七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先での徒然を。

小三治独演会 於 シアター1010 / 平成二七年五月一三日

道灌 / 三之助
かぼちゃ屋 / 小三治

仲入り

野ざらし / 小三治


千駄木で途中下車、谷中銀座で買物をしてから北千住へ。
どうも駅の案内板の出口番号が間違っている気がする。
疑って自分の思う方へ行ったら自分の判断が正しかった。
危うく反対方向へ歩かされるところだった。

会場入り。通路際だが二階席の最後列、高座から一番遠い席。
はねてから飲みに行く積りで夕食はお預け。
つなぎにゼリードリンクを持ち込んでいた。
開演までに三分の一くらい飲む。あとは仲入りに取っておこう。

二番太鼓が鳴っている最中に電話が着信。席を立って廊下へ。
仕事の電話、少し長くかかり太鼓が鳴り止んだ頃に席へ戻った。
座面の脇に置いておいたゼリードリンクが無い。
落したかと自席や前席の下を見まわしていると、隣席のご婦人が、
「前の回の人のゴミかと思って係りの人に渡してしまったの。」と。
あぁ、貴重な栄養源が・・・。悪気は無いのだから責められない。
が、ニコニコしながら構いませんよとは言えなかった。
極めて笑いの要素の少ない苦笑いを返すのが精々であった。

開口一番の三之助の途中で斜め前方のご婦人が席を立った。
やがて小三治が高座へ。 まくらを始めた頃合いで戻って来た。
ご婦人の席は通路から三番目、ふたり邪魔しないと戻れない。
それを気にしてか、階段通路に座り込んだ。
通路際の自分から妙に近い位置におばさんの気配。
これがなかなか煩わしい。
隣席は気にならないが通路に人がいるとこうも居心地の悪いものか。
このまま仲入りまで居座られたら嫌だなと、新たなトラブルに閉口。
ところがそのご婦人、小三治が「かぼちゃ屋」を始めると立ち上がった。
なんと落語が始まってから席へ戻って行く。まくらと落語の逆転である。

仲入り後、二席目は「野ざらし」。
これが時間厳守なのか、20時半を目処に途中でサゲてしまった。
丁度、八っぁんが鉤を鼻に引っ掛けて短気をおこし仕掛けを切るあたり。
噺としては半分くらいのところか。「かぼちゃ屋」も長い噺ではない。
今回はどうも落語の “ 薄い ” 芝居であった。

小三治独演は他の落語会と少々客層が違う。
まくらで師の日常に起きたよしなしごとを聴くのが楽しい人々。
落語が物足りないと云う向きとどちらが多いか。
たまにしか行かずにたっぷり聴かせろと云うのは虫のいい話か・・・。
 
 
  1. 2015/05/14(木) 17:30:04|
  2. 演芸など
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