七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

定席寄席 十一月中席 七日目 夜の部 於 池袋演芸場 / 平成二四年一一月一七日

道灌 / まめ緑
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
動物園 / ちよりん
穴泥 / 志ん丸
漫才 / 笑組 
相撲漫談 / 歌武蔵
けちの小噺 / 馬楽
奇術 / ダーク広和 
ナースコール / 白鳥

仲入り

魂の入れ替え / 文雀
笊屋 / 雲助
ギター漫談 / ペペ桜井 
らくだ / 菊之丞


十月の鈴本余一会で菊之丞から主任を務める池袋十一月中席の割引葉書が配られていた。
今月はふたつの落語会をキャンセルしているので、穴埋めの気分で足を運んだ。
決して弱くはない雨脚であったが、客入りは土曜とあって半数以上の席が埋まった。
三三が入っていたがこの日は白鳥が代演。
これが惜しかったが正直なところ白鳥を聴く機会は寄席くらいしかないから由としようか。
それにしても全般に地味な番組であった。
当初の予定では文雀のところに文菊が入る予定だったようだし、
三三・文菊・雲助・菊之丞と連なれば個人的にはかなりオイシイ興行だったのだが・・・
まぁ、たらればを言ってもしようがないが。

それでも仲入り後は総じて良い感じで、
特にペペさんのギター漫談が思いの外楽しかったのだった。
他の色物と同様、後継者がそだたず今の現役は二人だけのようだ。
一時期TVの露出も多かった某芸人が最近は路線変更してしまったようで、
上手下手好き嫌いは別としても残念である。

トリは大根多の熱演であったが電話が二度鳴った。 志ん丸の時も鳴った。
池袋のユルい感じと云えばそれまでだが、
慌てて止め方が分からず長いこと鳴らしていると怒り出す客もいて空気が悪くなる。
自分も一度前科があるが、やはり皆で気をつけるようにしなければ。
菊之丞も気の毒だなと思って、鳴ってからこちらの気分がちょっと落ちてしまった。

ハネてから高円寺、最近通いはじめた日本酒に熱心な店へ。
料理は基本的に週がわりで変わるのだが、今週は美味そうな鴨南せいろがあるとの情報に釣られた。
日曜もやっているらしいが日曜はおでん専門でご亭主も人に任せて出て来ないらしい。
土曜は鴨南のラストチャンスなのだった。
ところが、その美味そうな鴨南が一足遅く終わってしまった。
最後の一枚を頼んだのは、それを教えてくれた店で知り合った青年、張本人であった。
最終日だし品切れも覚悟していたが、目の前で最後の一枚が売れてしまったのは切なかった。
聞けば相当気に入ったらしく鴨南通いは三度目らしい。
恐縮して汁をすこし舐めさせてくれた。 でも譲ってはくれなかった。笑 譲られても困るけどね。

気を取り直してイシモチの塩焼きと大きくて食べ応えのある上品な味付けの肉団子を肴とした。
日本酒の銘柄については詳しくないのでご亭主に任せている。
今回もそれぞれの肴にあった美味い酒を出して貰った。
出すものを考えると酒手も手頃だ。
マスターの所以外で高円寺に通える店が出来たのは嬉しい限りだが、
これから義理の綱引きが悩みの種にはなりそうである。
 
 
  1. 2012/11/18(日) 16:47:04|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0
<<第207回ノラや寄席 「 桃月庵白酒独演会 」 於 高円寺HACO / 平成二四年一一月一八日 | ホーム | 『 第三十回 白酒ひとり 』 白酒独演会 於 国立演芸場 / 平成二四年一一月一二日>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

profile

 良速

Author: 良速
  
 
- りょうそく - と申します。
 
九山八海  花鳥風月
東奔西走  南船北馬
美酒嘉肴  羽化登仙
歌舞歓楽  一竿風月
謹厚慎重  天空海闊

そんな感じでまいります。

.......................

category

旅や野遊び (63)
演芸など (315)
フォト・キネマ・アートとか (157)
道具のたぐい (39)
飲んだり食べたり (4)
徒然なるままに (12)
序 (4)
未分類 (1)

comment

calendar

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

archive

counter

search form