七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 雲助月極十番之内 捌番 』 雲助独演会  於 日本橋公会堂(日本橋劇場) / 平成二三年一一月一八日 (ちょっと追記:1420時)

出来心 / 市助
くしゃみ講釈 / 雲助

(仲入り)

居残り佐平次 / 雲助


開演前のアナウンスが随分と惚けた口調で場内の失笑を買う。
これは出囃子の恩田えりさんではなかろうか。
仲入りのアナウンスも同様。 会場の空気が緩む。

「くしゃみ講釈」 は文字通り講談師が登場するわけで、雲助の講釈が聴ける余禄つきである。
立て板に水、歯切れの良い美声に会場からも拍手が沸く。

「居残り佐平次」 は一度誰かのものをネットで聴いたことがあるが生は初聴き。
仲間と談合する佐平次、品川で居残りして幇間よろしく振舞う佐平次、
最後は二十両と主人の着物をせしめて不適な笑いを残し啖呵を切って去る佐平次と、
師の冴えた演技が見事なものだった。

この会はめったに客演が入らないので今回も雲助たっぷりであった。
早いもので十番の内、残るはあと二回。 次は年明けになるので年内は今回が最後であった。
仲入りに発売される次回席で、前回いつも座っている席が取れなかったので今回は別の席で聴いたが、
次回、玖番では再びいつもの席を確保することが出来た。
年明けの雲助は見慣れた位置から楽しませて貰おう。

お開きの後は新橋にあるダイバーの溜まり場的店へ行ってみる。
そこはお賑わしい連中が居るとゆっくり飲めないので落語の余韻に浸るにはちょっとしたギャンブルだ。
店に入ると珍しく年中漁サン履きのアイツが一人カウンターで飲んでいた。
偶然だなと苦笑いを交わし、昭和臭プンプンな思考と話題で二人静かに飲んだ。
なかなか良い時間と酒だったが、相変わらず熱燗がつけ過ぎだった。
電車があるうちに、また会う約束などすることもなく、それじゃあまたなと別れた。 by 中村雅俊


さて、雲助に引き続き今晩は弟子の白酒である。
 
 
  1. 2011/11/19(土) 12:29:20|
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