七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 J亭落語会 白酒・三三・一之輔 月替わり独演会 』 スタート三人会 於 虎ノ門JTアートホールアフィニス / 平成二四年四月一二日

狸の札 / 辰じん
ふだんの袴 / 一之輔
お見立て / 白酒

(仲入り)

口入屋 / 三三
粗忽の釘 / 一之輔



朝から外出の用事が幾つも重なり、そこそこ疲れてからの運びとなった。
虎ノ門駅を出てまずコンビニを探す。 すぐにローソンが見つかった。
無糖コーヒーと小さなチョコ菓子を買って会場へ。 疲れもあって今回は寝ないよう食事は控える。
JTアートホールアフィニス、名は聞く会場だが今回初めて。
“ アフィニス ” とは “ 花たばこ ” の名らしい。 それにしても立派な建物だ・・・煙草屋め。

2階ホールへ上がるとホワイエは案外さっぱりとした作り。ドリンクコーナーがあった・・・コーヒー飲めたね。
(JTの)缶コーヒーを飲んでからホール内へ。 典型的シューボックス、天井が高い。 音楽専用かな。
手を叩いて残響を確かめたいが怪しまれるので我慢したものの、これは相当ライブなのではなかろうか。
落語会に使える会場なのか懐疑的になる。 スピーカーが後席へ向けて2組4本立っている。
三三がまくらで説明していたがスピーカーにはディレイをかけていたらしい。それでもライブだった。

座席は三つの川に分かれていて今回は上手側の後方寄り右端、ホールの隅だ。
高座が結構遠く端っこだが、それほど悪いとは思わず。 椅子の座り心地も悪くない。
両側の川は椅子が斜め配置なので気持ち千鳥で前席が気にならないのも幸いしている。
実際、開演後に中央の川のお客を見ると整列配置のため前が見辛く体を傾げている人を何人も見かけた。
( ※ 中央の川が千鳥配置なのを後日確認。体を傾げていたのは別の原因と思われます。 2012/05/04 追記)

さて開口一番。 下座から辰じんが出て来てひとり快哉。 前座から楽しめ得をした気分になる。

それにしても予想通り音がライブだ。 やはり天井高過ぎだろう。 音響で何とか抑えている感じ。

一之輔登場。 去年は志らくだった空席にお呼びがかかったと。
白酒・三三と志らくの企画は面白いが、取り合わせとしてどうだろうと思う節もある。
志らくが辞退したのはその番組もあろうが、このホールと落語の相性もあってのことではないのか。
尤も、その後 志らくがここで会を開いているか否かも知らぬ上での邪推だが。

「ふだんの袴」 は初めて聴く噺。 先に書くと今回の一之輔は今まででいちばん笑った。
披露興行の合間に良い気晴らしをしているのではと勘繰ってしまった。
施設がJTだけに二席とも煙草を吸う場面でしみじみと煙管の眺めつつ、“JT・・・”と呟くくすぐりも師らしい。
個人的には世評に比べ一之輔の面白味を捉え切れていない。巧いと思うが諸手を上げて、ではないのだ。
しかし今回の二席は、これから徐々に印象が変化して行くかも知れないなと云う予感がした。
少し一之輔の魅力が増した。 そんな一夜であった。

白酒と三三については二席遣った一之輔に花を持たせた感じ。 高座については演目の好みも含めて割愛。
(※備忘録: 今回 「 口入屋 」 で演目書きに上がったが、以前は同じ噺が 「引越しの夢」 であった。)

お開き後は虎ノ門からも 1km 少々の新橋は美人マスターの店へ歩いて向かう。
店への階段を上がると丁度若いサラリーマン二人が入って行くところ。
タッチの差かなと思ったらやはり満席になってしまった。
二人連れと云うより どうやら先客の待ち人だったようで、いずれにしても門前払いだったようだ。
代替と云っては失礼だがダイバーの溜まり場へ。 丁度お賑わしい一行が居たが、巧くかわしてカウンターへ。
今夜はどうしても大蒜のパスタが食べたく我が儘を聞いて貰い、若干イメージと違ったが美味しく頂く。
長い一日で疲れもあったので、大瓶一本で切り上げ早々に帰宅。
なかなか良い夜であったが気分は美人マスターの味濃い目パスタだったので、それが心残りと云えば・・・であった。
 
 
 ※ 蛇足ですが、前回記事の末尾に言い訳を追記しました。 自己満足ですが衷心まで。
 
 
  1. 2012/04/13(金) 12:25:31|
  2. 演芸など
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