七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

定席寄席 四月下席 楽日 夜の部 於 上野鈴本演芸場 / 平成二五年四月三〇日

太神楽曲芸 / 和楽社中 (途中から)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
野晒し / 左龍
漫談 / 歌之介
漫才 / ホームラン
看板のピン / 一朝
甲府ぃ / 扇辰

仲入り

粋曲 / 小菊  
リアクションの家元 / 百栄
紙切り / 正楽
寝床 / 喬太郎


六日目に行った鈴本下席夜の部だが、代演が入って楽日の顔付けが少し変更に。
暫く聴いていない喬太郎と贔屓の扇辰がそれぞれ主任と仲入り前に入っている。
連休の谷間、少し遊んでも良かろうと自分を甘やかして再び上野へ向かった。

歌之介は漫談だったが、他の噺家はどれも良い落語であった。
落語会であまり聴かない人の高座をこうして楽しめるのが寄席の良いところ。
そして扇辰と喬太郎の同期入門コンビ、この顔付けはなかなかにくい代演だ。

中ダレすることもなく、良いテンポで番組は進行。
喬太郎のトリ根多では旦那の義太夫を聴きに来る人々の中に、
「野晒し」の尾形清十郎、「看板のピン」の親方、「甲府ぃ」の豆腐屋、
そして「リアクションの家元」の家元まで全ての噺の登場人物が再登場。
「芝浜」の魚勝の登場はいつものことだった筈だが、
最後には自らが代演した一之輔を結局現れない不義理者に仕立ててしまった。
それでなくても喬太郎の「寝床」は相当に弾けた運びのところに、
当夜の締め括りと全ての噺を総括するようなイレゴトに会場は湧きに湧いた。
まさに喬太郎の独壇場と云える一席であった。

気まぐれで足を運んだ寄席であったが、なかなか良い芝居を見せてもらった。
人気者の喬太郎の代演もあり、客入りも良く賑やかで楽しいひとときであった。

はねてからは最早お決まりコースで湯島へ。
先日頼みそびれた稚鮎の天ぷらを肴に飲んだ。 蛤は売り切れていて残念。
それにしても四月は随分と足繁く通ってしまった。 
余所での飲みも含めて、四月の酒手は結構嵩んだ。
五月は程ほどにしておこう。 
 
 

  1. 2013/05/01(水) 23:59:23|
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