七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

~五代目小さん十三回忌を偲ぶ公演~ 『 三人寄れば一門の知恵 』 小三治・小満ん・小里ん 三人会 於 イイノホール / 平成二六年五月一四日

つる / さん坊
不動坊 / 小里ん
猫の災難 / 小満ん

仲入り

出来心 / 小三治


イイノホールは久しぶり。 良いホールだ。
霞ヶ関駅から近いが大手町の乗り換えで沢山歩くので帳消しだ。

半月ぶりの落語会。
なかなか豪華な顔付け。
ベテランをたっぷり聴くのは久しぶりだ。
あまり気にせず取ったのだが、小さん十三回忌を偲ぶ公演だった。

小里んは「不動坊」。個人的にはちょっとかったるい噺。
余程波長が合わないと退屈する。今回も正直ほどほどであった。

小満んは「猫の災難」。これがこの日の一番であった。
小満ん演じる熊の酒の卑しさと云ったらなかなかのもの。
聴きながら何度もクスクスと笑ってしまった。
爆笑に次ぐ爆笑よりも、このクスクスの連続の方が満足度が高い。
二年と半年前に聴いた小三治も良かったが、それと並ぶ高座であった。

主任が小三治。
ほかの二師よりも長めのマクラで小さんとの思い出。
ボウリングの話で高田馬場駅前にボウリング場があったと。
小さんを連れ出したが口を挟むばかりで投げなかった。
負けず嫌いな師匠だったと遠い目。
早稲田ボウルだか早稲田ボウリングと言っていた。
駅前となると現BIGBOXのあたりだろうか。
今でもBIGBOXの中と駅の東側にシチズンボウルがある。
どちらかが話に出て来たボウリング場の名残なのだろうか。

根多は「出来心」。「花色木綿」の別名もある。
小さんは「出来心」で通し、別名を口にすると怒ったとか。
確かに噺の核は出来心についてだ。そちらの方が相応しいだろう。

なかなかしっとりとした良い芝居であった。
さん坊も頑張ったと思う。
やはりたまには小三治を聴きたい。
一度は聴いてみたい「欠伸指南」にもまだ中ったことがない。
いつかあの噺に巡り合えるのだろうか。
その日まで地道にテケツを確保し続けようと決意も新たにした夜であった。

因みに小さんの命日は公演日二日後、十六日だそうだ。
 
 
  1. 2014/05/15(木) 16:01:54|
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