七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

『 人形町噺し問屋その65 』 兼好独演会 於 日本橋劇場 / 平成二八年九月二三日

黄金の大黒 / けん玉
王子の狐 / 兼好

仲入り

紙切り / 花
死神 / 兼好


兼好の「死神」のサゲが腑に落ちない。
愛想をつかして出て行った女房が再び登場し浮世を嘆く。
そこからサゲへと進むのだが、子供はどうしたと思う運びだ。
夫を見限って一緒に連れて出た子供の影が感じられない。
愛しい子はどうしてしまったのか。
女房が出て来てサゲまではあっという間。
あれこれ推考する間もなく幕は下りてしまった。
矛盾や流れと違う運びが出てくると、笑いよりそちらが先に立つ。
馬鹿馬鹿しい噺でも筋が通っていないと気持ちが悪い。
あの終盤が気になったのは自分だけだろうか。
きっと少なからず引っかかった人が居たであろう。と思いたい。
普段は一人で聴く落語が気軽で良いが、こう云う時は連れが居ればと思う。
俺はこう思ったが君はどうだと問うてみたい。

(2017.05.25記述)
 
 
 
  1. 2016/09/23(金) 23:59:25|
  2. 演芸など
  3. | コメント:0
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