七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 入船亭小辰の会 』  於 高円寺ノラやHACO / 平成二五年一一月二四日

道灌 / 小辰
金明竹 / 小辰

仲入り

御神酒徳利 / 小辰


前日に急な誘いで飲みに出て、少々飲んだ。
酔いが回って寝苦しく、昼近くなっても体がダルかった。
兄弟甥と近所の蕎麦屋へ行き鍋焼きうどんを啜る。染み入るようだ。

高円寺に着くと顔見知りのご夫妻とすれ違う。
席を確保してお茶に出て来たようだ。
自分も会場のHACOへ行き、最後列の粗末な椅子を確保した。
ちゃんとした椅子も残っていたが、スペースの余裕を優先した。

小辰、去年の十一月に二つ目になってから二百六十席上がったと。
そのうち五十が「金明竹」だったそうだ。
個人的には「金明竹」に関しては小辰がぴか一だと思っている。
本人も演り易いのだろう。 そこを気にしているようだ。
しかしその多さを気にする事はないのではないか。
とことん演ってみるのも面白いと思うのだが。
芸に於いては、奔放とストイックのバランスが難しいようだ。
とはいえ、何遍聴いても小辰の「金明竹」は面白く飽きないのだ。

「御神酒徳利」は二番番頭が主人公、初めて聴く運びであった。
長い噺もダレることなく聴かせる牽引力は二つ目とは思えぬ舌耕芸。
二年目の二つ目、末が楽しみで恐ろしい。
・・・なんて偉そうに書いていいものか、落語聴き五年生。

やはり前日の飲み疲れか、少し瞼が重かった。
小さい会場だけにこちらの様子も窺えただろう。悪い事をした。
帰り際に挨拶をしようかと思ったが、出て来た小辰はご贔屓に囲まれた。
また来月、日本橋で聴き納めが出来るのでその場を辞した。
すっかり忘れていたが、当日は小辰の誕生日であった。
打ち上げで祝って貰ったことだろう。 おめでとう。

四時過ぎにはねた。
会場近くの蕎麦屋へ寄るつもりであったが、夜営業は五時からであった。
他の行きつけもまだ開いていない中、串揚げ屋だけ客が外から見て取れた。
カウンターへ腰掛け、レバ刺しで赤星を干す。
背後の卓に座るバンドマンの煙草が煙い。
串を数本揚げて貰って、レモンサワーを一杯干して店を出た。
まだ五時過ぎ。 夜に腹が減るだろうと思いKFCでチキンなど買って帰宅。
ファストフードはあまり食べないが、ケンタッキーは結構好きである。

今月の落語はここまで。 いよいよ師走がやって来る。
 
 
  1. 2013/11/26(火) 12:15:07|
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