七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

そして父になる 於 目黒シネマ

観そびれていた二作品が二本立てで掛かる機会に恵まれた。
観る順番はテーマの重そうな方からにした。

出生時の取り違え。
六年間育てて来た子供が自分達の実の子ではなかった。

血は水より濃いだろうか。
成長すればその面影に実の親を見ることになるだろう。
性格はどうだろうか・・・育った環境にどこまで由るのだろう。
しかし一番可愛い盛りをかけがえのない時間として過ごした子。
その育てた子を簡単に交換出来るものなのか。

頭では理解しようと粛々と実子引き取りに努める二組の夫婦。
そして幼い子供たち。 大人の言う事を一生懸命受け止めようとする。


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©2013『そして父になる』製作委員会


子を持たぬ者としてどこまでその葛藤を理解出来たのか。
こればかりは如何ともし難い領域。

それでも穏やかな終わり方に少し心休まる気がした。

印象的だったのはキーマンとなる看護師の継子である長男。
彼のひと言が福山雅治君演じる主人公の胸に刺さったのではなかろうか。
あのひと言がこの作品のエッセンスを象徴していたように思う。

  1. 2014/05/04(日) 23:59:48|
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