七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

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「壽 一之輔真打昇進披露興行」 三月下席 六日目 夜の部 於 鈴本演芸場 / 平成二四年三月二六日

新聞記事 / 朝也
浮世床(太閤記) / 圓太郎
紙切り / 正楽
宗論 / 正朝
漫談・小咄 / 馬風
漫才 / ロケット団
芋俵 / 市馬
二人旅 / 小三治
強情灸 / 一朝

仲入り

真打昇進披露口上 / (下手から) 市馬・さん喬・一之輔・一朝・馬風・小三治 

太神楽曲芸 / 仙三郎社中
真田小僧 / さん喬
粋曲 / 小菊
花見の仇討ち / 一之輔


真打昇進披露興行は文字通り真打昇進者が出ない限りは観ることが出来ない訳で、
未体験の物珍しさも手伝って六日目の前売りを手に入れたのだった。

開場時刻より少し早く鈴本に着くと既に客を入れていたが、平日だけあってまずまずの席が確保出来た。
場内をうろついて五月の余一会 (菊之丞独演会) の発売時期などを御茶子さんに訊いたりして開演を待つ。
先に書くと開演時に四割程度、市馬あたりでほぼ満席になった。 土日は開演前から長蛇の列だったとか。

緞帳が上がると高座には後ろ幕が張られ酒の菰樽が詰まれると云う華やいだ演出。
後ろ幕は確か三度(?)掛けかえられる豪華さであった。

特に意識して選んだ日取りではなかったが、
後から番組をよく見るとさん喬と圓太郎が出る日であることに気づき、ちょっと特をした気分。


朝也 : 以前にも聴いたことがある噺だが演題が思い出せず。調べたら 「新聞記事」。きつつきで聴いている。

圓太郎 : 節分の鈴本でも聴いた、太閤記を読む件だけを抜き出したもの。

正楽 : 注文を受けると 「パンダとドラえもん」 の合わせ技が。これに時間を取られていたが見事な出来栄え。

正朝 : 聞き覚えのある噺だったが生高座ではなかったようだ。多分TVの落語番組だろう。噺家も噺もお初の一席。

馬風 : ほぼお祝いの言葉。女子スポーツ選手の見てくれの話から色々流れて一之輔を褒めるまで。

ロケット団 : “北”のネタでボケる。名前は以前から聞いていたが実演は初めて観た。面白かった。

市馬 : 終始ニコニコ。昼の部は主任で出ていたようだ。なにも歌わず。

小三治 : 圓歌のサプライズ代演。初日に次いで二度目の登場だったようだ。これはやはり得をしたのだろうか・・・。

一朝 : 仲入り前、主役の師匠だけに拍手も一際大きかった。噺もノリノリ、慶びに溢れた感じで良かった。


仙三郎社中 : 太神楽はドキドキするので苦手であるが、今回は刃物が出て来なかったのでリラックスして観られた。

さん喬 : いつものように穏やかに。サラッと遣って高座を下りた。控え目な感じが格好良かった。

小菊 : いつものようにしっとりと。本当に華がある。帰りがけ階段で一緒に。お疲れ様と声をかけるとニッコリ。

一之輔 : 既に六日目、気負いはない。たっぷり遣って拍手喝采。小さい函だと師の声はデカいが鈴本は丁度いい。


披露口上の面子もなかなか豪華で、この日は当たりだったなと一人ほくそ笑んだ。
最近どこかの落語会場で、今回の披露興行では小三治会長の出る日の告知はないらしいと、人様の会話が耳に入った。
告知すると小三治目当ての客が押し寄せて混雑が必至であるが為との尤もらしい理由。 ・・・誰の披露やら、である。
ならばそんなサプライズデーに中ったのも祝いの芝居に華を添えられた気分にもなる。
尤も、まだ圓歌の生高座を聴いたことがないので、個人的には圓歌なら圓歌で良かった訳なのだが。
噺の最中には歌わなかった市馬副会長も口上の途中で馬風最高顧問に促され、結局は相撲甚句を遣った。

一之輔は特段贔屓な訳でもないが、確かに巧いと思うしこれからも聴く機会はたくさんあるだろう。
どんな真打になって行くのか、歳をとるのが楽しみな噺家であることは確かだ。
一之輔ご本人のブログによれば、この日はご子息が観に来ていたらしい。 お父上の晴れ姿、ご同慶の至りである。

次は菊六の昇進披露興行が楽しみだ。 いくらなんでも気が早いが、そう云う意味で秋が待ち遠しい。

  1. 2012/03/28(水) 12:16:26|
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  3. | コメント:0
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