七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

『 らくご街道 雲助五拾三次 -名人長二- 初日 』 於 日本橋劇場 / 平成二五年一一月一八日

「名人長二」より

仏壇叩き / 雲助

仲入り

湯河原宿~谷中天龍院 / 雲助


圓朝の作「名人長二」。 初めて聴く噺。
モーパッサン「親殺し」の翻案とある。
通しで5時間ほどの大作を今月から三公演、三ヶ月かけての通し口演。
今日聴き逃すと向こうふた月の面白味も半減と思い連夜の落語通い。

大筋、予備知識が入っていた方が良いか否かは判断し難いところだ。
先が見えない方が面白かろうと、今回は下調べなしで臨んだ。

指物師の長二はふとした事から自分の出生を知る。
先に亡くなった両親は捨て子だった自分の育ての親であった。
湯河原の宿で自分を捨てた実の親は誰とも知れず。
今回は長二の人となりの描写と事の発端を描くところまで。
少し謎めいた終わり方をして次回のお楽しみとなった。
まだ話が動き出したばかりなので感想は後まわし。
やはり先の展開は調べずに次回を待つことにしよう。

欲を言えば三夜連続くらいの勢いで聴きたいところだ。
暮れも押し迫った来月二十四日の二日目がどんな芝居になるのか。
楽しみに待ちたいが、年を跨いで惜しい切れ場と云うのも辛いところだ。
あまりもやもやさせるような展開は勘弁して欲しい。
そこのところはお手柔らかに願いたいものだ。

終演予定は九時とあったが八時半にははねてしまった。
湯島にメールを入れると席は空いているとの返事。
暖簾を潜ると入れ違いでひと組帰って、常連さんと二人きり。
暫くしてもう一人常連さんが来店。
今月初旬にキャンセルした伊豆のダイビングでご一緒する筈だった方だ。
先の常連さんと席を入れ替わって貰いしばし潜水談義。
談義と云ってももっぱらカメラをやる彼の撮影話。
自分は水中写真に熱心ではないので聞き役にまわる。
しかし水中撮影機材のお金のかかること、セレブな趣味だなと改めて思う。
いずれご一緒しましょうと言いつつ、冬は潜らない自分であった。

客入りが早かったのか十時過ぎに大皿はあらかた捌けてしまった。
気づけば女将は暖簾を下げてカウンターもきれいに片付けている。
まだ月曜だし、大人しくお勘定を済ませて二軒目もなく店前で解散。
顧みれば先週金曜からずっと外で飲んでいる。少し控えなくては・・・。
 
 
  1. 2013/11/19(火) 12:15:10|
  2. 演芸など
  3. | コメント:3
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  1. 2013/11/26(火) 13:56:24 |
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to カギコメさん

今月は外出が少なく書くことがありませんでした。
先ほど日曜の落語について書きましたのでご笑覧下さい。
明日はつづけて先週観た映画の記事をupする予定です。
またお立ち寄りくださいね。
  1. 2013/11/26(火) 13:25:04 |
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  3.  良速 #-
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  1. 2013/11/26(火) 11:54:01 |
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