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まぬけ泥 / らく兵
疝気の虫 / 志らく
任侠流山動物園 / 喬太郎
(仲入り)
饅頭こわい / 喬太郎
鼠穴 / 志らく
確たる理由もないのだが、全体の印象と云うか会の感じが志らくメインの流れだったように思われた。
それでも 「任侠流山動物園」 はなかなか面白かった。 白鳥の作、しかもかなり新しい根多らしい。
あまり新作を好んで聴かないが、今回に限って云えば掛かった中で最も印象深かった。
志らくメインと感じたにも拘らず、師の二席にはどうしたものか入り込めなかった。
まだ師を数える程しか聴いたことがないので言い様にも窮するが、こんな感じだったかなぁと。
たった数回による印象でしかないのだが、この日の師はどこか精彩を欠いていたように思ったのだ。
なにぶん、立川流には縁の薄い巡りあわせなので、実際と印象の噛み合い具合も判然としないが、
ちょっと不完全燃焼で聴き終わってしまった。
「疝気の虫」も「鼠穴」 も生では初聴きであった。 それはそれで良かったのだが。
しかし 「鼠穴」 のように夢の中とは云え兄弟が金のことで口論する件がある噺はどうも苦手である。
自分は男兄弟三人、これからも金で揉めるようなことはしたくはないし、あって欲しくないものだ。
そんなことを考えているうちにお開きになったせいか、何となく気分が鈍色のまま会場を後にした。
会場を出て青山方面へ歩き、バスに乗って西麻布へ。 串揚げ屋の大将に会いに行く。
矩折れのカウンターばかりの店に入ると手前端から角席を顔見知りが陣取っていた。
深入りはせず、軽く挨拶を交わしただけで一番奥の端席へ落ち着いた。
当日昼間に愛猫(大将曰く三男)が日帰り手術をしたので、
早く帰ってやりたいのにと嫌味交じりの冗句を言われる。
実際時刻も遅かったのでメインの串揚げは遠慮して、牛きんぴらと鯵の刺身を肴に飲んだ。
独りで寄ったのは久しぶりであった。
大将の手が空くたびに他愛もない話を幾つかして、
年内に改めて串揚げを貰いに来ると約束して23時を潮時に店を辞した。
自分より先にいた知り合い連中と もうひと組は尻に根が生えてしまっていた。
大将が三男坊に会えたのは恐らく日付が変わってからであろう。
- 2011/11/24(木) 11:51:19|
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