線」シリーズは映画化のスケールアップで見応えが増した。
本作は同じフジテレビでありながらクオリティが低い感じ。
やはりこれは木村拓哉が観られれば良い向きの為に作られたのかな。


  1. 2015/07/21(火) 23:59:44|
  2. フォト・キネマ・アートとか
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『 我らの時代 落語アルデンテXI 』 白酒・百栄・兼好・一之輔 於 板橋区立文化会館 大ホール / 平成二七年七月一五日

強情灸 / わん丈
祇園祭 / 兼好
寿司屋水滸伝 / 百栄

仲入り

唖の釣り / 一之輔
お化け長屋 / 白酒


大ホールの埋まり具合はそれなり。
顔付けは旬だし、もっと入っても良さそうなものだが。
穿った見方をすれば百栄だろうか。
癖があって、新作落語を演る。
食わず嫌いも多いことだろう。
自分にしても百栄と喬太郎以外の新作はかったるい。
百栄を聴かれるようになったのも古い事ではない。

客入りはそれなりだったが、それはそれで良い面もあり。
大ホールの落語会の割に客筋が良かったように思う。
真っ当な反応で会場の雰囲気、居心地は悪くなかった。
顔付けが曲者揃いだっただけに、客がこなれていたのかも知れない。
少々上からな書き方をしたか。
自分は極めて素直な客だと思っているのだが・・・。
 
 
  1. 2015/07/16(木) 23:59:16|
  2. 演芸など
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バケモノの子 於 TOHOシネマズ新宿 スクリーン9

邦画のアニメーション映画で最も好きなのが「サマーウォーズ」。
今回観た作品も同じ細田監督だ。
細田ファンかと云えば未だ「時かけ」も「おおかみこども」も観ていない。
「サマーウォーズ」を単独で好んでいると云ったところか。
それでも本作はちょっと引っ掛かるものがあって封切ってすぐに観に行った。

結論から書けばまぁまぁであった。
面白かったが全体の流れを振り返ると終盤に息切れしてしまった感があった。
メルヴィルの「白鯨」がモティーフとなるのだが、今ひとつ必然性を感じられなかった。
もっとシンプルで良かったのではないか。

まずは不満点から書いてしまったが、作中の世界観はとても魅力的だった。
バケモノの世界はとてもキレイで人間界の猥雑な渋谷との対比もあって素晴らしい。
キャラクターも様々で個性的であった。
特にリリー・フランキーと大泉洋のキャスティングは秀逸。
肝心の役所広司がはまり役であったかは微妙なところであったが。


270713
(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS


バケモノ側の主人公・役所演じる熊徹を見て、リリー演じる百秋坊が言う。
「ひとりで強くなった報いだ。」
誰かとの関わりの中で生きて来なかった者の不器用さを言った台詞だ。
序盤に出て来たこの台詞が妙に心に引っ掛かった。
全体のテーマにも深く関わる台詞だと思った。
何気ない場面のひと言なのだが、ここが一番印象的だった。

ひとつ拾い物があれば映画はそれだけで観た価値はある。
あの台詞を聞けただけで、収穫はあったと云うものだ。
 
 
  1. 2015/07/14(火) 23:59:51|
  2. フォト・キネマ・アートとか
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BP5-A 維持費 - running cost 2014~2015 -

144ヶ月目の法定点検。2003年に乗り出して丸12年が経った。



¥ 59,768 ⇒ 一年で使ったガソリン代。
            388.95 L で4,340 ㎞走行。平均燃費は11.16㎞ /L 。
            12年間の総走行距離は89,233㎞。多くはない。
           
¥ 39,500 ⇒ 法定諸費用。
            自動車税。

¥ 21,120 ⇒ 整備費用。
            法定点検整備代、オイル交換、夏冬タイヤ履き替えなど。洗車代も含む。
            エアクリーナーやVベルトなど、消耗品の交換が例年より多かった。
                       
¥ 30,820 ⇒ 自動車任意保険。
             幸い一年間保険を使わずに過ごすことが出来た。
          
¥ 5,803 ⇒ 装備購入費。
            プラズマクラスター空気清浄器。
           
¥ 21,000 ⇒ 修理費。
            ガラスリペア代。首都高5号線で被弾。この車で二度目。

以上、合計 178,011円也。(有料道路通行料金・時間貸駐車料金等は直接経費ではないので含まず)


この車に乗って一番利用頻度の低い一年であった。
昨年3月に大怪我をしてアウトドア全般を自粛した事もあって車に殆ど乗らなかった。
仕事も周囲の気遣いでデスクワークが殆どで、外回りが少なかった事も一因。
それにしても年間走行距離が三千㎞台とは・・・。

車としてはまだまだ絶好調ではある。しかしこちらも13年歳を取った訳で。
そろそろ今の自分との相性を再考したい時期ではある。
ナビをはじめ、装備も古めかしくなり色々不便を感じる事も増えた。
最近ではiPhoneのGoogleマップのナビばかり使っている。
オーディオもauxが無いのでネットラジオ等の使い勝手が悪い。
街乗りは申し分ないが、長距離ツーリングだと疲労度が増した。
車内騒音や車のサイズなど、負担の少ない車格が欲しいのが正直なところだ。
マニュアルは操っていて楽しいが、そろそろオートマでも良い。


270701


そこで再三ここでも書いたクロスオーバータイプのワゴンへの乗り替え。
意中の車は同じくスバルのレガシィ・アウトバックでほぼ決まっている。
秋から冬にかけてのどこかで年改がありB型になる。
A型では装備されなかった幾つかの安全装置が追加になるらしい。
これを待ってのA型見送りだったので、待望のB型である。
上手く乗り替えるタイミングに恵まれればよいが、確実とは言い切れない現状。

とは云え、今回の点検時に冬タイヤをホイールごと処分してしまった。
退路を断つ、とは大袈裟だが、外堀を少し埋めた。
タイヤ保管場所が使えなくなって置場が無くなったのが一番の理由。
車もガレージを取り壊すことになり、6月から月極駐車場の厄介になっている。
これは二ヶ月で解消する予定だが、住居から離れて露天駐車するのが初めて。
少々不安であり、落ち着かない。 悪戯されないか気が気ではない。
何事もなく再び手許に置ける日の来るのが待ち遠しい。
8月からはビルトインガレージである。それまで我慢しておくれ。
 
 
  1. 2015/07/01(水) 13:35:44|
  2. 道具のたぐい
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 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

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