七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

定席寄席 十月中席 楽日 夜の部 於 鈴本演芸場 / 平成二六年一〇月二〇日

漫才 / ホンキートンク(途中から)

鈴ヶ森 / 喜多八
ロシアンブルー / 百栄


仲入り

紙切り / 正楽
時そば / 白酒
太神楽曲芸 / 和楽社中 
友引寄席 / 天どん


天どん初の主任興行。
顔付けも悪くなかったが、行かれそうな日に限って代演がいまいち。
週末には肝心な天どんが休演だったりで行きそびれていた。
千秋楽は月曜、迷ったが扇遊の代演に喜多八が入って弾みがついた。

18時に事務所を出て丁度喜多八の前に入ることが出来た。
もう少し早ければホンキートンクも最初から観られたようだ。
今回は天どん割引で木戸銭は2,500円。
平日週はじめ、自分が到着した時点で入りは多く見積もって三割方。
喜多八の前で席移動、上手の二列目端に落ち着いた。

何の偶然か喜多八は「鈴ヶ森」。
朝、この噺を思い出し痛々しくて好きじゃぁないと丁度思っていた矢先。

続けて百栄。「ロシアンブルー」は初聴き。
しかし喜多八から天どんまでの流れが面白い。
トリに向けて他の噺家が天どんを弄り倒す。
中席はずっとこんな感じだったのだろう。

正楽へのリクエストがあまり積極的ではなかった。
思い切ってお題を出してみようかと思ったが踏み切れなかった。残念。

白酒の「時そば」。過去にも一度聴いたくらいだ。
少し独自の運びもあってなかなか良かった。

和楽社中。和楽が亡くなって初めて観た。
小楽と和助の二人で演った。やはり寂しい。

天どんのトリ根多は新作であった。
初聴きの「友引寄席」。友引に休館の斎場が素人寄席をやると云う筋。
百栄の噺と呼応するものも感じたが意識しての事だったのか。
天どんらしい噺だったが、もっと面白く出来そうな設定に思えた。
千秋楽にこれを持ってきた心境は如何なるものだったのか。
何にせよ、ここで古典でなく新作を掛けたところが天どんの矜持だろう。

ちょっと食い足りなさが残った芝居であった。
その食い足りなさで今一度客が足を運ぶくらいが丁度いい。
そう言ったのは喜多八だったか白酒だったか・・・。
言い得て妙だと思いつつ追い出しを背に鈴本を後にした。
さて濃い兄さんに囲まれて、天どん主催の打ち上げはどうなっただろう。


  1. 2014/10/21(火) 12:18:37|
  2. 演芸など
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