七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

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リトル・フォレスト 夏・秋 於 東劇

上映が一日一回なので厳しかった。上映最終日の前日に何とか滑り込む。

漫画が原作らしいが漫画を読まなくなって随分経つ。
今度またドラマがやるので 「深夜食堂」 を読破しようかと思ったりしているのだが。

ある村の山奥にある集落でほぼ自給自足な生活を送っている女の子の話。
物語は夏秋冬春の四部構成。季節毎に出来ていて今回は夏と秋が上映された。
冬と春は来年2月に上映予定。

女の子は20代前半くらいだろう。
幼少から母親と二人暮らし。料理や農作業は母から教わったり見て覚えた。
その母がふらりと家を出て行って五年経つ。今は一人で暮らしている。

季節の移ろいを綺麗な映像で見せる。そしてそこに立つキレイな女の子。
あまちゃんでもお馴染みの橋本愛ちゃんが主人公。

大抵の事は一人でやってしまう。特に料理は地産地消で何でも作る。
パンやジャム、甘酒などは朝飯前。岩魚も捌くし合鴨の解体までやってしまう。

淡々と描かれる山村の日常。所謂田舎暮らし。イメージでは憧れられる場所。
しかし実際の水田作業は大変。汗みどろになってアブにもやられる。
女の子はその生活を見事にこなして行く。それが簡単そうに見えるのが曲者。


261017
(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会


しかしそんな彼女も実はそこに身を沈めるのを躊躇っている。
結局集落に戻って来たけれど、一度は都会で彼氏と同棲した事もある。
トマトを露地栽培しているのは拘りだけが理由ではない。
ビニルハウスを建ててしまうと自分も完全に集落に根付いてしまう気がしている。
そこまでの覚悟はない。心は中途半端。土着になり切れない。
だから他の村人たちとの繋がりにも見えない距離感が漂っている。

作品は彼女の行動を映し続け、彼女のナレーションで農作業や料理の説明が延々続く。
その少しドライな感じが変にポエティックな演出より好感が持てる仕上がりに。
音楽もそれっぽく牧歌的とかではなく、スタイリッシュ。
全般にいかにもな感じがせず、なかなかシャープな作品だ。

現実社会との繋がりもきちんと描かれている。プロパンガスと電気と固定電話はある。
現金収入は近くのキャンプ場でたまにやるアルバイトで得ているようだ。
完全自給自足なんて生意気な設定ではない。この国でそれはリアリティないし。

冬・春編も楽しみだ。
いずれは全編通して観てみたい。BDが出たら買うと思う。
 
 
  1. 2014/10/17(金) 23:59:56|
  2. フォト・キネマ・アートとか
  3. | コメント:0
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