七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

ボーン・レガシー - The Bourne Legacy - 於 TOHOシネマズ日劇 スクリーン1

年末はギリギリまで懸案事項に振り回されて、その反動もあって三が日は寝正月。
年賀状は未だ真っ白で、作ってあったデータを寒中見舞いに変更だけはし終えた。
そんなだらしない年頭である。

今月は中旬までここで書くような外出もないので、
去年観た映画のうち、年末までにレビュー出来なかった数本について書こう。
そんな一本、『 ボーン・レガシー 』。昨年十月下旬鑑賞。

近年のサスペンスアクションの中では特にお気に入りだったボーン三部作の続編。
続編ではあるが、時系列としては前シリーズとダブっている。

まぁ何と言っても前シリーズの印象が強烈だったこともあり、期待半分で観に行った。
その身構えが幸い(?)してか、それほどガッカリな思いをすることはなかった。
単独の一本として評価するとまずまずであったが、本作もシリーズ化される訳で、
これからの展開で評価も変わっていくと思われる。
ただ最近の傾向として、こうした三部作ものはよくある手法であり、
単独の作品としてのクォリティを見ると迫力や魅力に欠ける感が否めない。
観終わった時の何かしらの積み残し、遣り残し感が映画を楽しんだ充足感をスポイルしてしまうからだろう。


The Bourne Legacy
(C)2012 Universal Studios. All Rights Reserved.


あとは主人公の存在感の話になるのだが・・・
やはりジェイソン・ボーンあってのアーロン・クロスなので
ミステリアスな部分が欠如してしまったのは致し方ないところだろう。
ボーンとは何者か、と云う前三部作に絶えず付き纏った謎の部分がアーロンにはない。
既にある程度までネタバレされた人物像がそこにあり、その点でスタートラインが厳しかったかも知れない。

色々書いたが、結論としては総じて良い出来であったと思う。
ハイテクノロジーと超人的肉体や能力とのコラボレーションは今時のアクション映画のスタンダードと言えよう。
その辺の緊張感やスピード感はエスカレートして行きながらまだ暫くは続く潮流ではないかと思っている。
スタローンやシュヴァルツェネガーのような肉体派の時代は遥か昔、今や細マッチョのインテリがヒーローなのである。
  1. 2013/01/08(火) 23:59:18|
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