七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 ノラや寄席 』 兼好・えり 二人会 於 koenji HACO / 平成二四年八月一二日

三年目 / 兼好
実録 恋は草原のかなたに / 恩田えり

(仲入り)

寄席囃子教室 / 恩田えり
鰻の幇間 / 兼好


お盆前後は泊りがけで東北への釣行計画があったので落語を入れずにおいた。
残念ながら仕事が詰まってしまい(それはそれで有り難いのだが)釣行は断念。
それでも五月から手掛けていた気分的にしんどい仕事の目処が漸く付いたので落語へ足を運んだ。

ノラや は落語を聴くようになって間もなくその存在を知ったのだが、
なかなか日程が合わずに今まで行ったことのない函であった。
以前は小さなダイニングバーで噺家とひざを突き合わせて落語会を開いていた。
高円寺と云う場所柄、店先は何度も通ったことがあり、
以前 こみちが演っているのを窓から目撃したこともあった。
今は二軒ほど先にイベントスペースを独立させて、
小さいながらも文字通り専用の函もので落語を聴くことが出来る。
大きな会場を減らして小振りな落語会へ重きを置こうと考えている自分としては、
新宿の道楽亭と並んで今後は注目して行きたいところだ。

「 三年目 」は初聴き。 幽霊ばなしだから季節ものか。 「 鰻の幇間 」 も夏だ。
それは良いのだが、今回はどこか入り込めなかった。
師にしては弾け方がいまひとつだった印象。
「 鰻の幇間 」 はひと頃立て続けに喜多八で聴いたので師のイメージがかなり強い。
それもあってか、今回の兼好は淡白な感じで物足りなかった。

えりはこの時季 怪談のハメものがあって嫌だと。
怖いので聴きたくないのだが、タイミングがあるので聴かざるを得ない。
前もって覚えておいてとテープを渡され独り家で聴く怪談の怖いこと。
挙句にそれとは全然違う演り方でやるからと言われ怖がり損であったと面白おかしく。
テレビを持っていないので近所の店で飲みながらオリンピックを観たが、
Eテレで文楽のお師匠さんもやっていてザッピング。
オリンピックとチャンポンで不思議な感じであったと。

どちらかと云えば えりが立った会であった。
兼好の笛がある意味レアものだったかも知れない。

打ち上げには参加せず帰って仕事。
どうやら立食(立ち飲み?)だったらしい。 立って飲む元気はなかったし、帰って正解。

それと、小さな会場は噺家の羽織着物に合わせて空調が寒い。 アームウォーマーを忘れたのが失敗。


  1. 2012/08/14(火) 10:32:06|
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  3. | コメント:0
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