七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

別荘釣行 其の弐 その落とし穴 -my home game '11 #2-

用事が二三あったのを言い訳に日曜から水曜まで蓼科を拠点に信州をウロウロして来た。

日曜は午後遅くに出発、到着は18時半頃。風呂は温泉で済ませ、一杯やりつつ明日の仕掛けを準備して就寝。

月曜は例によって少し寝坊、ゆっくり行動開始で入渓は7時前。
エリアは今季初釣行だったレンジの残り。5月26日に脱渓した場所から入って上流の堰堤下まで。
最初のキャッチは意外にもカジカ(ゴリ)、10㎝くらいか。
唐揚げにしたら美味そうなサイズだったが、さすがにリリース。
本命は0754時に8寸のアマゴがヒット。なかなかキレイ。
引きが弱かったのでもっと小さいかと思いきや、竿を立てると大きく撓って弧をつくったので少し驚いたくらいだ。
今季はまだ釣果を一度も自分の腹に納めていないので、これを頂戴することに。

1時間ほど釣ってから早めに8寸の腸抜きの処理をしたところ、中から鮮やかな緑色の虫が出て来た。
ブナ虫。 マスターが渓魚の大好物と言っていた虫、他にも消化過程のブナ虫が2匹ほど出て来た。
そこでこの原形を留めたブナ虫を針につけてみたところ抜群の反応。 ほぼ10分おきに魚が食いついて来た。
今まで川虫やキジに頼って来たが、これからは陸棲昆虫(幼虫)にも目を配ってみようと思わせる結果となった。


230725-1
八寸 雨女魚


結局8尾をあげたうち、手返しに忙しくて気付かなかったが後になってみると1尾ニジマスが混じっていた。
この川で5年釣っているが、気付いたのは初めてだ。 小さいやつは注意散漫だと山女魚と見誤る。
たまに魚を見誤るのでひょっとしたら今までも混じっていたのかも知れない。
ニジマスは外来魚、ちょっと自分の中では偏見がある。見た目も好きではないし・・・ごめんニジマス。
(前回の記録写真を再チェックしたところ、2尾はニジマスの幼魚であった。知らぬが仏である。)
(8/1追記:マスターに確認したところ、ヤマメとニジマスの交雑種であろうとこのこと。尻尾の黒班が特徴。)

10時過ぎには堰堤下まで到達。 最後にここで勝負と竿を出すこと数回、当たりに竿を立てると意外に強い引き。
慎重に膝を折り腕を畳むと目測7寸のイワナが跳ね上がった。
最後の釣果には申し分ないと心のなかで快哉したが、次の瞬間竿が一気に短く畳んでしまった。
一瞬、何が起きたのか分からず手探りすると、なんと竿の下栓が外れて竿が底抜けしているではないか。
スルスルと短くなった竿に仕掛けは水没、イワナは水中へドボン。 しかし竿を流しては大変とこちらはあたふた。
下栓は流れて行ってしまったが竿は全節無事であることを確認、すぐさま糸を手繰ったが仕掛けは切られていた。
痛恨のミス! 暫し呆然、そして意味もなく周囲をキョロキョロ見回している自分にいつしか笑ってしまう。
普段は釣りながらネジ式の下栓の緩みを確かめるが、この日は順調に釣れるばかりそちらが疎かになってしまった。
結局、魚と部品を流して、好調だった釣行の最後はトホホな気分で納竿することに。
気になるのは逃げたイワナのこと。 針をつけたままだ。 生き延びられるか・・・ゴメンよ。
前回の遭難一歩手前騒ぎと云い、少々綾がつく釣行が連続してしまい、若干気分も落ち気味になる。
それでも釣り終えて、今季初めて釣果を自分の身体に取り込み、少しは川に馴染んだのではと思い込んだのであった。
午後からは用事で大町へ足を伸ばし、諏訪周辺で寄り道しつつ夜に帰還。翌朝は休釣日と決めて夜を更かした。


230725-2
左上:カジカ(ゴリ)  右上:ブナ虫(アマゴの腹より)
左下:今季初、自分の腹へ  右下:ニジマス


明けて火曜は最近の溜まった疲れが一気に出たのか体調が優れず。 頭や鳩尾、身体の節々の痛みに動くのが億劫に。
東京で品薄の扇風機を買いに町へ下りた他はのんびりと別荘で休息して過ごした。
水曜早朝に今一度入渓するつもりでいたものの、やはり鳩尾の痛みが強く断念。
大人しく陸上任務を果たした後に、あちこち寄り道しながら帰京の途についたのだった。



今回のツーリング <期間:4日>

  走行距離:748㎞       走行時間:15時間03分
  平均時速:49.70㎞/h   平均燃費:13.1㎞/L

 
  1. 2011/07/28(木) 13:22:10|
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