七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

『 第三十回 白酒ひとり 』 白酒独演会 於 国立演芸場 / 平成二四年一一月一二日

金明竹 / さん坊
代脈 / 白酒
心眼 / 白酒

(仲入り)

居残り佐平次 / 白酒


仕事で少々マズイことが起きて7日の喜多八をドタキャンしてしまったので、
余一の菊之丞以来、約二週間ぶりの落語会であった。

『 白酒ひとり 』 の場合、噺は勿論だが白酒の思いを聴くようなところがある。
今回も色々と最近思うところを話していたが、
最初のまくらでは途中で何が言いたいのか分からない流れもあったりして、
少々足が浮いているような印象を受けた。

もぎりで配られたチラシの中に映画のものが一枚紛れていたが、どうやら白酒も出ているらしい。
ジャンルとしては観るタイプの映画みたいなので足を運んでみようかと思う。
また同じ監督で次作品の出演依頼もあって、撮影のある来年二月には落語会を一切入れないと宣言。
嘘か誠か、まぁいずれにせよ芸の肥しになるのであれば何でもやってみるが良かろう。(読み返すと随分上からだな)

「 代脈 」 は誰と云う印象もないが 「 心眼 」 は扇辰が良かったのを憶えている。
そう云う比較の中で楽しみ方を自ら削ってしまうのはつまらないことだが、やはり印象ばかりは致し方ない。

それこそ 「 居残り佐平次 」 などは志ん朝の音源が耳についてしまっている。
それでも今回の白酒はなかなか良かったし、結局のところライブはその時の様々な要素から満足度は変わると云う事だ。
仕事のことが頭の隅にあって堪能とまでは行かなかったが、気晴らしに良い時間を過ごせた。

はねてからTAXIで新橋へ。 美人マスターの店が先週で二周年だったので顔を出した。
それこそ行かれなかった喜多八の会が開店当日だったので、その日は色々とタイミングが悪かったことになる。
遅れ馳せながら祝を述べ、カヴァをボトルで頼んで乾杯をした。
月曜とあって客足も少なく、ゆったりとした時間を過ごせた。
後から常連さんがポツポツとやって来る。
見た目自分より年嵩に見えた男性二人が、聞けば自分よりひとつ下であった。
この歳になると見た目と実際は様々だから驚くにはあたらないが、
自分が一番若く見られることには少々複雑な気分であった。
要は貫禄不足だと思わざるを得ないのである・・・若々しいのと若く見えるのニュアンスの差はいつも感じることだ。
歳相応に見られることがいちばんだと思う。
その歳には見えないなどと言われて喜んでいいのはもっと爺さんになってからだ。

翌日は二連荘で兼好の会だったが、こちらは先日の喜多八の時の関連で急務が入り、またしてもドタキャンをした。
喜多八にしろ兼好にしろ、
前売りでなくテケツ払いだった上にキャンセル料も取られなかったので一銭も損をしなかったが、
だから却って申し訳ない気になるもので、いっそペナルティがあった方が気楽だなと思いつつ、
次回もテケツ払いの会なのであった・・・きちんと行かれますように。
 
 
  1. 2012/11/14(水) 18:36:21|
  2. 演芸など
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