七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

『スーパー8』 -SUPER 8-  於 新宿バルト9 シアター08

映画のジャンルでSFはかなり好きな方だ。

だが傑作の誉高い 「E.T.」 を観たことがない。 これからも観ないだろう。
これと云って理由があるわけではないが、ようするに食わず嫌いな映画の一本なのだ。

「スーパー8」 は 「E.T.」 をはじめスピルバーグへのオマージュがふんだんに盛り込まれているらしい。
しかし自分には当然分からない。 自転車が空でも飛べば分かり易いがそんなシーンは当然なかったし。
自分にとってのスピルバーグ作品は 「ジョーズ」 に尽きるのである。

むしろ 「スーパー8」 を観て思い出されたのは 「スタンド・バイ・ミー」 であった。
その思いを同じくする人も多いと思う。

そしてもうひとつは大映の 「大怪獣ガメラ」 シリーズ。
大人が怪獣とか異星人とかに右往左往している中で、
子供たちが豊かな想像力と逞しい決断力で突き進んで行く姿は、
「ガメラ対大悪獣ギロン」 に登場するアキオやトム、或いは
「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」 のマサオやジムがダブるのだった。
その点も含めてこの作品は全般にとてもノスタルジックな要素が多く、
観客の中でも4~50代のオジサン達の琴線に触れるツボが盛り沢山なのであった。


s8
(C)2011 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.



閑話休題。
このところ異星人とそのメカデザインがマンネリ化して来ているように思う。
「スター・ウォーズ」 の頃はもっと観ていて楽しい、バリエーションに富んだ創造性があったのに。
CG・VFXの高度化によって何でもありになった筈なのに、提示されるものが画一的になって来ているのが興味深い。
やはり創作活動においては、制約が厳しいほどクォリティが上がるのが歴史の常であり、理なのかも知れない。
 
 
  1. 2011/06/28(火) 11:52:11|
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