七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

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レンタネコ 於 テアトル新宿

荻上直子監督作品。
過去の作品では 「かもめ食堂」、「めがね」 が印象深い。

初めて観たのは 「めがね」 だった。
南の島の魅力的なダイニングのある宿が舞台で、
出てくる食事がとても美味しそうでなかなか面白い作品だった。
その後、目黒シネマに 「かもめ食堂」 が掛かって観る機会を得た。
これもそこそこ面白かったが、「めがね」 の方が好みであった。

「めがね」 の後 「トイレット」 が発表されたが個人的には今ひとつ。 そして本作へ至る。

別の分類でスールキートスの作品群としての見方。
荻上作品ではないが「プール」「マザーウォーター」「東京オアシス」と連なる。
この中ではまたしてもとても居心地良さそうな宿が舞台の 「プール」 が印象深い。
他の二作は今ひとつであった。

総じて作風に通ずるものがあり、マニアは意見を異にするかも知れなが自分は同じ系譜で括っている。

とてもスロゥな世界観で、イメージではセゾンで無印良品な淡色系の女性が主な登場人物。
内容は極めて刺激が少なく静かで穏やかで柔らか・・・要するにオジサンの居場所があまりない世界観なのだ。
どの作品にもオジサンは登場するが新橋の臭いなど微塵も感じさせず、
この世界観を決して壊さない優しきオジサンしか出て来ないのである。

一連の作品で観終わっても印象を残すのが食事に関わる場面であろう。
面白いと思った作品ほど食事のシーンが多用され、また魅力的に描かれていた。
しかし「レンタネコ」 にはあまり食事のシーンは出て来ない。
つまり個人的には総じて印象の薄い作品なのであった。


r-neco
(C) 2012レンタネコ製作委員会


特段、ネコ好きと云う訳でもない。
むしろ家の中をネコが駆け回り調度品をガリガリと爪で引っ掻くシーンなど見ると、
ゾワゾワと鳥肌が立って “ ヤメんかい、バカもの! ” とか思ってしまう方である。
フワフワと抜け毛なんか飛んでようものなら窓全開でレレレのレなのである。

自然の中で動物を見たり遭ったりするのは悪くないが、
コンパニオンアニマルと生活を共にしたいと云う感覚は無い。
自然に近しい環境に居を構え暮らす上で、使役を担ってくれるパートナー。
例えば頼もしき馬とか犬(猟犬とか牧羊犬とか)と暮らすなどとなれば話は別だけれど。 
愛玩ネコとマッタリして癒されたりはしないのである。

・・・じゃナンデコレ観ニ行ッタノ? と云うことになる訳だが、
荻上作品なのでチェックしておこう、 と云う動機による選択。

次の作品が登場すれば内容は兎も角きっと観るだろう。
荻上&スールキートスは、なんか気になる。 そう云う世界なのだ。
 
 
  1. 2012/05/29(火) 12:43:29|
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  3. | コメント:0
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