七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

扇辰・菊之丞 二人会 第ニ八回特撰落語会 於 深川江戸資料館小劇場 / 平成二三年六月一一日

道灌 / 辰じん
野ざらし / 扇辰
火焔太鼓 / 菊之丞

(仲入り)

棒鱈 / 菊之丞
たちきり / 扇辰

扇辰の弟子にしては辰じんの 「道灌」は随分賑やかだなと聴いていたところ、
師匠扇辰が高座に上がると 『 あれは喬太郎さんに習ったんでしかたないんですが 』。
場内笑いの渦であった。

噺家の世界は柔軟で、師弟関係にかかわらずやりたい噺は習いたい師匠に教えを乞うことが出来る。
言い換えれば一芸はただ我が身のこととして習得していかねば誰も助けてはくれないと云うことだろう。

菊之丞一席目、古今亭の「火焔太鼓」である。
誰でも志ん生、志ん朝の姿が浮かぶ噺。
それに挑んで行かねばならぬ、芸の道とは思い込んだら試練の道を行くが男のど根性と云うことか。

この夜の彼等を見て、協会・亭号・師弟関係いろいろあれど結局のところはその身ひとつ、
噺家とは孤独であり己の才覚実力だけが頼りなのだなと改めて思った次第。






  1. 2011/06/12(日) 14:05:14|
  2. 演芸など
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