七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

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小三治一門会 於 練馬文化センター 大ホール / 平成二三年一一月一六日

鈴ヶ森 / ろべえ
阿武松 / 〆治

(仲入り)

浮世床 / 三之助
猫の災難 / 小三治


切り良く18時に仕事が片付いて出かける準備をしていると、東京FMに手嶌葵ちゃんが出ているではないか。
囁くような語りと“Rose”のア・カペラに聴き惚れているうちに開演まで30分を切ってしまった。
スタコラと練文へ向かい開演ギリギリで席につく。

前回の落語の記事で、初めて生で落語を聴いたのは二年半前の小三治独演会であったと書いた。
その時の開口一番が三之助であった。 つまり生まれて初めて生で聴いた噺家が三之助なのである。
師を聴くのはそれ以来。 あの時はまだ二つ目であった。 真打となっての再会である。
しかし今回のまくらは最近どこかで聴いたことのあるものであった。
木戸口で三之助が面白いと言ってくれればタダでわたしの応援になるというやつ。
TVででも師を観たのだろうか、記憶が曖昧である。
まさか同じまくらをする別の噺家がいる訳でもなかろうから、その辺がいい線だろう。
久々に聴く三之助は ハキハキとして滑舌も良く、若々しく清潔な印象であった。

  追記:調べ直したら記憶と記録に間違いがあった。今年の 4/27 の小三治独演会で三之助を聴いている。
      真打になってから一度聴いているし、件のまくらもその時に聴いたものと思われる。



十代目のまくらは一門会御馴染み、門下の弟子たちの話。
三之助が末弟で、入門十六年目とのこと。 以来弟子は取っていない。
末弟が昨春に真打に昇進して、すべての弟子を一人前にしたと云うことになる。
真打になってからが噺家としての道のはじまりであろうが、
師匠としては真打に引き上げることで責任は全うであろう。
三之助の真打お披露目興行には行かなかったが、
十代目がどんな口上を述べたのか今更ながらに聴いてみたかったと思う。

噺の方はどれも良かった。 まぁ、初代ろべえには引き続き精進して貰うとして。
「阿武松」 は初めて聴く噺であった。 江戸の頃の娯楽として相撲と落語の存在は大きかったと思われる。
「佐野山」「千早ふる」「大安売り」 のなどが思い浮かぶ程度だが、相撲を扱った噺は結構あるのかも知れない。
「猫の災難」 を聴きながら、終わったら日本酒を飲もうと決める。 十代目がスゲェ美味そうに飲むもんだから。
こぼして染み込んだ酒を惜しんで、滲み出やしまいかと古畳を両のこぶしでギュッとやる仕草など秀逸であった。

総じて良い会であったが、会場は相変わらず大きく、携帯も鳴った。
良く分からないタイミングで拍手と笑いが起きるのも、いつものことであった。
もう慣れっこではあるが(こんなことに慣れてはいけないのだが)、
三之助のサゲのところと十代目の噺の入り口のところの間の悪い拍手と笑いは、さすがに少々いただけなかった。

次の小三治は来月十三日である。
 
 
 
  1. 2011/11/17(木) 13:20:51|
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