七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

『 第46回 人形町らくだ亭 』 小満ん・一朝・一琴・春蝶 於 日本橋公会堂・日本橋劇場 / 平成二五年二月二二日

真田小僧 / まめ平
牛褒め / 一琴
黄金餅 / 一朝 

(仲入り)

地獄巡り / 春蝶 
居残り佐平次 / 小満ん


昼食が軽かったせいか、茅場町駅から地上に出た時にはかなり空腹であった。
いつもどおり小諸に入り おおもり を注文、少々混んでいるカウンターへ並ぶ。
ガラス越しの厨房で若いお兄ちゃんが威勢良く茹で上がった蕎麦を水で締めている。
立ち食い蕎麦のクセにやたら美味そうである。
おおもりは程よい量で260円。 地元の蕎麦屋の大盛は700円である。

らくだ亭は開場するとロビーで次回の券を手売りしている。
ネット販売が翌日からなので来場者の特権で、ある程度席を選んで求めることが出来る。
今回は早めに着くことが出来たので前寄り、左が通路際と云う自分好みの席を確保出来た。

二年半ぶりに一琴を聴く。 なかなか面白い 「 牛褒め 」 であった。
与太に愛嬌があり、愚鈍とは違う雰囲気が出ていた。
与太を馬鹿にしておらず、愛着を持って成り切っている感じが好ましかった。

一朝の江戸言葉は聴いていて気持ちが良い。足立の出身とあるが代々 下町なのだろうか。
この人のべらんめぇな町人は兎に角聴いていて楽しい。

春蝶、上方の噺家だが今拠点は東京にあるとのこと。
師匠三代目・春団治に、東京で試してみたいと願い出た時に“訛るなよ”と言われたそうだ。
上方落語を演る上で、東京訛りが出ないようとの戒めだ。

小満んの 「 居残り佐平次 」。
佐平次の二面性みたいな部分が台詞まわし、立ち居振る舞いに顕著で、
幇間めいた明の顔と、居残りを決め込む性悪な暗の顔の織り成しに見応えがあった。
路銀を無心するところまでで、サゲ。
それでも自分がイメージする人物像に近い佐平次が見られて満足であった。

はねて外へ出る前からまっつぐ帰ろうと心は決まっていた。
翌土曜は飲み会であったし、少々懐も寂しかったので地元まで戻った。
コンビニでビールと焼き鳥と厚焼き玉子を買い、家で焼き鳥をチンして軽く飲んだ。
これが大変安上がりであり、そこそこ満ち足りてしまう家飲みなのであった。
この流れ、小遣いの節約にもなろうと云うものだ。
よしよし。 いや、しめしめ。 ・・・どっちでもいいや。


  1. 2013/02/23(土) 23:59:42|
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  3. | コメント:0
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