七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

rakugo オルタナティブ vol.1 『落語の中の女』  於 草月ホール / 平成二三年五月一四日

昼の部

まぬけ泥 / らく兵
紙入れ / 池田成志
厩火事 / 志らく

(仲入り)

紺屋高尾 / 志らく
座談 / 昼の部出演者


夜の部

転宅 / 菊六
紙入れ / 池田成志
子別れ / 文左衛門

(仲入り)

橋場の雪 / 三三
座談 / 夜の部出演者


池田成志という役者さんは知らなかった。 落語に挑戦するプロの演者をたまにみる。
座布団一枚、扇子と手拭い。 声色と僅かな所作でひとつの世界を高座に創り出す。
落語は演ずる人々にはいろいろな面で気になる存在なのだろう。

しかし志らくは座談で噺の中の人々を演じ過ぎてはいけない、抑えて抑えて丁度良いと。
その情景を創り出して、ある程度のところから先はお客さんの創造力に任せるものだと。
そこには寄席や会場、その時々にあるリズムで決まるものもあると云うことらしい。
その点において、役者より演じない歌い手の方が落語をやると上手かったりするらしい。

三三も座談で同じようなことを語られた。
やはり落語はライブであり、その場の客のノリや雰囲気で決まって行くことも多々あると。

そのことに於いてやはりいちばん濃密な場所は定席なのだろう。
ホール落語にはない、落語の一番素の部分がそこにはあるのだろう。


落語を聴くようになって高々二年だが、立川流にはどう云うわけか縁が薄い。
家元を一度も実演で聴いたことがないと云うのは如何なものかと思ったりもする。
しかし知人には立川流は一切聴かないと云うお方もいる。
落語を聴くのに自負も負い目も不要だと思うが、
立川流への縁遠さは自分の中で少々気になっていることでもある。
志らくを聴いたのはこれが初めて。 何かと談春と引き合いに出される人だ。
第一印象だけで言えば、談春の方が好みかなと思った志らく初体験であった。 
  1. 2011/05/15(日) 11:23:48|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0
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