七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

白酒独演会  『白酒むふふふふ』  於 国立演芸場 / 平成二三年四月二六日

狸札 / おじさん
寝床 / 白酒

(仲入り)

ライブ / 上野茂都
井戸の茶碗 / 白酒


白酒を見ると仙台太郎のあの写真を思い出す。 柔和な表情と丸い輪郭に愛嬌がある。
しかしニコニコしながらサラリと毒を吐く。 そこが堪らない。

白酒は何をやっても面白い。
「寝床」 は少々くどい遣り取りがあって聴いていてダレることもあるのだが、白酒はそれがなかった。
そして少しだけ“今”が入る。
長屋の住人に電気屋が加わったり、“確認中” だとか “直ちに健康に害はない” だとか・・・
そう云う毒の散りばめが絶妙で、漫然と聴いていられないスピード感が心地好いのだった。

「井戸の茶碗」 はあまりくすぐりが入らなかったが、今まで聴いたものと多少筋が変えてあった。
やはりくどさがなく、時間を感じさせない運びが好ましかった。
この噺はニコ動で拾った喬太郎のものがオリジナリティにあふれており、あれを実演で聴いてみたいものだ。

白酒はお開きに高座で座布団を外して頭を下げて礼を表す。
これはやる人とやならい人がいるが、白酒は師匠の雲助に倣っているのだろう。
恐らく雲助一門の礼儀作法なのだろう。 嫌味に謙った感じはなく、あの所作は見ていて感じの好いものだ。
  1. 2011/04/27(水) 12:57:22|
  2. 演芸など
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