七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『 圓太郎商店 独演その二〇 』 圓太郎独演会 於 池袋演芸場 / 平成二六年五月二三日

無限しりとり / ございます
一分茶番 / 圓太郎

仲入り

莨の火 / 圓太郎


武蔵浦和で十七時前に打合せが解散となった。
一度戻っていては間に合わないので池袋で途中下車。
駅構内の立喰い蕎麦屋で春菊天蕎麦を啜ってから演芸場へ。
早く着いたから固定席で好位置が確保出来るだろうと高を括っていた。
ところが入ってみると既に通路際の良い席は全部埋まっていた。
この時分でこの埋まり様かと、呆れてしまった。
ここのところ席の埋まる早さに追いつけなくなってきた。
結局、いつもの最後列の補助席に陣取った。

今回から木戸銭が上がった。
当日が二千円で予約が二千五百円になり、予約は着席を保証する。
圓太郎と演芸場である程度予約を取って、残りは立ち見覚悟という訳。
500円は大きいがこれからも予約で入るつもりである。

「一分茶番」は「権助芝居」の演題で馴染みがある。
いつも書いているが訛りの強い登場人物は好きでないが権助だけは別。
そのキャラクターに圓太郎の演技が加わると何とも云えずいい感じだ。

「莨の火」。初めて聴く噺、だと思う。
しかし莨の字はどこかで見た憶えがあるのだが、落語以外であろうか。
良い草とかいてタバコと読ませる漢字の妙に感心した記憶があるのだが。
池波小説あたりで触れたのかも知れない。

今回は二席でおまけは無かった。はねるのも少し早かった。
圓太郎はいつも熱演だから、この位で良い加減かも知れない。
たっぷり三席聴くと、ちょっと疲れる。

池袋から副都心線の急行に乗ると6分で新宿三丁目だ。
降りてから少し歩くがゴールデン街に行き易くなった。
久々にママの所で飲んだ。怪我をしてから初になる。
最初の入れ替わりで白人男女の三人連れがやって来た。
お一人がリピーターらしい。日本在住の米国人男性で日本語が流暢だ。
あとの二人は英国人の男女。こちらは旅行者で日本語は話せなかった。
無理に拙い英語は使わず、米国の彼に取り持って貰う。
初来日のお二人、旅の感想など遠慮なく訊いてみたりして打ち解けた。
やがてママがお三味を取り出して都都逸など聴かせる。
ママの飾らない嗜みが甚くお気に召したようであった。
箱根・京都・広島(宮島)あたりを回って来たようだが東京もひと味違う。
異国の旅人がママのお店のような所へ来て庶民文化を体験する。
そんな場面に立ち会えて、自分まで妙に嬉しいひと時であった。
 
 
  1. 2014/05/24(土) 23:59:30|
  2. 演芸など
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