七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

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『 圓太郎商店 独演その十九 』 圓太郎独演会 於 池袋演芸場 / 平成二六年一月三〇日

おみくじ屋 / ございます
初天神 / 圓太郎
時そば / 圓太郎

仲入り

夢金 / 圓太郎


木戸口に行くと“只今 お立見”。
予約名を告げ木戸銭を払って中へ。既にあらかた席は埋まっていた。
まだ開場して10分、今日は早く来られたと思ったが世の中 暇人が多いのか。
その十一から通っているが、回を重ねるごとの盛況を実感する。

「初天神」。悪くはないが、先日雲助で聴いたばかりだ。やはり出来が違う。
圓太郎には合っていると思ったが、意外にも真打になって初めてだったようだ。
普段演りつけていないのもあってか、それなりであった。
本人もそれを自覚してか、今回は三席とも何かしら言い訳があった。
真面目と云うのか、気が小さいと云うのか・・・要らぬことを言っているなと。

「時そば」も「夢金」も同じことが引っ掛かった。
圓太郎は地声が大きい。それもあって会話の声が凄ぶるでかい。
夜鳴きそばが出る時分である。往来であんなに大きな声を出すだろうか。
今と違って夜になれば人気もないような江戸市中であったろう。
ヒソヒソとまでは行かぬまでも小声で遣り取りしたのではなかろうか。
身振り手振りと大きな声で皆が笑う。 本当に面白い。
面白いのだが、どこか嘘っぽいと思ってしまう。
「夢金」でもそうだ。これから娘を殺して所持金を山分けと云う物騒な談合。
娘が眠っているとは云え、あんなに大きな声で悪巧みもないものだ。
今回はいちいちその辺が気になってしまった。

正月興行で漫談をやったら小三治に褒められたとのこと。
自分の言葉で喋っているからお客も喜んで笑ってくれたのだと。
そこがお前の良いところではあるが、だから落語が詰まらないのだとお説教。
落語の筋台詞は自分の言葉になっておらず、巧く演れてないと云うことらしい。
何となく、小三治会長の言っている事が分かるような気がした。
圓太郎は面白いのだが、圓太郎の落語が面白いと云うより圓太郎本人が面白い。
そう云うことなのだろう・・・。

はねてから副都心線で新宿三丁目。ゴールデン街今年初、ママの所へ顔を出す。
ご年配の先客がお一人。その後、別々にお二人が加わり男四人で囲炉裏を囲む。
古い作家や映画の話を色々聞かせて頂く。これが面白い。ママの店ならではだ。
やがてお三方とほぼ入れ違いで、新内のお師匠さんがお三味を抱えてお見えに。
ママに都都逸を教えて貰いたいとのこと。 これはいい所に立ち会った。
お二人でお三味を爪弾いて都都逸。傍らで熱燗のやりながらそれを聴いた。
そこまではいい感じだったが、気づけばいつの間にか若輩者の人生相談に。
なかなか辛口なアドバイスがお二人の口から告げられる。
少々ショボーンとなりつつそろそろ帰ろうかと云うタイミングでメール入電。
知人の訃報であった。帰り際に色々残念で、酔いざましに家まで歩いた。


  1. 2014/01/31(金) 15:23:33|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0
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そんな感じでまいります。

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