七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

冬、北信へ -信州ツーリング 2014 1/11~1/13 その3-

(前回のつづき)

富倉でこの旅の大きな目的は達成してしまった。
あとは知り合いを頼って気侭な旅である。
出発前から目をつけていた小布施へ下る。
蔵元、桝一市村酒造へ立ち寄るためだ。
冬の小布施はシーズンオフなのか、人影は疎らだった。
ただ外国人の観光客は目立ち、蔵元の客も殆どが白人であった。
自分は日本酒に詳しくはない。純米系の辛口、これが選択肢。
二種四本調達して早々に小布施を後に。

今回の逗留先はアウトドアの師匠イソGのセカンドハウスである。
信州新町の山間の集落に到着、何度目かの訪問だが真冬は初めて。
挨拶も早々に車で15分程山道を走った大岡温泉なる日帰り施設へ。
こぢんまりした露天風呂から眼下に棚田が一望出来るいい湯だ。
こちらで雪景色を日没まで楽しみ、戻って夜は鍋を突いた。
鍋は真鱈。山中で魚かと思われるが、高速を使えば直江津まで90分。
同じ集落に住む釣り好きの知り合いが用意してくれたものであった。
一見何もなさそうな小さな集落だが、イソGの食は案外豊かである。
このご友人はしょっちゅう釣果を差し入れてくれるらしい。
また害獣駆除の名目で鹿や猪の肉も手に入る。
イソGは嘗て狩猟免許を持っていた経験から、自ら獣を捌く。
今回は鹿のスモークを頂いたが、これもなかなか美味かった。


hokushin2014


連休中日、まだだった初詣を集落の鎮守の社で済ませる。
その後、四人峠を越えて池田から大町を散策。
ストーブハウス山風舎でファイヤフックとファイヤトングを。
大雪渓酒造で特別純米酒を購入。
その後、大町経由で魚を専門に彫る彫刻家・吉川さんのアトリエへ。
東京から大町へ移り住んだお仲間も交えてオヤジ談義に興じた。

一頻り語り合ってアトリエを辞し、信州新町へ戻る。
夕食はご当地もののジンギスカン、“むさしや”で腹を満たした。

この日は夜になって集落でどんど焼きが行なわれた。
正月の松飾りや書き初め、去年の御守りやダルマなどを焼く行事だ。
イソGは顔を出すと出て行ったが、よそ者の自分は遠慮して留守番に。
ところがいざ火の手が上がるとその勇ましさに矢も楯もたまらず。
結局末席に加えて貰い、ご利益満点の煙を浴び、焼餅を頂いたのだった。

やがて夜も更け就寝。連休最終日は早朝に出発、十時過ぎには帰投。
短くも充実の旅路を終えたのであった。
次回は渓流が解禁になった頃、お邪魔しようか。

(おしまい)

今回のツーリング <期間:3日>

  走行距離:725㎞     走行時間:12時間02分
  平均時速:60.2㎞/h  平均燃費:12.8㎞/L
 
 
  1. 2014/01/19(日) 23:59:07|
  2. 旅や野遊び
  3. | コメント:2
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コメント

to 高崎さん

新月の夜、満天の星空の下で焚き火の揺らぎ楽しみたいですなぁ。
ご多忙のうち、お身体気をつけて下さいませ。
  1. 2014/01/25(土) 23:06:08 |
  2. URL |
  3. 良速 #TIXpuh1.
  4. [ 編集 ]

仕事が立て込んでくると無性に焚火を囲みたくなりますなあ。
なのに目が回りそうでそんな時間もとれないもどかしさ。

気が狂いそうだす!
  1. 2014/01/25(土) 11:02:01 |
  2. URL |
  3. 高崎 #-
  4. [ 編集 ]

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