七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 冬 』 三三独演会 於 なかのZERO 小ホール / 平成二六年一月ニ七日

看板のピン / 三三
笠碁 / 三三

仲入り

鼠小僧 雪の小仏峠 / 三三


良し悪しは別として絶妙のタイミングで電話が来る時があるものだ。
結果的に我が方から先方へ資料は渡り、自分は開口一番を聴き損ねた。
仕事が無ければ落語どころではない。三三に間に合って御の字としよう。

そんな火急の作業が飛び込み事務所を出たのは開演10分前であった。
先般の雲助の時と云い、続くときは続くものだ。
事務所の目の前にバス停がある。窓から丁度バスが来たのが見えた。
2階から見えた時点で諦めて、きちんと戸締りを確認してから外へ。
すると信号待ちでまだバス停に留まっていたバスが動き出した。
嗚呼、先ほど急いでいればバスに乗れたのに・・・タイミングが悉く悪い。
仕方なくTAXIへ乗り込む。信号はまだ青、大きな交差点は通過出来る。
と、思いきや何故か2台前の車がピクリとも動かず赤になってしまった。
みんなが自分を三三の所へ行くのを邪魔しているかのようだ。
たかが落語だが、気が急くのは抑えられない。
予定外の作業も日曜返上で片付けて備えたが、ここに来て事の運びが悪い。
ピリピリしている気配が伝わったのだろう。運転手は心なしか飛ばしてくれた。
結果、逃したバスに追いついて、バス停からの徒歩の行程もTAXIで駆け抜ける。
バス代210円のところTAXIはワンメーター710円で辿り着いた。
会場に入るとわさびが「強情灸」を熱演中であった。

久々の三三。いずれも楽しかったが、どうもしっくりと来なかった。
「看板のピン」は何度か聴いているが、親分の貫禄がもうちょっと欲しい。
親分を真似る三下も、おとぼけが少々入り過ぎてやしまいか。
「笠碁」のご老体二人の性分の描き方が微妙に違うようにも思う。
こちらが古今亭の運びを聴き慣れてしまっているせいもあるかも知れないが。
仲入り後の「鼠小僧」、講談もの。 落語でないからサゲが弱い気がする。
まだ少年だった次郎吉を演じる三三はなかなか填まってはいたのだが。
出来れば落語らしい落語を聴きたかった。

はねて久々、落語あとに高円寺のマスターの処へ。
このところ人形町・日本橋・上野ばかりが続いたので足が遠のいていた。
一月も下旬になると渓流解禁の話になる。
二月に行くの行かないのと話しながら今季の展望を語る。
出来ることなら今季はマスターに同道して数も行きたいものだ。
出掛けのバタバタで何も腹に入れていなかったのですき焼き小鍋を頼む。
値段からしてボリュゥムがありそうだが、腹は減っていた。
それでも一人前は大した量で、〆のうどんは辞退するほど満腹になった。
22時近くに少々重かったか・・・ずっと忙しくて運動不足も気になるところ。
一月いっぱいで仕事量も落ち着くので心の余裕も持てそうである。
正月は仕事漬けだったから、節分を節目として心機一転生活を改めよう。
 
 
  1. 2014/01/28(火) 17:28:13|
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